![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81038238/rectangle_large_type_2_957f3859c8cdb25fd700c2fd3a3a2791.jpeg?width=1200)
馬の悩み聞きます。
この写真、どういう事なのかわかるでしょうか?
馬って視力があまり良くありません。
やはり嗅覚がものを言うので、
初めて会った人には、必ず挨拶として、自分の匂いを嗅がせるというのが
挨拶らしいのです。
匂いで覚えてもらう。
これが挨拶。
いきなり頭を触ったりしたら駄目らしいです。
まずは挨拶。
何でもそうですよね。
挨拶に始まって挨拶に終わる。
ここはJRAで活躍した馬が引退した後、
種馬にならなかった馬を預かって、
人のケアの為に乗馬教室とかをやっているところです。
この引退馬協会が注目を浴びたのは、
「ウマ娘」というアプリ。
ここに所属しているウマの名前がそのままゲームに登場するんです。
「ウマ娘」
![](https://assets.st-note.com/img/1655679288450-GxEhQ3SPIW.jpg?width=1200)
で、私の相手をしてくれたのが、
「シャイニープリンス」という一応中央競馬で戦った馬。
引き馬というメニューをやらせてもらって、
そして、体を拭いて、汚れを落として、
洗って、拭いて、乾かす。
それまでの一連の流れが一つのプログラムになっています。
それを一度やると、
馬のことが少しわかる感じがしました。
どこを触ると喜ぶのか?
何が嫌がるのか?
で、現場の方々の話を色々と聞いているうちに、
一つのことがわかりました。
馬に乗る人の為の商品開発はありとあらゆるモノがあります。
でも、馬のケアの為の商品って本当に無いんです。
「えっ?!こんなので大丈夫なんですか?」
そんな商品ばっかりです。
一番馬が嫌がるのが何と思いますか?
横柄な人間?
走ることばかり要求する人間?
暑さ?
寒さ?
「虫」なんです。
とにかく、虫が大嫌い。
でも、馬には大量の虫がよって来ます。
それらをケアする商品が無いんです。
アブ
ハエ、
蚊、
何でも血を求めて群がります。
よく見ると、小さな膨らみがいっぱい。
全部刺された後です。
全身にあります。
これらを救う方法が無いんです。
虫に刺されると、集中力がなくなり、
本来の優しい性格が切れます。
で、いろんなトラブルになる。
この虫対策。
誰もやらないんですよ。
だから、俺やることにしました。
誰もやらないから、俺がやる。
これはね、俺の悪い癖で、
儲からないからやらないんですよ。
みんな。
でもね、めっちゃ困っているんですよ。
だから、やる。
馬の悩みを解決する。
馬に触れ合ったら、マジでそういう気持ちになります。