暗号資産のデュアル投資について
こんにちわ、shirosekaiです。
最近入り浸っているオープンチャットグループで盛んに議論をされているデュアル投資について自分の理解を深めるためにまとめてみようと思います。
デュアル投資とは・・・
暗号資産取引所が提供する資産運用サービスです。
暗号資産の短期的な価格変動を予測し、ステーキング報酬をもらえます。
デュアル投資が出来る取引所は色々ありそうですが、今回はその中の一つのBitgetを例にお話したいと思います。
デュアル投資が出来る取引所で扱われている暗号資産なら出来ると思うので自分に合った銘柄で機会があれば挑戦してみてもいいかもしれません。
どんな人に向いているか?
①USDTまたは暗号資産で利回りを受け取りたい人
①暗号資産の現物を持っていてガチホしたいが、ただ持っているだけより金利を得たい人
②暗号資産を買いたいけどできれば安く買いたい人
③暗号資産をなるべく高く売りたい人
④暗号資産で含み損を抱えているが損切りしたくないのでとりあえず保有による金利を得たい人
等が考えられます。
デュアル投資の仕組み
デュアル投資には2つのやり方があります。
一つは安値買い、もう一つは高値売りです。
違いは初めに預けるのが何かの違いで、安値買いの場合はUSDTを預ける、高値売りは現物を預けます。
どちらも目標価格を設定して、決済時点での価格が目標価格を上回ればUSDTと金利のUSDT、下回れば暗号資産の現物と金利分の暗号資産現物が貰えることになります。(図1)
まずは安値買いから。
手順は
①持っているUSDTを預ける
②選んだ暗号資産の目標価格を設定
③決済日を待つ
これだけ。
例としてBTCを選びます。
目標価格とは決済日時点での価格がどのくらいかってのを予想したものとなります。
安値買いは現物をなるべく安く買いたいので現在価格より安く目標価格を設定します。
目標価格が開始時点の価格より近いほど金利が高く、遠いほど金利が低くなります。(図2)
$70297のBTCを「その日にこの価格でなら買うよ」って言ってUSDTを預けるイメージですね。
決済日を仮に2日にすると、$70000を目標価格に設定すると年利280%の金利がもらえます。$69000に設定すれば135.86%と言った感じ。
BTCを買ってしまってもいいよって方は価格が近めで金利が高いところを狙ってもいいし、出来れば買いたくないから金利が低めでもなるべく安い価格に目標設定をしてもいいです。最悪買えてしまったら安く買えたってことになります。そこは戦略次第。
決済日にBTCの価格が目標価格より上であれば、買えないので預けたUSDT+金利のUSDTがもらえます。
図2の状況で考えた時、現在値$70290、目標価格を$70000と設定、USDTを$10000預けると仮定すると・・・
決済日のBTCの価格が$70000より上だった場合、BTCは買えず、
$10000×2.80×2/365=$153.42…、約2日で$153もらえる計算になります。
決済日のBTCの価格が$70000より下だった場合は$70000でBTCを購入できる上に、金利として
10000/70000×(1∔2.80×2/360)=0.0030…BTCが貰えることになります。
・・・ちょっとややこしいですね。
つまり「その日になったら$70000で買うよ!」って言ってUSDTを預けると・・・
●決済日の時点でBTCの価格が$70000より高ければBTCを買えずステーキングの金利分のUSDTをもらえる
●決済日の時点でBTCの価格が$70000より安ければBTCを$70000で買えて、金利分のBTCが貰える
ってことになります。
仮にBTCが暴落して$60000になったとしても$70000で買うので損したなって感じはあります。
その場合、後述する高値売りで買値以上に目標価格を設定してデュアル投資をすれば時間をかければリカバリーする可能性が高いと思います。どんどん下がれば辛いですが···
次に高値売り。
手順は
①持っている暗号資産を預ける
②目標価格を設定
③決済日を待つ
これだけ。
ここでもBTCを例にします。
図3は現在(2024/3/27/16:10)の高値売りの金利です。
現在値$70270のBTCに対して$70500を目標価格に設定すると年利321%の日割りの金利が貰えます。
高値売りも決済日時点での目標価格が上か下かで変わります。
現在BTCが$70270に対し、普通は高く売りたいので現在値より高く設定します。
仮に売ってしまっても良ければ売りたい価格を目標価格にして売却した分のUSDTと金利のUSDTをもらうのも良し、なるべく売りたくなくて金利分の暗号資産だけもらいたいなら高めに目標価格を設定してもいいです。仮に売れてしまっても目標価格を買値より高く設定していれば儲かることになります。
高値買いでも、決済日時点で目標価格よりBTCの価格が高ければ目標価格で売却されUSDTと金利のUSDT、BTCの価格が低ければ売却されずBTC現物と金利分のBTCが貰えます。
仮に決済日に$80000になっても目標価格を$72000と設定していれば$72000で売らなければいけないので損した気分にはなりますが、買値より高い額を目標設定にしていれば利確できたことになるので「頭と尻尾はくれてやれ」と考えることにしましょう。
その後、安値買いで安く買い戻すも良し、金利でUSDTを増やすも良しです。
説明が下手で上手くまとめらえているかわかりませんがデュアル投資をざっとまとめてみました。
相場の状況次第では結果的にBTCを安く売ってしまったり、高く買ってしまったりと言う事が起こり得ますので元本保証ではないのでそこは注意が必要です。
ただ逆でデュアル投資を続ければ長期的には資産を増やすことも可能と考えられます。
それ以外のリスクとしては取引所の破綻位だと思います。
現物を万が一にも売りたくない、買いたくない人には向かない方法かと思います。逆に、最悪売ってしまってもいいかな、買ってガチホしちゃってもいいかなって人には選択肢の一つとなると思います。
今回はBitgetでのデュアル投資を例にしましたが、Bybitではもう少し取り扱い銘柄の種類が多いかもしれません(図4)。その代わりBitgetは決済日までの期間が30日まで選べますが、Bybitは5日間までしかないなど、各取引所でそれぞれ特徴があるので色々比較するといいかもしれませんね。
まだまだワイも勉強中なので分かりにくい点や間違った点があるかもしれないのでもし間違い等、指摘あれば教えて頂ければ幸いです。
ではまた。
※投資は自己責任です。余剰資金でやりましょう
●Bitgetの招待リンク
●Bybitの招待リンク
https://www.bybit.com/invite?ref=1O8B3L
●Bybit紹介コード
1O8B3L
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