「NO!!」を言わない奴。
あの人は頼もしいね。
大船に乗った気分だよね。
どっしり構えていて安心感あるよね。
果たして本当やろうか?
誰に対してもNOを言わないと、
どこかで必ずしわ寄せが来る。
その時、とんでもない迷惑がかかる。
守るものを間違っている。
NOを言わない奴は、自分を守っているだけ。
誰にもええ顔をしたいだけ。
大丈夫です。
問題無いです。
それを言ってさえいれば、その場は「凄い人」になる。
でも、この先には必ずもう一方の面がある。
頼まれごとだったら、それを手配しなければならない。
例えば、無理な納期、無理なコストでお願いされたら、
「NO!!」と言わねばならない。
それは自分の周りを守るため。
自分だけを守る奴は、「YES」と言う。
自分の周りを守る奴は、「NO」を言う。
結果、自分の周りに迷惑をかける。
YESを言った奴を守るために、周りは動く。
誰でもええ顔はしたい。
ええ人でいたい。
頼もしい人でいたい。
でも、それは誰のため?
結局NOを言わない奴は、自分しか守っていない。
自分の後ろにいる人を守っていない。
フロントローに立つ奴は、NOを言える人間でなければならない。
YESマンはフロントローに立つ資格はない。
本当にそう思う。