言葉が話せないまま海外に駐在して困ったこと(子育て)
私は会社の異動で台湾に駐在することになりました。言葉や文化も違う中で楽しい思い出もたくさんありましたが、中には不安でドキドキすることもありました。
今回は、エピソードを一つ紹介します。
子どもが突然の高熱、どうしましょう?!
台湾に駐在して1年以内のときに、子どもが1歳くらいの頃に、夜中、急に発熱しました。しばらく様子を見ていましたが、39.5度くらいになると不安になってきます。一人目の子育てで、かつ、初めての高熱だったのでどうすれば良いかわからず、夜間の救急病院に行くことにしました。
救急医療外来に行くしかない
外国人向けの病院の場所はわかっていたので、夜中、タクシーに乗って向かいました。
ただ、ここであることに気付きました。
「病院に行っても中国語がわからないので診断結果が分からないな!!」
でも、子どもは高熱が出ているので病院に行くしかありません。
※平日の普段の診療時間であれば、事前予約をしている場合は通訳の方が対応してくれます。
医師の診断が分からない
病院に着いて受付を済ませて、診断してもらいました。当然ですが、日本語は通じず、会話は中国語と補足程度の英語になります。
診断してもらって結果を説明してもらいましたが、詳細はさっぱりわかりません。
ただ、詳細は分からないものの、「なんとなく大丈夫そう」なことは分かりました。(大丈夫そうと解釈していますが、本当は危ない状況だったのかもしれません…)
医者から伝えられた診断は主に以下のような内容と推測しました。
薬を飲めば熱は下がる
今晩は熱の状況を見ておく必要があり、念のため病院に泊まるか/家で様子を見るかを決めてほしい。
熱が下がらない場合はまた病院来て
私の推測が合っているかわかりませんが、このような内容と理解して、一安心しました。
薬の説明は紙に書いて何度も確認した
症状は推測してなんとなく聞いていましたが、薬の説明/飲み方は紙に書いて何度も確認しました。
その時は坐薬をもらいましたが、一日に何回必要なのか?量は?を、間違いがないように確認しました。
診断結果がよくわからなくても、薬の飲み方さえ間違えずに理解できれば、死ぬことは無いだろうなと考えていたからです。
夜中に子どもが発熱してから病院に行って、薬も無事に受け取り、とても長く感じられた一日が終わりました。
もしものためにも、現地の言葉(中国語)の習得は大切だと改めて感じた一日
いまでは笑い話にできますが、当時はとても不安になりました。
それまでは、仕事のために中国語を習得することを目標に勉強していましたが、家族の安全を守るためにも語学は必要だと感じました。
海外に住むといろいろなトラブルも発生しますので、もしものためにも現地語を習得することは必要ですね。
※あのとき高熱が出た子どもは、いまでは元気に過ごしていますので、私の推測や薬の理解は間違いなかったはずです🙆♂️
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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