見出し画像

なぜジャスティンパレスを買いたくなるのか


ジャスティンパレスとは

ジャスティンパレス(欧字名:Justin Palace、2019年4月12日 - )は、日本の競走馬。主な勝ち鞍は2023年の天皇賞(春)、阪神大賞典、2022年の神戸新聞杯。
馬名の意味は、冠名+母名の一部。

wikipediaから引用

皆さんご存じですよね。これ以上の説明は省きます。
2023年の有馬記念では1番人気4着で多くの著名人の財布を破壊した馬です。今年の春2戦は④→⑩、またしても多くの人の財布を破壊してしまいました。
そんなこの馬は今年の秋古馬三冠競走全てに出走し、④→⑤→⑤と3戦続けて惜しい競馬を続け、幾度も財布を破壊してくれました。
レースが終わってすぐは「もう二度と買わん」となるのですが、不思議なことに、次のレースの数日前には買いたくなってしまうのです。

マジでこれ

なぜそうなるのか、可能な限り”真面目に”分析してみます。

天皇賞秋(6番人気4着)…無印

(前走度外視ポイント)

  • 宝塚記念はキャリア初の道悪(重馬場)

  • 伸びないインを通らされた(ドウデュースも然り)

(懸念点)

  • 間違いなくスローペース

  • 初コンビ

  • 本質的にステイヤーだから2000mは短い

秋天は昨年2着でしたが、前崩れを差してきた結果。度外視するべき面もありましたが、懸念材料も多かったので消しの判断をしました。

ちなみに本命はリバティアイランド(1番人気13着)

結局(35.9-33.7)とかなりスローではないぐらいに流れて差しも届く決着。
ジャスティンパレスは出遅れかつ内で詰まりながら4着、惜しい!!

JC(3番人気5着)…▲

(前走度外視ポイント)

  • ロスの多い競馬だった(出遅れる+内で詰まる)

(懸念点)

  • またスローペースで差し損ねる可能性がある

  • 内枠で詰まる可能性がある

前走の内容めっちゃ良かったんですよねぇ。一瞬詰まりながらも4着。まともに追っていたら3着以内ありましたよ、坂井瑠星さん。今回はCデムーロに乗り替わりなので、同じ轍は踏まないはず。ドウデュースより前で競馬してくれたら3着以内はありそうです。

本命はドウデュース(1番人気1着)

軸1着、そして対抗にしていた➉ドゥレッツァは2着で完璧でしたが、2着同着の⑦シンエンペラーは買い目にいません…。
買う前にジャスティンパレスとシンエンペラーで天秤にかけて前者に期待した私の負けです。今回はドウデュースより前で競馬したのに、最後はキレ負け。この時、次走は絶対に買わないと決意したはずでした。

有馬記念(5番人気5着)…△

Q.買わないって言ってましたよね?
A.それはウソだ。(横浜DeNAラミレス監督)
なぜ買い目に入れてしまったかと言いますと…

(度外視ポイント)

  • 中山でJCのようなスロー3F勝負になるはずがない

  • ロングスパートする能力には長けているはずなので見限れない

こう思ってしまったからです。冬の中山でラスト3Fが33秒台とかないだろ。

(懸念点)

  • 鞍上が秋天でやらかした坂井瑠星

  • またしてもスローペース想定

  • 自分から動けない位置取りをした瞬間に終戦確定演出

懸念材料も多々ありましたが、前回乗った時の反省を活かして自分から動く競馬をしてくれるはずと信じました(ドウデュースが直前で取り消したので、その動きを気にしなくてよくなったのもプラスと判断しました)。


本命ダノンデサイル(2番人気3着)
心の本命ローシャムパーク(7番人気7着)

結果は見ての通り。なんかやらかしてくれそうだなと思っていましたが、普通に内に押し込められていて動けていませんでしたね。自分から動きに行ったシャフリヤールは2着だったというのに…。気にしろよ、坂井瑠星。
(ちなみにローシャムパークも同じようなポジションを取っていて7着でした。トム・マーカンド、英国にお帰りください。)

じゃあどこなら買えるんですか?

と思う皆さんもいるので、この条件ならという例を挙げてみます。

  • ハイペースになりそうな中距離以上の重賞(3F勝負にならないのがミソ)

  • 長距離重賞(例えば阪神大賞典とか天皇賞・春とか)

上がりが早いので、スローよーいどんでもいけるやろと思われがちですが、キレ負けするのでやめた方がいいと思います。そういう時に買うと損です。
もし来年も現役を継続するのであれば、馬のためにもどうか長距離のレースを走らせてあげてください。
                              (おわり)

いいなと思ったら応援しよう!