貴女はいつも背を向けてばかり

僕がどんなに背伸びをしても届かない

雨の日も、風の日も

貴女はいつも変わらず佇んでいる

真っ白なその左手がスッと消えた時

フワフワする箱の中でその声は優しく響く

「四階、おもちゃ売り場でございます」

嗚呼、いとしのエレベーターガール
画像1

読んで下さいましてありがとうございました。サポート頂けましたら幸いですm(._.)m