【ラグナロクオリジン】18年ぶりにラグナロクの世界に行ってみた【4日やった感想】

【はじめに】

6/28、ラグナロクオリジン（以下ラグオリ）の日本版が正式リリースされました。
公式サイト：https://ragnarokorigin.gungho.jp

自分は本家ラグナロクオンライン（以下本家）を、稼働直後から1年弱遊んでいたことがあるのですが、それ以降ROシリーズには全く触れてなかったので、約18年ぶり（18年……！）のプレイになります。
MMORPGは時間が無限に吸われてしまうので避けていたのですが、最近特にやりたいゲームもないしな……ということでインストールしてしまいました。

【うちの子について】

4日間でレベル47（たぶんこの記事を下書きした時点でのサーバー内最高レベルは49か50だと思う）になる程度には遊んだので、以下感想を書いていこうかなと思います。

【良いと思った点】

・キャラクターがかわいい
2.5Dのグラフィックなのでキャラクターも3頭身でかわいいです。本家をほぼ踏襲してます。
自分はグラフィックが好きで本家をプレイしていたので、その辺りが変わってないのは嬉しい要素でした。

・原作と同じ世界が舞台なので懐かしさを感じる
街はもちろん、モンスターの出現位置も本家とほぼ変わってないと思います。
本家にはあるけどラグオリには未実装の地域もいつか実装されるといいな……。

・後発組に優しい措置がある
キャラクターのレベルとは別にサーバーレベルというものが存在しており、サーバーレベルより自分のレベルの方が低いと経験値ボーナスがもらえます。
さらにレベルキャップ制度もあり、先発組が1日でめちゃくちゃレベルを上げることはできなくなっています。
いつ始めても先発組にある程度追いつける要素があると、後発組は入ってきやすいと思うので、自分はメリットに感じています。

・マルチプレイ推奨のイベントが多め
この点については賛否両論だとは思いますが、これによってパーティーを組むことの敷居がかなり低くなっているので、多人数参加型のMMORPGとしては良いことだと感じています。
逆に一生ソロでやりたい方には不向きかもしれません。

【悪いと思った点】

・モンスターからのアイテムドロップ率が低すぎる
装備強化については「モンスターからレア装備を集める→同じくモンスターからドロップするカードを挿したり、鉱石で鍛えたりして強化していく」という流れが基本です。
本家のレア装備のドロップ率はだいたい2,000分の1くらいだったと思うのですが、ラグオリではどうでもいい装備のドロップ率が4,000分の1、有用な装備だと88,000〜126,000分の1程度らしいです。
つまり確率的には100,000匹倒してやっと1個出るか出ないかですね。

カードのドロップ率も本家は5,000分の1とか10,000分の1くらいだったと思うのですが、ラグオリは一番確率が高いモンスターで27,000分の1程度、さらに有用なレアカードだと250,000〜1,500,000分の1くらいの確率らしいです。いや150万て。
（※ドロップ率については韓国版での情報なので、日本版がこの通りかは分かりません）

・ドロップ率が低すぎるのに1日3時間しか狩りができない
じゃあ150万匹狩れば良いのでは？と思うかもしれませんが、なんと1日180分までしか狩りが出来ません。
180分を超えて狩りをしても経験値はもらえないし、アイテムもドロップしないのです。
正確には「経験値もアイテムももらえる狩り120分」＋「経験値はもらえないけどアイテムドロップ率2倍の狩り60分」なので、実質4時間分狩りが出来ることにはなります。
1秒に1匹狩れるモンスターと戦えば、単純計算すると1日で14,400回分のドロップチャンスがありますが、
ドロップ率が本当に150万分の1だと、確率だけで言えば結局まるまる3ヶ月続けて1個ドロップするかしないかです。辛すぎる。

・好きなタイミングでできないイベントがある
例えば火・木・土曜にギルド集会という経験値やアイテムがもらえるイベントがあるのですが、開催時間は21:00〜21:20の20分間だけです。
つまり仕事の都合等でこの時間にログインできない人は、いつまでもこのイベントに参加できないのです。
攻略に必須のイベントではないとはいえ、これはちょっとな……と思ってしまいました。

【終わりに】

他のプレイヤーとコミュニケーションをとるゲームとしては高評価ですが、狩りの楽しみがかなり薄いな、と感じています。少なくともソロを貫こうとすると楽しめないと思います。
前述の装備やカードについては課金である程度補えるので、強くなりたければ札束で殴れ！ということなのでしょうが、MMO"RPG"と銘打つのであればもう少し狩りを楽しめる要素が欲しいな、と感じました。

以上です。ここまで読んでいただきありがとうございました！