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AIの力をWe the Peopleへ。グーグルの寡占の情報格差からオープンソースへ。

なぜかAIを取り巻く最近のもうスピードの流れがグーグルタコ殴りの流れになっていて面白いので別記事にしちゃいますね。本当は明日のまとめの一部のはずだったけども。

マイクロソフトに買収されちゃったから本来のオープンな技術公開を目的としたOpenAIの趣旨が蔑ろにされるはずだったのが、、、なぜか無料でChatGPTを一般人が使えちゃいますからね。Googleはこういう技術を独占して優位を築きたかったのに、マイクロソフトちゃんったら出し抜けずるいの!٩(๑òωó๑)۶という感じでしょうか。

そこへつけた私のコメントがこれ。グーグルの内部資料が外部のゲームファンのチャットに流出し、それが本物だとメディアが調査して暴露しちゃったものによるとグーグルのエンジニアとしてはオープンソースコミュニュティが追いつき追い越すのは時間の問題と認識していて、ChatGTPですら優位を保てないという話です。

ガーディアンだけではなく色々なメディアがこれを記事にしています。どういうこと?ミノフスキー粒子濃い。

そしてこれを起こしたのがなんとMETAなんですな。Facobookのあれ。けっこうFacebookはReactとかオープンソースに貢献してきた面はありんすね。TwitterのBootstrapもそうですか。で、METAは一部に向けて限定的に自社のChatGTPみたいな言語モデルを提供し始めていたんだけど、案の定限定では済まなくなり、共有されちゃってなし崩し的にみんながMETAのモデルを改良し始めていて、この勢いがすごいらしいので上のグーグルの内部資料となったのでした。

ここで重要なのはChatGTPとかグーグルのBertを元にしたどでかいやつは計算リソース的に素人には手が出せない巨大なもので、トレーニングデータも半端ない量をつかってたくさんのタスクに個別の上層ネットワークの再チューニングしてあるもので、平たく言えば物量作戦なのですが、METAを元にしたモデルは今の所ChatGTPに敵わないけども高価なラップトップ一台で動いちゃうという軽量で高性能なものです。だからこそ個人が参加できるし、たくさんの個人が知恵を持ち寄ると集合知でもって思わぬ進歩があったのですね。それでグーグルが驚異を感じるんだけど止める方法がまだ見つからないという感じ。

どうですか、みなさん。イーロン・マスクがOpenAIを作ったときの目標がなんだか見えない手でもって達成されつつあるのが見えませんか?敵だったはずのマイクロソフトとかMETAがなぜ我々に塩を送るような真似を?パトリオットINコントロールの真髄なのでしょうかね。あくまで有機的に見えるけども、目的は達成しているという。


扉絵は懐かしのGoogle Plusですね。何で止めたんでしょうなあれ。確かに人気なかったけどww