ジョージ・ソロスのインドでの御活躍を讃える記事への補足
扉絵はすべての仕事が終わり感動の涙を流しているジョージ・ソロスです。
熊おうさんが書いたこちらの記事を読んでいて、なんか難しいのうと思って調べたりしたので覚書程度の省エネ記事です。
こちらでざっと俯瞰的な解説を入れますので、それを頭に入れてから熊おうさんの記事にいくと読みやすいと思います。
ソロスのやり方は各国でほぼ同じパターンだなと感じますが、インドのこれはいい例じゃないかと思いますので一読をオススメです。
こちらが元ネタのOpIndiaのツイートです。
さて最初の方1)から4)までに出てくるラファールディールとはなんぞや?と思ったのですが、ラファールとはフランス製の戦闘機のようです。
そしてSCという略語がOpIndiaのツイートにも説明なしでどんとでてくるのですが、しろのの推測では最高裁Supreme Courtのことでしょう。
こちらの記事には
てな感じでラウール・ガンディー元議長と野党が、モディ首相と与党バラティヤ・ジャナタ党が推進しているフランス製戦闘機の取引が詐欺だと主張していたらしいです。それがインド最高裁で全却下になりバラティヤ・ジャナタ党は謝罪を要求していたという状況。
つまり言いがかりだったっぽいですな。
なんで野党がそんな無理攻めをしているかというと、どうやらインドで扇動法の推進が進行していたらしく、それを止めたいNGOたちがなんとかして与党の支持を削りたいという感じのように見えました。
Sedition、扇動罪というのは確かに難しいものですね。ジャーナリストが政府を批判したら民衆が怒って市庁舎を焼き討ちしたらこれは扇動だったのか?となります。政府がなにが扇動でなにが扇動じゃないか一存で決めれるとなると言論の自由が死にます。難しいですが、だからこそNGOなどの政治活動が行き過ぎて政府転覆を狙う海外勢力からの資金援助でなんでもし放題になるとこれまた国家安全保障に関わります。
ジョージ・ソロスが扇動罪の強化に反対してNGOを総動員しているのをみると国家安全保障に関わる気が満々なソロスがやべ、モディのやろう歯向かう気かよと応戦しているのでしょうね。
5)ー7)でソロスがモディを名指しで退位させると言っているのがこれでわかります
8)からは宗教が多彩なインド事情を利用して、イスラム教とヒンドゥー教を対立させてやろうという魂胆ですね。
11)からは米国がインドの内政に干渉するべきだという流れをソロスがむりくり作ろうとしているのがわかります。14)では議会も買収してあるみたいで米国に干渉を求めていたりします。
13)は典型的ですな。格付けランキングを保有しておいてイメージダウンしたいときに使用してくるのはよくあるパターンですね。
17)にあるペガサス疑惑というのはスノーデンwwも指摘しているスマートフォンに感染し乗っ取るスパイウェアのようです。
それ以後によく登場するV-demというのは
なんかスエーデンにある団体で民主化に関するヘンテコな報告書をだして提言しているようなところらしいです。勿論ソロスが資金提供していて、インドの民主主義の指数はタリバン支配下のアフガニスタンよりも下だ!!とかいちゃもんをつけて、民衆のモディ首相への支持率へ打撃を与えたいのでしょうね。
まあ、ありとあらゆるところに金をばらまいて対立させて、気に入らない勢力を弱体化させるように国民を操作していく。これがソロスですね。
インドの例はまったく知らなかったので勉強になりましたが、本当にワンパターンですね。
Qを知ってからいろんな米国内での例を見てきましたが、同じです。