仕事の話をだらだらと

世間一般の平均とか、同世代の平均とか、同業他社の平均とか全くデータは知らないし見るつもりもないけど、仕事量の割にかなり貰っている方だと思う。給与面での不満はほとんどない。

僕みたいなポンコツが何とかやれているのは、競争相手がいなくてのびのびやれているからかもしれない。
同期と切磋琢磨して、競いあって…なんて僕には絶対向いてない。
その辺は把握した上で就活に臨んだつもりではある。

それでも仕事がきつい時期はあった。去年の冬。
上司とコミュニケーションがうまくいかず、同時に相当な責任の仕事が降ってきた。
今から思えば上司自身プレッシャーは相当あって、それが僕にダイレクトで伝わってきていたのだろう。

マズローの欲求5段階の下から2段目、「安全欲求」が満たされないから、その上にあたる報酬とかはどうでもよくて、とにかく離れたい、自分には向いていない…と思っていた時期。

色んな人に相談して、結局転職はせずに踏み留まった。
上司の上司に辞めたいと相談したときに「今のプロジェクトを続けたまま、今とは違う場所で…という選択肢は無いか?」と聞かれた。
「仕事そのものが嫌で辞めたいとは思っていない。選択肢としてはあり得ます」と答えた。

実際そう思っていた。ただただ僕の力不足と人手不足で、仕事の大きさに対して能力が追いついていなくて、「一生懸命やっているのに毎日終電」みたいな事態。
手を抜かずにこんな状況なんだから全く向いていないわ…と自信をなくしていた。

自信がない話もその時にした。「仕事量としては、何とか皆でこなせるはず…くらいの感覚でいる。残業が続いているのは不思議。そこは理解して欲しい。が、あなたが能力不足とも思っていない。」みたいな話をされたと思う。

元々、絶対辞めてやる!みたいな強い意志はなかったので、他の選択肢を提示されると、「それは…」と迷っているうちにどんどん引き留められ、結局退職届は提出せずに済んだ。

思えばあのときに大体決まっていたのだろう、今年の4月から地方に転勤。
と言ってもこっちには1年間研修で住んでいたので、初めての土地ではない。不安も全く無かった。尊敬できる先輩もいる。
机の上で話をするより、現場で勉強したい気持ちが強かった。
住まいの無い土地に転勤すると家賃が自己負担2割で済む(地域により上限有り、超過分は自己負担)。
前の勤務地では自分で一人暮らしを始めて、家賃7万くらい払っていた。もちろん勤務先の違いで給与ベースは変わらないから、数万円単位でプラス。
また転勤になっても、当然転勤先に家なんてないから、転勤になり続ける限り補助は続く。
毎日スーツを着なくて良くて私服で出社。咎める人なんていない。

駆け足で書いたけど、めちゃくちゃメリットしかない。出してくれて本当にありがとうございましたと言いたい。
仕事だから多少嫌なことはあるけど、何とか平穏にやれています。

会社辞めてたら今頃何してたかな。その夢はまだ見てないので、想像がつかない。

今日は赤裸々に綴ってみた。
特に就活してる人に知って欲しいけど、就活セミナーじゃこんな話とても出来ないな…。
知名度が皆無なので、悪くない会社だよーと言いたいのだけれど。

次は趣味の話を書きます。

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