カーリ・レイクvsケイティ・ホッブズ〜審議一日目。印刷用紙印刷エラーは意図的?
昨日の19日火曜日には投票用紙の部分的な監査が行われましたが、水曜日からはその結果の審議がすでに開始しています。スピード裁判ですね。
カーリ・レイク側は裁判長の本審議一日目朝の無茶振りで本法定に置いては
マリコーパ郡選管が”意図的に”ミスをして共和党候補が不利な状況を作った
と証明しなければいけません。意図的であることを証明とか難しそうですよね。普通は無理ゲーです。
追記)アリゾナ州法では意図的であることの証明は不必要であり、重大なミスがあり結果に影響を与えるとだけ証明すれば良いようです。これなら余裕でしょう。
カーリ・レイクの不正選挙追求チームのツイッターから、こんな報告がありました。
昨日調べた113枚の投票用紙の内、48枚に問題があったのです。これは当日のOn-Demand投票用紙で、主に共和党支持者が投票日当日に投票所にやってきたときに印刷する投票用紙です。つまり当日に印刷されていますが、これが集計マシンに入れるとエラーになってしまったので、やり直しになったりで長蛇の列ができたわけですね。
その原因が専門家の調査でわかったのです。
なんと印刷用紙のサイズと、それに使われたデザインが一致しておらず、19インチ用の投票用紙のデザインを20インチの投票用紙に印刷していたというあり得ないミスをしていたというのです。そしてそれが半数近くの投票用紙に発生していた問題だというのだからかなりの大混乱です。
そして印刷用紙に関する設定の変更には現場の責任者の承認が必要になりますので、ミスではなく意図的であると監査をした専門家が結論しました。
ここは私の勘違いが一部ありましたので訂正します。
そして印刷用紙に関する設定の変更には責任者の承認が必要になりますので、ミスではなく意図的であると監査をした専門家が結論しました。
「現場の」を取り除いたのは、これはネットワークプリンターなので、設定は一人の管理者で一斉に変更された可能性が高いとトレーシーさんがツイートしていたからです。
BOOM
これはすごいことです。
かなり説得力がありますので、裁判長が同意したらば少なくとも再選挙と印刷担当の逮捕でしょう。
しかし、このような問題は一つの投票所で起こったのではなかったのですよね?複数の投票所で当日朝から同時発生したのです。つまり、多くの現場責任者が同じありえないミスを見逃した事になります。無作為抽出で集められた投票用紙も一つの投票所からではなく、各所から集められたものです。
選管:「うっかりでした!」
は通じない・・・のがまともな世の中のような気がしますが、2020年の大統領選挙での不正選挙追求ではどんなに明らかな不正があっても全部無視されたのを見ていますので、これもどうなるかはわかりません。
投票用紙を監査したClay Parikhによると、監査した113枚から15枚の重複する投票用紙がみつかり、その内14枚にこの用紙サイズ問題があったと。
ありえませんよね?14枚が偶然一つの投票所からきて、その投票所では一人が15回も投票所を繰り返さないと行けなかったとしても、集計マシンに廻るのは一枚ですよね。重複した投票用紙が見つかるだけで不審です。
そして、そのようなこと(19インチのものを無理矢理20インチの用紙に印刷すること)は起こりえないというマリコーパ郡選管Scott Jarrettの証言も記録されています。そして彼は、そうした投票用紙は読み取り拒否されるとも証言しており、そんなミスが起こるとどうなるか「知っていた」ことが裁判証拠入りしました。
読み取り拒否になるのは目印の位置などがずれるため機械での自動読み取りが失敗するからです。
Scottはミスを知らなかったのか?シラを切っているのか?
マリコーパ郡選管という選挙のプロ集団がしたミスにしては酷すぎる。
何重にも偶然では説明できない不可思議なミスが、複数の集計所で朝から一斉に起こったわけですよね。
意図的ではないとする説明・・・皆さんはいい説明思いつきましたでしょうか?