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オースキーパーのスチューワート・ローズ、レイ・エップスとBLMメンバーのサリバンが裁判に招集

2021年の1月6日はいわゆるキャピタル乱入の日である。

「バイデンが選挙を盗んだと信じたトランプサポーターが国会議事堂(キャピタルヒル)のバリケードを破って乱入して、議員たちに暴力的に選挙結果の承認をするのを阻止を試みた!!!」

これが、主流メディアが語る”真実”である。


しかし、裁判で結果がでるまでは”真実”は確定していない。


そもそも国会警察が厳重な警備をしているなか、丸腰のトランプさぽが本当に乱入なんてできるのか?と常識を働かせると、なんかおかしいのが本件である。

ケリー・メッグスKelly Meggs氏は保守派の政治グループであるオースキーパーズ(Oath keepers)の一員であり、国会内に乱入した罪で逮捕され、裁判中である。

ケリー・メッグスの弁護士は、弁護のためには彼に着せられた罪は、他の人物が行ったことを証明するのが近道と考えたようで、オースキーパーズのリーダーであるステュワート・ローズ氏と、彼の側近でありアリゾナ州支部長も務めたレイ・エップス氏の二人のオースキーパー重役と、ジョン・サリバンというBlack Lives Matter(BLM)とアンティファに所属しながら1月6日当日はMAGA帽被りトランプサポーターの変装をしつつ国会内に乱入した人物を証人として、裁判へ証人喚問した。

そうです。あのレイ・エップスです。


ステュワート・ローズは、リーダーを務めるオースキーパーズが国会乱入を先導することに関与が疑われる中FBIからはなぜかお咎め無しである。そしてレイ・エップスは、当日と全日にトランプサポーターに国会乱入しようぜーとけしかけている映像が多数ツイッターなどのソーシャルメディアに投稿されており、扇動の実行犯である疑いの高い人物であるが、FBIは彼もお咎め無しで来ている。

ジョン・サリバンはトランプさぽに変装し、一緒に国会乱入してとった映像をメディア等に販売して利益を得たが、後に利益を返却させられている。つまり、変装したことも、乱入したことも、お金目当てだったことも既知の事実のようだ。

このようなかなり証明可能な事実が積み重なっていても、成り行きで一緒に入ってしまった本物のトランプサポーターだけが逮捕されて、いまだにひどい環境で牢屋に閉じ込められて面会なども拒否されているのが現状だ。

弁護士のジョン・モーズリー氏はこう主張する

“My client, and the majority of January 6 defendants, are alleged to have done what we all saw Ray Epps do on video,” said Moseley.
私のクライエントや、その他大多数の1月6日乱入容疑者は、まさにレイ・エップスがビデオでしていることについて容疑をかけられている。

“The government is going to have to respond to this fact.”
政府はこの事実について返答をすべきだ。

うーむ、正論。

トランプサポーターたちにとっては不満いっぱいの2021年はギレイン・マクスウェルの有罪判決で幕を下ろしたが、そこから漸くちょっとまともになってきたか???👀

レイ・エップスやスチューワート・ローズが逮捕されない理由として最も理に適っているのは、彼らがFBIの内部情報提供者である可能性だ。

FBIはテロ組織などに潜入して情報を得ることがよくある。その場合、犯罪に成り行き上加担してしまうこともあるが、任務の遂行上止む終えないので犯罪は不問にする事前の同意があるものだ。

その辺りが、この裁判で明らかになるかというと期待しすぎだろうけど、そのヒントくらいは出てきそうな感じ。

本記事はWTM日本語訳版の上の投稿からの紹介です。



なぜ国会警察の厳重警備をかいくぐってトランプサポーターが押し寄せることが出来たか疑問に思った方は、パトリック・バーンが書いた手記がオススメです。


今回の裁判で明らかになることは、連邦議会下院で進められている1月6日委員会での調査にも波及することが必至。少なくとも少数の共和党員が追求するだろう。

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