『素人"こども"食堂 vol.1』 を開催しました!
素人"こども"食堂vol.1のテーマは”味覚”のレッスン。
今回は10歳から3歳まで幅広い年齢のお子さんが参加して下さりました。
全員の集中力が凄く、1時間半のレッスンをちゃんと受けてくれた事に感動。そして、既に「5味」を理解している事に驚愕。
味を学ぶ環境をしっかりとご家庭で作っていらっしゃるのだろうなぁ…と思いながら画面を見つめていました❤️
くぅ〜…皆のシェフ帽姿が可愛すぎる…
以下、先生を努めて下さった、イタリア料理研究家 板倉 布左子先生からのメッセージです。
************************************************************
よく、
「好き嫌いしないで食べないとだめだよ〜」
というフレーズを学校でも家でも聞くと思いますが、
それ、子供からすると、
「なんで?」
と思うわけです。
味覚のレッスンはそれをわかりやすく説明する内容となっています。
いろいろなものを食べることで刺激を受け、それが脳の発達を促す。
細胞が繊細でどんどん発育している子供のうちにたくさん刺激をあたえることが子供の成長を助けるのだそう。
だから、好き嫌いなく、いろいろなものを食べないといけないのです。
味の濃いものを食べさせることではなく、5味を感じられる食べ物を食べること。
苦い、酸っぱい、しょっぱい、あまい、うまみを察知することが刺激となり、脳を活性化してくれます。
更に補足すると、「食べる」という行為には、
「おいしそう!」(視覚)
「焼肉じゅーじゅー」(聴覚)
「調理や、お箸を使うこと」(触覚)
「いいにおい!」(嗅覚)
も付随してくるわけで、食べることは栄養面だけでなく色々なアプローチで脳の発達に役立ってくれるのです。
味覚の授業をするたびに、実は大人に一番ズキューンとくる授業じゃないかと思っているのです。
食べることはお腹を満腹にしてくれるだけじゃないんですよね。
今回、対象年齢が少し低めの設定でしたので、この5味を感じることの重要性を素人食堂さんチームが子供にわかりやすく、そして飽きさせないよう壮大な創意工夫をしてくださり、ふさこ先生は子供たちが準備ができたときに「まるぅ〜」とモニター越しに手で円を作ってくれる姿に、ただただモエておりました。
今回は「味の相乗効果実験」も取り入れたのですが、
子供の方が確実に敏感にその違いを感じることができていました。
5味のレッスンが終わった後、その5味セットを使ったピザトースト作りでは、「これは酸っぱいでしょ〜」「これはしょっぱいでしょ〜と」いいながら混ぜていく姿に嬉しくなりながら、子供のうちに味覚の授業を体験する重要性を再認識感いたしました。
中華の先生みたいになってますが、コック帽も導入!
いつでもどこでもかぶります!
************************************************************
布左子先生、素敵なレッスンを本当にありがとうございました。
非常に分かりやすいレッスンでした。
次回は野菜の収穫を交えながらレッスンをやりたいと思っております。
素人"こども"食堂、引き続き乞うご期待です!
素人食堂
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?