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Defected 91とツイッターすれのまとめ: 選挙直前で収れんする報道ストーリー、カマラ一族とイラン、レーガンまで遡るイランのDS本部の歴史

さあ、始まりました新シリーズ3回目ということで、月曜日はアメリカ時間の日曜にあるDefectedを見て、面白そうな話題を紹介しつつ、その他のツイッターの投稿から一週間を振り返って見るという企画です。飛ばしてしまったエピソードがありますが、どれも面白かったので遡るかもしれません。



BGM

なしで

Defected書き起こしプロジェクトの進捗

だいぶ自動化が進みましてビデオのダウンロードに19分、whisperxの書き起こしに14分、そこから46分かけて話し手のラベルの決定とか簡単な作業してsubstackに初版をあげることができました。 合計66分w。一つ前にやったDPHは90分くらいだったのでまた早くなりました。

今までに手直ししたパターンはできるだけ使いまわしが可能なようにルールの採集をしていて、今は215のルールがあって、例えばlouder milkというのはLoudermilkという人名の間違いだったりするのを修正しています。

エピソード91のメモ

英語の全文書き起こしはSubstackにありますが、超長いので日本語全訳はどうするか悩みます。

#悩み無用

それでは本題に入ります。Substackの方ですでに話題ごとに見出しをつけて区切りをつけてあるのですが、Gorkがかなり長いテキストをドカンと渡せることが判明しましたので、もうその区間ごとにGorkに要約させて、それに解説して見ようかと思います。

挨拶、今日のトピック、選挙報道の飽和感

25分まで

Defected エピソード 91 での JH と BB の会話では、主に 2024 年の選挙サイクルに焦点を当て、現在のメディアと政治情勢について深く考察しました。JH は、特にトランプに関するメディアの繰り返し報道に飽和感を示し、これらの報道がほとんど変化なく選挙サイクルを支配し、広く国民の政治劇場への疲労感や無関心につながっていることを強調しました。これは、選挙への引力に関する BB の観察と対比され、他の数多くの世界的および国内的な出来事にもかかわらず、選挙報道、特にトランプ対ハリスが圧倒的に国民の注目を集めていることを示唆しています。

議論では、アル・スミスのディナーへの出席やマクドナルドでのスタントなど、トランプがメディア報道をコントロールし続ける能力に触れ、メディア操作の才能を示しました。 BB は、カマラ・ハリスの大統領選挙運動の奇妙さを検証し、国民と政治分析の間に認知的不協和があることを示唆しました。ハリスの立候補は、歴史的に低い支持率に象徴される国民感情や期待と足並みを揃えていないと感じられます。これは、ナラティブ コントロールに関するより広範な考察につながり、BB は、現在の政治的出来事の奇妙な性質は、意図された政治的結果に向けて国民の認識を操作する「ストーリー戦争」のより大きな戦略の一部である可能性があると推測しました。

全体を通して、これらのナラティブが国民にどのように消費され、認識されるかという根底にあるテーマがあります。両司会者は、ハリス キャンペーンに対する国民の混乱や無関心の感覚を指摘しました。これは、彼女のキャンペーンのプレゼンテーションと国民の期待や願望との乖離によるものと考えられます。この会話は、政治戦略の分析だけでなく、現代のメディア環境でストーリーがどのように作成、管理、消費されるかというメタナラティブについても取り上げられ、現在のサイクルへの疲労と、選挙後の新しいナラティブや結果への移行への熱意を反映しています。この対話は、政治的言説の現状に対する不満、物語のコントロールに関する戦略的分析、選挙後に何が起こるかに対する前向きな期待が融合したもので、変化への準備、あるいは少なくとも対話の転換を示すものである。

Gorkはかなりやりますな。ここまでの流れについてはかなりよくまとまっていると思います。

このエピソードでは、ジャスト ヒューマン (JH) と BB が、繰り返される選挙物語の飽和について語ります。JH は、メディアがトランプにダメージを与え、シェパード リセット トーンのようにカマラを大々的に宣伝するために、絶えず物語を盛り上げようとしていると考えています。
しかし、JH はそこから離脱したため、その効果は失われています。彼にとって、ピークは 7 月の最初の暗殺未遂でした。それ以来、メディアは物語を盛り上げて方向転換することに失敗しています。BB は、それは選挙に関する他のすべてのストーリー (ゼレンスキーが核兵器を求めていたなど) を吸い込む引力のようなものだと主張しています。しかし、無意識のうちに、リベラルな一般人でさえ、自分たちの側が完全に失敗し、アメリカ人が望む変化 (国境問題 / 違反 / イスラエル ウクライナへの大規模な援助) を主張するという奇妙な状況に陥ったことを知っています。

こちらはあっしがSubstackに書いた要約のグーグル翻訳でごわす。

ここはまあ解説なしで良いでしょう。読んだままです。確かにそんな感じですな。そうやって繰り返すことでようやく関心のない人にもなんとなく情報が伝わるという面がありますので、ジャブを繰り返すことにも意義があるでしょう。いつもそうですがアノン向けじゃなく寝てる有権者向けの情報戦ですからね。選挙直前となると尚更で、アノンには退屈というか動きがおそーく感じられちゃうでしょう。

映画製作におけるディジェティック サウンドとノンディジェティック サウンドとテレビ越しに話しかけるテクニック

25分から37分まで

会話の中で、BB は映画製作におけるディジェティック サウンドとノンディジェティック サウンドの概念を紹介し、現在のメディアと政治情勢を比喩的に表現しています。ディジェティック サウンドは、ストーリーの文脈内のサウンド (登場人物が演奏したり聞いたりする音楽など) を指しますが、ノンディジェティック サウンドは、映画のサウンドトラックや笑い声のように、観客のみを対象としています。
BB は、トランプ氏をデッドプールに例えています。デッドプールは、第四の壁を破り、観客とストーリー内の登場人物の両方に同時に語りかけることができるキャラクターです。この例えは、トランプ氏がしばしば、その「ジョーク」やより広範な「情報戦争」を理解していない人には意味不明または文脈から外れているように思える方法で、支持者 (観客) に直接語りかけることを示唆しています。JH はこれを踏まえ、選挙サイクルの物語に行き詰まったり、飽和したりしている感覚を示唆し、ブラックホールの事象の地平線にいるような感覚に例えています。ブラックホールでは、時間と出来事が、物語に大きな変化や進展がなく、11 月 5 日の選挙日に向かって果てしなく伸びているように見えます。

Gorkによる要約

素晴らしいですな。そんな感じにトランプって質問されたことに直接答えないでなんか斜め上の回答をすることが多いのですが、これは分かる人には分かる表現になっていて、例えばQドロップを読みまくっているアノンならピンとくるようなメッセージでウインクしてくれたり、DSが分かるような特殊な用語の使用法を踏襲しつつ彼らが隠したい情報を思いっきりさらしたりしてトローリングしたり脅したり、警告したりします。

その様子がたまに漫画のキャラクターが読者に直接話しかける演出があったりするのに似ているという話です。


世論調査はどこへ行った?

37分から53分まで

JH と BB は、現在の選挙サイクルの特異な側面について議論しています。それは、特に激戦州における世論調査の不足です。選挙日が近いこの時期に世論調査が不足しているのは異例です。選挙日は伝統的に世論調査が頻繁に引用されて物語を形作る時期です。JH は、信頼性が低いと考えられる情報源からの世論調査を除外しても、カマラ・ハリスの不人気に関する全体的な物語は変わらないと指摘しています。この状況から、世論調査の不足は、特に州や地方レベルで精査されたときにハリスの悲惨な世論調査の数字を目立たなくするための意図的なものである可能性があるという仮説が導き出されます。
BB は、通常は世論調査に大きく依存するメディアの物語構築が、ハリスが候補者である場合に伝える説得力のあるストーリーがないため、行き詰まっている可能性があると示唆して、これに付け加えています。強力な物語がなければ、選挙操作の基盤があったとしても、一般大衆の認識、つまり「物語」は、特に政治的議論に深く関わっていない人々の間では、ハリスにとって望ましい結果と一致しない可能性があります。この状況は、映画製作におけるメタ物語または「ディジェジティック(非物語的)サウンド」に例えられ、制作者(この場合はメディアまたは政治戦略家)は、一般大衆ではなく、制作者同士または特定の観客とコミュニケーションを取っています。
JHはさらに、この世論調査の欠如とそれに伴う物語の空白は、民主党の戦略における内部危機の兆候である可能性があり、ハリスが一般投票で勝ったが選挙で負けた場合に選挙人団を非難する土壌を整えている可能性があると詳しく説明しています。この戦略は、選挙での敗北を外部要因のせいにした過去の戦術を反映しており、潜在的な敗北に対する予防的な物語の設定を示唆しています。
会話はまた、特定の州で期日前投票を奨励するトランプの戦略にも触れており、おそらく投票が遅れた方が有利であるという物語を弱めるためでしょう。さらに、JH はバージニア州の共和党候補者の選択における前向きな変化についての個人的な見解を共有し、トランプ氏が党の候補者の選択に及ぼす影響を示し、共和党内の変化に関するより広範な物語を反映している。
全体として、この対話は、世論調査などの従来のツールが存在しない、または期待どおりに活用されていないメディア環境を強調し、ハリス氏の立候補を推進する人々のより深い戦略的ジレンマを反映している可能性のある物語の空白につながっている。

まあ、普通は世論調査をして数字を持って「ほらほらこの候補者が人気がありますよー」とやって人気を作る、もしくはあの人が勝ちそうだという物語を作るのが世論調査とメディアの二人三脚であるわけで、世論調査というのは物語制作の道具でしかないというお二人の意見が今回のエピソードに限らずDefectedには度々出てくるのですが、選挙が近くなって不思議と世論調査の報道が減っているということに気が付きますと。かなり謎です。

どうも物語で先行しても大衆が踊ってくれないのであれば、メディアは自分の信用を守るために嘘は言わない方がいいかな?という判断じゃないかと私は思うのですが、どうでしょう。もし正直にトランプ有利という調査結果が出てしまい、報道してしまうと隠れていたトランプさぽがより盛り上がると思います。とくにリベラル州で。

なので調査しないのが多分最善です。

かと言って調査していないのか?というとそうでもなくて、内部調査みたいなのは毎日しているようです。公開する予定のないものなので報道されていないだけで、民主党も独自に調査しているみたいだし、これに寄付金とかが注ぎ込まれて電話をかけまくっているようです。

それて敗北濃厚なのがわかっているけども今更バッター交代はしたくないと。多分しても勝てないかもしれないし、トランプはもう二期目だから次は出馬しないわけで、有望な候補者を犠牲にするよりは温存し、上院議会にフォーカスしているようです。そうすればトランプ政権の足並みをかなり鈍らせることができます。現状では一応勝っている上院なのでちょいと盗めば現状維持くらいは行けると見ていると思います。

で、激戦州とかではカマラに応援演説に来ないでくれという露骨な民主党議員が多いそうです。

さらには上院・下院の候補者のプロモーションビデオにはトランプの政策をパクったメッセージが多いらしいですわ。リベラルが保守派みたいな常識的な政策をするのって恐らく最強というか理想的かと思うのでこれは効果的です。人々はリベラルは理想が高く、思いやりがあり、進歩的であるが、保守派は自己中で心が冷たく進歩を阻むというイメージで生きてますので、あとはバランス感覚さえあればリベラルが無双するはずです。


ディジェティックサウンドとノンディジェティックサウンドの両方の意味を示す例

53分から57分まで

BB は、デッドプール映画の例を使って、ディジェティック サウンドとノンディジェティック サウンドの概念について論じます。デッドプール (ライアン レイノルズ) は第四の壁を破り、観客に直接語りかけながら、ストーリーの文脈内でもやり取りします。この二重のやり取りは、ミスター パラドックスというキャラクターを混乱させます。これは、トランプ氏の公の場での余談が、彼が関与している「情報戦争」やより広範な物語に関わっていない人々を同様に混乱させたり、混乱させたりする可能性があるという BB の主張を裏付けています。BB は、カマラ ハリスを潜在的な対戦相手として好むなどのトランプ氏の発言は、デッドプールのやり取りに類似した方法で、観客と政治的敵対者の両方をターゲットにした、重層的な意味を持つ可能性があると示唆しています。次に、JH は、これを、レイノルズがアルペン フォーミュラ ワン チームに投資したという現実世界の例に結び付け、レイノルズがチームの知名度を映画の宣伝に利用し、議論された重層的なコミュニケーションを反映する方法で、個人的な金銭的利益とエンターテイメントを混ぜ合わせていることを指摘します。

デッドプールというのはアメコミらしいです。つまりももともとはコミックなので読者に話しかける演出とかありがちですが、このスーツの方はデッドプールが誰に話しかけてるのかとかわからないのでキョドっているのですが、これはメディアがトランプにインタビューしている時に似ているというのですな。トランプも質問に答えているのか不明な斜め上な発言があるからですな。

メディアも最近は誰に向けて書いてるのこの記事??みたいな謎な記事があるわけですが、これも他のメディア向けに通信しているのだと別の箇所で話題になっています。さっきのポリティコの世論調査はどこ?の記事がそうなのですが、あれはなぜ燃料になる世論調査がないんだ?と他のメディアに質問している感じかもしれません。このままでいいのか?みたいなジャブですな。

私たちの青い少年は、トランプ大統領の就任を確実にするために戻ってくるのでしょうか?

57分から1時間0分まで

JH と BB の会話の中で、JH は選挙後のシナリオについて推測している。民主党内で影響力のある人物と思われる「our boy blue」が、民主党全体の反対にもかかわらず、1 月 20 日のトランプ大統領就任式へのスムーズな移行を確実にする上で重要な役割を果たす可能性がある。JH は、この人物は、誰もが彼がもはや影響力がないと思っているときでも、11 月 5 日から 1 月 20 日までの政治的混乱を防ぐために、必要に応じて介入する準備を整えて、裏で待機している可能性があると示唆している。BB は、トランプが最近行ったコメントに言及してこの推測を支持している。トランプは、カマラ・ハリスを調査して選挙運動から外すべきだと示唆しており、カマラが立候補したことの非民主的な性質により、バイデンが再び立候補する道を開く可能性がある。この議論は、カマラ氏の選挙運動には民主的な正当性が欠けているという見方に触れており、この意見は「ノーミー・スフィア」と呼ばれる人々、つまり一般大衆の間で広がりつつあるようだ。BB はこれをトランプ氏の余談と捉えており、より広範な政治的策略をほのめかしている。トランプ氏は自身の影響力を利用して、バイデン氏が当初支持していた有権者を人々に思い出させることで、カマラ氏の立候補を巧みに阻止しようとしている。この会話は、政治における戦略的な待機ゲームを浮き彫りにしている。特に選挙後の重要な時期には、人物が政治情勢を変える決定的な動きをする前に、控え目に行動する可能性がある。

青い少年というのはOur boy blueからの翻訳ですが、Just HumanさんとBBがジョー・バイデンが好きすぎて付けたあだ名です。Blueは民主党の色だからです。あまりに無能すぎてトランプの助け舟にしかならないようなことを一環としてやり続けてたバイデンは憎めない存在で、こちらのチーム側じゃないかと思えるほどなのは確かです。

カマラは負けそうなので、このままだと民主党やDSが「トランプは犯罪者だから連邦政府の職務には就任できない!!」という物語でトランプの大統領就任を反故にしようという動きがでる可能性はかなり高いと言えます。J6つまり1月6日には新しい下院・上院が合同で選挙結果を承認する会議がありますが、マイク・ペンスが議長をしたように、この合同会議の議長になるのは現職の副大統領であるカマラ・ハリスになります。そのカマラ・ハリスには自分が大統領になるために対抗候補を合法にみえる形で葬る権利があるわけで、これを見送るとは考え難いと思いません?

そこで共和党の誰が反論しても、党利のための利己的な弁論にしか見えないのですが、民主党の有名人・有力者が鶴の一声を入れたらフェアなのでかなり効果的です。

で、度々テレビでバイデンはカマラや民主党の取り巻きに怒っているという報道が出てきているのもこの物語を可能にしていて面白いです。

私もこの説をイチオシしています。


選挙前もしくは選挙後のカマラスキャンダルとイランのスキャンダル?

1時間0分から1時間10分まで

2024年の米国大統領選挙を取り巻く政治情勢、特にカマラ・ハリス氏に関する議論の中で、彼女の選挙運動に影響するイランのスキャンダルが進行中であることに言及されている。このスキャンダルはバイデン政権内部からイランに機密情報が漏洩したもので、具体的な疑惑はハリス氏の側近を指している。漏洩にはイスラエルの計画に関する詳細が含まれており、米国には共有されていないはずだったが、どういうわけかこの情報はイランに届き、重大なセキュリティ侵害があったことを示唆している。
BBとJHは、このスキャンダルの潜在的な政治的影響について議論し、漏洩がハリス氏または彼女の政権に決定的に遡れば、彼女の選挙運動にとって壊滅的になる可能性があると理論づけている。しかし、メディアと政治機構が責任をハリス氏だけに押し付けるか、バイデン政権全体に分散させるかによって、このスキャンダルをめぐる物語は変化する可能性がある。このようなスキャンダルはハリス氏を辞任させるか、選挙運動から外すことになるかもしれないが、現段階でハリス氏を交代させるのはロジスティック面でも政治的面でも難しいだろう。
この会話は、トランプ氏の戦略的な物語のコントロールにも触れており、トランプ氏は「10月のサプライズ」を予想し準備しているようで、このスキャンダルによりハリス氏が交代するか激しく批判されるシナリオをほのめかしたり、聴衆にそのシナリオを準備させている可能性がある。トランプ氏が集会でヒラリー・クリントン氏に言及したのは、群衆に促されたものではあるが、民主党候補の潜在的な変化の土台をすでに築いているこの物語のゲームの一部である可能性があると見られている。
JH氏は、このスキャンダルをでっち上げるメディアの役割について推測し、見出しがハリス氏を具体的に非難するなら、選挙で失敗した場合のスケープゴートにされる兆候かもしれないと示唆している。逆に、このスキャンダルがより広範なバイデン政権の問題としてでっち上げられるなら、ハリス氏を擁護したり、責任を分散させたりする試みかもしれない。
全体として、この議論は、特に外交政策の失敗や安全保障上の侵害を考慮すると、政治戦略、メディア操作、そして党内の力学が選挙結果に劇的な影響を及ぼす可能性といった複雑なゲームを強調している。

これ、さっき書いたJ6で副大統領として自己中な権力濫用をして欲しいのであればカマラに大ダメージを与える訳にはいかないので、オクトーバーサブライズはもしかしたらないかもしれないと私は感じます。それこそJ6までは隠すんじゃないかと。

また選挙が延期されたりして、実はまだバッター交代が可能だったりもしますので、ヒラリーがカムバック!!というのも考えられます。それを知ってるぜと牽制するためにトランプも度々ヒラリーの話をするのかもしれませんね。

あとカマラは父親が大学教授だかなんかで、どうもイランと繋がりがありそうなそうでもないような話があり、今後つながってくるかもです。

https://www.youtube.com/watch?v=rq14aPZlEOE

最近オバマとバイデンの会話のリップリーディングがあり、オバマが「我々には時間がある」というシーンがありましたが、これも選挙を延期するのであればなんか納得です。


ディープステートのテロ代理本部であるイラン

1時間10分から1時間28分まで

BBとJHは、イスラエルの軍事計画に関する米国の機密情報がイランに漏洩したことの影響について議論している。この機密情報は核兵器の可能性も含んでいる。この事件は、漏洩元、動機、カマラ・ハリスのような著名政治家の関与の可能性、ヒラリー・クリントンのような人物との過去のつながりなどについて疑問を投げかけている。会話はイラン・コントラ事件のような歴史的前例にまで踏み込み、米国の政治と外交政策の失敗、特にイランに関わるスパイ活動が長年絡み合っていることを示唆している。彼らは、米国の利益に反するディープステートの活動の代理人と見なされているイランを支援していると見なされる可能性のある漏洩がバイデン・ハリス政権またはその関係者によるものであることが証明された場合の政治的影響について推測している。この議論は、こうした情報漏洩が、2024年の選挙に影響を与えようとする政治関係者によるより広範で必死の行動の一部であり、外国の団体との取引の取り決めを伴う可能性があるという説を示唆している。

イランについて振り返るのが今回のエピーソードで一番面白かった部分でした。イランの影響力はレーガン大統領まで遡り、その当時にCIA長官だったブッシュ(父)がイラン・コントラというスキャンダルの裏に居たと思われますが、これをレーガンに押し付けて逃げ切り、自分が大統領になり事なきを得る訳ですな。その後もオバマ政権はとてもイランに弱腰で平和外交に徹して資金援助は公にするは核技術の平和利用は認めるわで、ヒラリーも破棄されたメールにはイランの科学者たちに米国の技術を売ってたとかそういう繋がりが疑われていて、ズブズブなわけですな。で、そのイランにはCIAの出張所があり、表向きにはイランを監視しているらしいですがその機能は米国のインテルをイランに流してイスラエルに不意打ちされないようにする機能があったと思われます。外敵の脅威があるから自国で正義のヒーローを演じることができて、フリーハンドを得られるという筋書きでしょうか。

CIAがイラン革命で乗っ取ったからイランがイスラム原理主義になったのですが、70年代くらいのイランは女性たちも西欧の女性と同じような服装で自由に闊歩していてかなり眩しいです。

そういう意味でイランはCIA、DSの隠れ本部みたいな立ち位置になります。

トランプ大統領、退任前にイランとの影の戦争を承認、完全運用まで6カ月

1時間28分から1時間32分まで

JH と BB の最近の議論では、トランプ政権下の米国の外交政策の複雑さについて、特にイランに対する行動に焦点を当てて掘り下げています。JH は、ドナルド トランプをめぐる法的手続き中に、トランプが退任直前にイランに対する影の戦争を承認したことを示す証拠が浮上したと述べています。200 ページの計画に詳述されたこの作戦には、直接的な軍事介入なしにイランの政権を不安定化させることを目的とした破壊活動、プロパガンダ、心理戦が含まれていました。この取り組みは、イランに対するより積極的な混乱を拡大するよりも、既存の秘密活動を維持することに傾倒していた CIA には好まれませんでした。CIA が消極的だったのは、2020 年 10 月にイラン ミッション センターを解散したことが一因であり、JH は、それがイスラエルのイランに対する成功の増加と一致し、戦略の転換または空白の可能性を示唆していると指摘しています。
BB は、トランプ大統領の行動はイランに向けられたものだが、イランも米国の諜報機関を標的としたサイバー戦争を通じて報復しており、秘密裏ではあるものの紛争が続いていることを示していると指摘する。トランプ大統領の影の戦争は、完全に機能するまでに時間を要するように設計されており、その継続は後継者のジョー・バイデン大統領の手に委ねられることになる。政権間の秘密作戦の継続というこの要素は、イランのような敵国に対する攻撃的な戦術が、少なくとも公の場ではなくても実行においては超党派的である可能性があるという、米国の外交政策のあまり議論されていない側面を浮き彫りにしている。この会話は、サイバースパイ活動、プロパガンダ、潜在的な軍事破壊活動などの行動が、より大規模でしばしば隠された地政学的ゲームの一部である米国とイランの関係の複雑さを強調している。

ここもすごいでしょ?トランプはホワイトハウスを去る前にイランに影の戦争をすると200ページもある計画書の中で、まんま宣言しているのです。そして準備には6ヶ月かかると書いていることから、バイデンを信用しているのか、そもそもバイデンに権限が行かないことを知っているような感じです。これもデポ証明ですなぁ。

で、実際にこの計画に反対だったCIAはCIAミッションセンターを放棄することになります。それが8−9ヶ月後です。で、その後にはイスラエルがヒスボラやハマスなどイランの支援するテロ組織に対して作戦が可能になっていることがわかります。CIAがイランに陰口いってイランがヒスボラとかを守ってあげるルートが潰れているのかもしれません。

で、そのイランはトランプが帰ってくると今の支配者たちは終わりです。米軍はその気になったらイランの支配者の自宅にミサイル飛ばすくらいなんでもないでしょう。それをする勇気や根回しができる人が大統領にならないから彼らは安全なのです。しかし、トランプはこの7年で根回しをしてしまいました。なのでトランプキャンペーンをハックして民主党に情報流したりと、なりふり構わずに選挙介入しているわけです。これは大統領令13848にもあるように戦争行為と見なせるはずなので、これに関わった人達はみんな敵国戦闘員でしょうな。

6か月後の2021年8月、トランプ大統領は閣僚らと会談した。

1時間32分から1時間49分まで

JH と BB は、トランプ、イラン、CIA を取り巻く複雑な物語を、歴史と現在の出来事を遡りながら掘り下げます。彼らは、トランプが大統領退任後に「内閣」と会談したことで浮き彫りになった、イランとの影の戦争へのトランプの関与について議論し、イランの米国政治への介入に関する憶測と実際の出来事につながりました。この会話は、出来事を語るだけでなく、イランが CIA とのつながりやイラン・コントラ事件のような作戦を通じて、米国の政治スキャンダルや外交政策の失敗に一貫して関わってきたことをつなぎ合わせます。彼らは、この物語が米国政府内の根深い腐敗を暴露し、過去の大統領と現在の政治ドラマを結び付け、米国のディープステートのイランへの関与の大規模な公開につながる可能性を探ります。この議論は実際の出来事と物語の可能性を織り交ぜており、イラン情勢がCIAの活動に関するより広範な暴露のきっかけとなり、外国の干渉に関する確立された物語に対する国民感情を利用して国内の政治腐敗を浮き彫りにする可能性があることを示唆している。

これトランプが大統領でもないのに閣僚達と会談したのでメディアが当時そうとう起こっていたらしいですが、これもデボ証明ですなぁ。そうやってイランとの影の戦争は継続していたのかなあというのが見えてきます。


必死のメディアの圧力、否定的な指標、国連職員、ジャーナリストから目をそらす

1時間49分から2時間2分まで

イスラエルとパレスチナをめぐるメディアの言説についての議論で、BBとJHは、メディアの描写と世論が時間の経過とともにどのように形成され、操作されるかについて深く掘り下げています。BBは最初に、イスラエルに関するメディアの言説に変化を感じたという見解を表明し、かつては西側メディアで、特にブッシュ政権時代には、イスラエルに対する強い、ほぼ普遍的な支持があったが、現在は微妙な変化があるようだと指摘しています。彼は、この変化は、メディアが、特にハマスによる攻撃後の2023年10月7日以降、イスラエルを強く支持していた以前の言説を慎重に回避し、より批判的な姿勢へと向かう必要があったためである可能性があると指摘しています。
しかし、JHは、メディアのイスラエルに対する批判的な姿勢は根本的に変わっておらず、前述の攻撃のような重大な出来事の直後には特に慎重な報道の時期があったものの、常に存在していたという見解で反論しています。彼は、メディアは当初、紛争の犠牲者数やドラマチックな物語を多く報道する傾向があるが、後に訂正されたり縮小されたりしており、物語の方向性の変化ではなく一貫したパターンを示唆していると指摘している。
彼らの会話は、彼らが接したさまざまなメディア環境の影響を受けた、メディアの物語の受け止め方の格差を浮き彫りにしている。BBは、メディアがネオコンに関連する親イスラエル、親戦争の物語に反対しているように見えたという、当初のリベラルな視点について言及しているが、彼は現在、それを統制された反対派と認識している。一方、JHは、メディアが一貫してイスラエルに批判的であると感じており、これは彼がさまざまなメディアソースに触れたことと一致しており、おそらくより保守的または米国の外交政策に批判的だった。
このやり取りは、メディアの物語を解釈する際の複雑さと主観性を強調するだけでなく、現代のメディア分析のより広範なテーマ、つまり世論形成におけるメディアの役割、メディア内の統制された反対派の存在、および個人の政治的経歴がメディアの偏見に対する認識にどのように影響するかを反映している。イスラエルに関するメディアの報道に対する当初の認識は異なっていたかもしれないが、出発点は異なっていても、報道を操作するメディアの役割を認識するようになったと彼らは結論付けている。この認識は、報道が単に報道されるだけでなく、世論や政策に影響を与えるよう戦略的に作られる地政学的紛争の文脈におけるメディアの力学に対するより深い理解を示している。

BBはメディアはイスラエルには甘い報道が多いと感じてたけど、Just Humanさんは逆で、メディアはイスラエル好きじゃないと感じています。で、BBはメディアというよりはネオコン・DSがイスラエルをいつもえげつなく擁護することを言いたかったのかなと言い換えています。

メディアもイスラエルらパレスチナに反撃したときは割と中立な報道でしたが、時間が立つにつれて、実はテロ組織をまともに潰していることがわかり、どんどんとイスラエルの露骨な非難へと旗色がかわったと二人が指摘しています。

ウクライナでもそうですが、DSはジャーナリストと称してウクライナ軍であるとかパレスチナの武装組織にスパイを送り込みます。そして、彼らはインテルの共有とかして武装組織を助けるのですが、報道でも例えばロシアの攻撃で兵を5名失ったときは100名失ったとかウクライナ軍の印象操作の注文通りの報道を一旦して、5-6週あとで数字を訂正するというパターンを繰り返します。そうやって印象操作をするわけです。イスラエルでも同じで、メディアは「イスラエルが無実のパレスチナ市民・子供を20人巻き添えに!!」とかやりつつ、時間が経つとそういう事実は確認できなかったとかしれーっとやるパターンを繰り返していると。だからイスラエルがどのくらいなりふり構わずにテロ組織を叩いているのか、よくわからんので気をつけましょう。じつはかなり諜報能力を活かしてキレイに片付けていて被害最小であったりするんじゃないかというのまんざらではないと思います。

SNSでもパレスチナ擁護のアカウントが煽るのみて、ネタニヤフも嫌いな我々としてはついついいいねしてRTしたくなるのですが、事実じゃないかもしれません。

まああとはリスナーさんのコメントの読み上げとかなのでひつとだけピックアップします。

経済学者は、もし西側諸国で暴力的な市民暴動が起こるとしたら、それはカナダから始まるだろうと予測している。

2時間09分から2時間13分まで

会話の中で、BB と JH はカナダの文化的、経済的状況について議論し、BB はカナダが「屈辱の儀式」を受けていると表現し、ジャスティン・トルドー首相に代表されるその文化的、政治的リーダーシップが、国家の誇りではなく恥の源とみなされているとしています。この感情は、若いカナダ人の将来について深い懸念を表明したベテランのカナダ人不動産業者との会話を BB が詳しく語るときに経済的な観点からも反映されています。不動産業者は、若者が乗り越えられないほどの住宅費と実行可能な選択肢の欠如に直面し、広範囲にわたる幻滅につながる悲惨な経済状況を強調しました。BB は、前例のない人口動態と経済の変化によりカナダで潜在的な市民の不安が生じると予測する経済論文に言及し、若者が巨額の負債に陥ることなく住宅所有などの伝統的な成功の指標に到達する道筋が見えない国の姿を描き出しています。この会話は、トランプ氏のような異なるリーダーシップモデルの下で米国が状況を改善すれば、カナダとは全く対照的となり、変化を促したり、少なくとも現在の政策の再評価を促す可能性があるという比較の見通しを示唆している。この対話は、2025年に予定されているカナダの総選挙に関するメモで終わり、こうした経済的、文化的感情に影響された政治的変化の可能性を示唆している。

カナダはここ10年くらいで移民寛容の政策転換のスピード・規模がすごいみたいで、コンボイの抗議とかもありましたが、あれは平和的でしたが、このまま煽り続けると暴力的な悲しい出来事も結構あるかもしれません。

ツイッターのまとめ

これは上にも書いたようにバイデンがトランプ再選を助けるシナリオについてのスレ。Just Humanさんの受け売りだとバレるw


河野太郎は三橋さんの見立てだと、自民党内部でも不人気で総裁選はまったくだめだった?とからしいですね。まあ石破も相当なので自民党にはお灸が必要だと言っております。