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2023年 桜の記憶 〜桜神宮・山王日枝神社・千鳥ヶ淵〜

桜の花はほんのひとときで、花待ちから咲きはじめると心浮き、見上げてはその美しさに心がふるえます。花はどれも美しいですが、こんなにも桜に感動するのはやはり日本人だからでしょう。

桜は別名 夢見草ともいうそうで、その美しさと儚さを一文字の〝夢〟と表現した古の美的感覚の鋭敏さには感嘆します。

東京は桜の名所がとにかく多く、短い花の時期、どこに行こうかと毎年迷える贅沢。
今春みた桜を忘れないようにここに記しておきます。

◇ 桜神宮 【桜新町】

本殿を包むように咲く河津桜

こちらは3月上旬、桜神宮の河津桜。

桜神宮は今まで全く知らず、今年初めてお詣りにいきました。

願い事を桜色のリボンに託して。

ちょうど満開の時で、濃く鮮やかなピンク色がふわふわ風に揺れて美しかったです。

御朱印帳も新調。心機一転の1頁目から桜満開。
はれやかで可愛くて良い事ありそう。


◇ 山王日枝神社 【赤坂】

ガラスに映る桜も美しい。

こちらは3月下旬の山王日枝神社。

花曇りでひんやり少し寒い花冷えの日でしたが、桜はしっとりと美しかったです。

神門前のソメイヨシノ
ガラスに桜。右頭上を羽ばたいていったお迎えカラス。

この時期にしか見られない景色を見られたことに、ただただ感動。

立派な狛犬の後ろにも見事な桜。


◇ 千鳥ヶ淵 【九段下】

夢か幻の世界。

こちらは3月末の桜の名所・千鳥ヶ淵。

今年は数年ぶりに夜桜イルミネーション開催ときいて、行きたくて行きたくて。でも天候の悪い日が続いて、今夜しかない!という一日、仕事終わりにかけつけました。

水鏡に映る満開の夜桜はこの世とは思えぬ美しさ。


千鳥ヶ淵は毎年昼間に訪れていますが、夜桜は人生初。昼の華やかさと全く違う幻想的な景色が夢のようでした。

一夜の夢
一夜の幻


◇ 終わりに

今年の春も桜が咲き舞う姿を見られたのは、神様からのご褒美。また来年も美しい桜を眺める時を楽しみに、一年がんばろうと元気をいただきました。
桜の花言葉〝精神美〟を胸に。

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