それでは元気よく後編をやっていきましょう。
この記事を読み込んでいく後編です。
モタモタしていると判決が出かねません。この訴訟の足は早いですなぁ。
おさらい
マリコーパ郡で登録記録にある署名と、投票用紙の署名を比べる32名のマリコーパ郡選管スタッフから3名が内部告発者として名乗り出てカーリ・レイク側の証人になっているのでしたね。
投票所の混乱
マリコーパ郡だけでも投票所が223ヶ所もあり、その59%で投票用紙のプリンターや、集計マシンに異常があり、投票所は長蛇の列で混乱がおこって投票が遅延したり、不可能になったのでした。
事前に投票されている郵送投票に関しては開票作業を延々としますが、当日投票は8時までで締め切るのですから、牛歩戦術で投票できる人を減らしに来たわけですね。
圧倒的な証人の数
弁護士12名と、221人の投票所スタッフ、監視員、有権者がこれらの混乱について証人となってレイクの裁判に参加しています。
これら証人の多くは選挙スタッフだったりボランティアの皆さんです。
これが参加することの意義なのですね。投票することは一つの行動。でも選挙スタッフになったりボランティアをしたりという方法でも国政に影響をもたらせるのですね。
まさにマイケル・フリンがいう「Local action = National impact」です。
マリコーパ郡選管の上部の報告書を論破
ちょいと飛ばしてこちら
BOSはBoard of Supervisorsでしょう。マリコーパ郡選管の上部です。そのBOSが投票所の行列は言われているほど長くなかったし、投票時間も悪くなかったと報告書をだしているのを、完全に論破する一次証言、証拠を提出していると。
少なくとも16ヶ所の投票所ではあまりにもながい行列と待ち時間が記録されているのをデータを示して論破。
とある協会を会場にした投票所では集計マシンのすべてが故障し、別会場へ誘導されたのに、BOSの報告書では省かれていたと。
BOSは臭いものにはフタをしろ!!でガン無視していると証明してみせます。裁判官への印象悪そうですねー、こういうの。
混乱により1万5千人から2万9千人ほどの共和党支持者の公民権行使が阻止されたと結論。
政府の検閲はいけないと思います!
バイデン政権をミズーリ州とルイジアナ州が相手取って、ソーシャルメディアを活用した政府による検閲の阻止、停止を求めた裁判の進行で、ホッブズとリッチャーがTwitterやフェイスブックを介した不正選挙の情報拡散阻止に関わっていることが発見されていて、これも追い風になっていると。
投票マシンの一斉の故障は意図的だ馬鹿野郎
ここがすごい。レイク側は、投票日当日の混乱は意図的であると結論しています。なぜなら投票マシンの状態は前日まで完璧であった監査結果があるからです。アレほど多くの故障が同時に突然起こるのは意図的であるとしか説明不可能という論法です。
これは技術者の証言が傍証します。
10年近く、投票マシンの検査・承認に関わってきたクレイ・パリクさん。
合計30万票ほどがテキトーに扱われて、選挙スタッフが各ステップですべき責任の移動を記録する署名(Chain-of-Custody)がない状態のものがあるために選挙結果は不透明であると主張。
この数字はランベックからの内部告発者の女性の証言。そしてマリコーパ郡は投票日前投票に何票あったのかとの質問に答えることができずにランベックに問い合わせなければなかったという事実が、Chain-of-Custodyが保たれていない証拠であるとも指摘。
おいBOS、Chain-of-Custodyはどこだ
そしてここが重要。
この内部告発者の証言がどうやって正しいか分かるのかというと、マリコーパ郡が提出しなかったデータ(できなかった部分)と辻褄が合うからというわけです。
どういうことかというとChain-of-Custodyが保たれていればすべての投票にたくさんの完全な記録が伴っているのですが、投票日の夜に搬入された298942枚の投票用紙は、目撃証言によると定形用紙への記録なしでコンテナからだされており、
12月6日にレイク側がChain-of-Custodyの記録を要求したところ、マリコーパ郡選管が1149の文書を提出してきましたが、投票日当日にドロップボックス(無人投票箱)から搬入された投票用紙に対応する記録が皆無だったから。
ばばーーーん。BOOM。GAME OVERだろこれ。違法だよ。牢獄行き。
ヌンチャクマンの偉業
2021年、ブルノビッチ州司法長官(a.k.a.ヌンチャクマン、ハッタリやろう)は、マリコーパ郡選管に違法行為があったことを指摘して、強い言葉で警告していた。そして、警告だけですんだので2022年にマリコーパBOSは違法行為を繰り返した。警告だけでは何も止められないのです。当たり前。
政府が脅迫とかいけないと思います
言葉だけのブルノビッチアリゾナ州司法長官とは対象的にケイティ・ホッブズアリゾナ州州務長官はBOSの職員たちを命令どおりに対処しないと逮捕すると脅迫していた。
WTMのまとめでやりましたねー。そんな事もありました。
これもChain-of-Custodyがなく、有権者の人口が2万5千人ほど増えていました。記録がないのでなんで増えたのかも説明不可能です。
ここまで。
まあ、かなり証拠の質・量とレイク側がケイティ側の言い訳を上まっているように見えますね。
これは13日のレイク側のツイート。時期的にちょうどChain-of-Custodyを要求してたのが来て、投票日当日にたくさん記録にない投票用紙があるじゃないのと指摘できたころですね。
カーリ・レイクは裁判官がたくさんの証拠を受理してくれたことを感謝しています。感触は良いです。
そしてQリプさんの昨日のまとめにあるように、19日のケイティ側の審議棄却の申立てが却下されるという前提でありますが、その後にすぐ投票用紙の監査、リカウントをすることができそうな流れです。すでに部分的に勝訴しています。
良いニュースが届くと良いのですが。。。
Y(·∀·)Y かに
結果↓