【つぶやきシリーズ】アルナシームのつぶやき
あ、またエピファニー、セルバーグと一緒に走れる!!やったー!!!
中京記念の出馬表を見て、つい目を細めてしまった。この2頭と一緒なら、これまでの練習の成果をハッキリ示すことができるぞ!
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「2022年クラシック世代」と言われる僕らの世代は、ものすごく強い馬がたくさんいると言われてる。
僕も出走した朝日杯FSは「伝説の」って冠が付いちゃうくらいのハイレベルレースだった。
1着 ドウデュース(22ダービー、23有馬記念)
2着 セリフォス (22マイルCS)
3着 ダノンスコーピオン(22NHKマイルC)
4着 アルナシーム(僕でーす😁)
5着 ジオグリフ(22皐月賞)
いやー、掲示板に載った馬のうち、僕以外全員GⅠ勝ってるんだよ!こんなことってなかなかないと思うんだ。
4着の馬だけまだ重賞も勝ってないんだけど(笑)、これって僕もいつかGⅠを勝つってフラグでしょ??
僕は走ることが大好き!だからレースになると「1番にならなきゃ!!」って気持ちが先走ってしまって、2歳の頃の先生達には「難しい馬」って判断されてしまってた💦
でも、3歳の時に福永先生が、4歳の時にはサメカツ先生と瑠星先生が、たくさん大切なことを教えてくれて、少しずつ勝てるようになってきた。
セルバーグには武庫川Sで、エピファニーにもケフェウスSで、それぞれ1.2秒差をつけられて負けてしまった僕だけど、5歳で迎えた小倉大賞典では、その差はエピファニーとは0.3秒差、セルバーグとはタイム差なしに縮まっていた。
そして、今は典先生が教えてくれている。
典先生は僕のことを「本当に賢い」っていつも褒めてくれるけど、僕からしたら典先生の方が比べ物にならないくらい賢いと思う。
だって、僕がずっと悩んでことを理解してくれて、なんとかしようと試行錯誤してくれるのだから。
僕は走ることが大好き!でも、今までの先生達も大好きだから、教えてもらったことの1つ、「我慢する事」も守らなきゃいけない!って焦っちゃって、典先生曰く「アクセルとブレーキを同時に踏んでいる状態」で走ってしまって、苦しくなる……を繰り返していた。
少しでも僕が気持ち良く走り、かつ勝てるようになる為に。
典先生は、今までの先生達の教えてくれたことも大切にしながら、付きっきりで「力を抜くこと」を教えてくれている。
「我慢すること」と「力を抜くことは」似てるけど違う。最後に全力で走れるようにするために「リラックスして力を抜くこと」が大切なんだよ、と。
少しずつ、典先生の言っている意味がわかるようになってきた気がする。
典先生と挑んだ2戦目の前走エプソムCは苦手な左回りだったけど、なんとか5着になることができた!しかも、セルバーグに0.1秒差だったけど勝つこともできた!!
典先生も「良くなっている」と言ってくれた。まだ実感はないけど、僕、ちゃんと成長できてるよね??
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
中京記念は、スタートも上手に決められて、道中は典先生の言うとおり「リラックスして力を抜いて」走ることができたし、典先生が4コーナーで出したゴーサインに合わせて「全力で走る」ことができた。
結果、エピファニーにもセルバーグにも、勝つことができたんだ!!やった~!!!!
嬉しくてテンション爆上がりだったけど、典先生はもっと凄かった!!はち切れんばかりのガッツポーズを写真に撮られてたけど……皆見てくれた?(笑)
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
僕は走ることが大好き!!だから、もっともっと強くなりたい。
重賞を勝てたことは、「ハッピー」な出来事だったけど、ただの通過点なんだ。だから、典先生とこれからも同じように頑張っていくつもり。
そうそう。僕は「伝説の(笑)朝日杯FS」以降、まだGⅠに出走してない。次GⅠで走る時はきっと勝つからね!そして本当に「伝説の朝日杯FS」にしたいな!!だから、皆で応援してね😊