仕事を成功させる大切な5つの事 ・その3
「中国古典からもらった不思議な力」/北尾吉孝著 より
3,高い志を持つこと
「志有る者は事竟に成る」
「志易ければ足りやすく、足りやすければ進むなし」『後漢書』の言葉です。
志を持つこと、これがもう何事においても出発点ですよ、ということです。
偉人伝を読むとか歴史書を読むなどをして、何らかの感動や感激をしていくことで、その人の生き方のどういう部分に感動するか、感激したか。そういうことを積み重ねていくことで、自分もこういう生き方をしたいとか、こんなことをやってみたい、という目標が浮かび上がってくるのではないか
(夢やロマンはそんなところから生まれてくる。こういう格好の材料である本を読まないので、人間が小さくなってしまう。)
また、中には、「志」と「野心」を取り違えている例も散見します。
たとえば、自分は○○のドンになりたい――これは野心です。
自分一代で終わるのは野心であって、志は次の代に引き継がれていくものでしょう。
野心をギラギラさせている人はいますが、志を持っている人は少ないように思えるのです。
私は、お金は結果であって、正しい生き方をし、そしてそれなりの運機を自ら呼込んでいけば、自然とついてくるものだと思います。/著書より抜粋
※
私はこの「志」については幼い頃から意識をしています。というのも、自分の名前に入っているので、意味も考えますし、意識もするようになりました。なんで、「志」についてはまさしく上記の通りだと思うのですが、少しだけ私なりの考えを言わせていただくと、
「志」って高いかどうかは問題ではなくて、自分で高く掲げることが大切なんだと思います。高いかどうかなんていうのは第三者が決めることであって、それが自分にとって高いかどうかなんて関係ない。自分では高いと思っていても周りから見たら低いかもしれない。逆もしかり。だから、高いか低いかというよりも、情熱をかけてその「志」を目指すか否かって事だと思うんです。
その「志」が社会的意義のあるものなのか?私利私欲的なものなのか?って事だと思います。それが周りの人たちも共感できるか否かって事だと思います。
誰もが共感できる「志」を高く掲げる。これって簡単なようでめっちゃ難しい。昨夜、大谷翔平のコーチングで有名になったメンタルコーチのカリスマである原田隆史さんと飯を食った。まぁ情熱の塊の方で、同じ1960年の大阪生まれって事でその会があって、意気投合。
彼によると、誰でも目標は達成できる。
マジでっか?
例えば、ここに鉄棒がある。懸垂を12回する事を指導できる。と。余裕で12回できる。誰でもできるようになるってこと。誰でも。
それだけコーチングに自信があるって事です。誰でも12回の懸垂ができるようになるのは「メンタル」だけ。って事。
志高くし、目標を設定して、そして達成させる。
強力な味方ができた。楽しみ。