教える方になってちょうだい。
アウトプットはインプット
はい、僕も本当にそう思います。
これを読んでくれている皆さんもきっと、日々noteやSNSを通じてアウトプットをしています。
本当に素晴らしいです。
もちろんポジティブなことであれば、いくらでもアウトプットして良い気もしますが、ネガティブな内容であれば同様にそれもインプットされてしまいますのでご注意を。
ただそこは、皆さんのリフレーミングスキルであったり、逆境力であったり、学習能力であったり、きっとただでは転びません。
ネガティブをポジティブに変換するスキルを持っているのがアウトプッターですからね。
なんちゃって。
やはり、モノゴトをある程度理解していなければ順序建てて教えること、伝える事はできません。
逆に言えばアウトプットできるという事はある程度理解が進んでいると言えます。単なるコピペ(単純な受け売り)ではなく自分の言葉で伝えることができれば、なお良いですね。
まさしく発信することこそ、この先さらに深まる情報社会において一人一人に必要な要素である気がしています。
さて、そんなアウトプットは子どもに勉強を教える時にも役立っています。
自分の考えを言葉にする練習にもなるので、小学生にとって特に良いと感じています。
いざ勉強を教える時、まず最初に知りたいのは子どもがどこがわかっていないのか?です。
国語でも算数でも、子どもは全く手をつけられない訳ではなく、だいたい途中まではわかるんですよね。
けど間違いを恐れ、口ごもり、大雑把に「わかんない」だけを繰り返したりします。
「だからー、どこがわかんないの?」(親はつい"だから"と言ってしまう)
「コレがわかんない!」(子どもは問題自体を指差す)
「コレじゃわかんないのっ」(親は早くも圧をかける)
「・・・・・・・」(子どもはすでに思考停止)
さて、状況を把握するのは立場を逆転してもらえばすぐにわかります。
「はいじゃぁわかるとこまででいいから、◯◯先生、この問題の解き方をお父さんに教えてみて」
とでも言ってみましょう。
すると若干照れくさそうですが
『えっと〜、まず〜、◯◯◯◯◯◯』
と返ってきます。
こうすることで子どもがどの部分でつまづいているのか具体的にわかります。
また声にハッキリ出すことで、自分自身で道筋を思い出すこともよくあります。
「一緒に考えよう」というスタンスは子供に安心感を与え、錯覚でも自分が大人にも教えている!といった感覚は自信にもつながります。
教える方は決して急かさず、間違えをとがめず、子どもが常にリラックスした状態で問題に向き合えるように、落ち着いた口調で促します。
「だから言ってるでしょ!」
「どうしてそうなるの!?」
「習ったはずだよ!」
これらのただ責めるような口調は厳禁です。
ただでさえ面倒くさい勉強や宿題、そこに大人が圧力でも加えれば、普段ならスラスラ出てくるかけ算九九も吹き飛んでしまいます。
たかが小学生の勉強内容でも、自分たちが昔に教わったやり方とは随分と変わっているものです。僕たち大人も、頭の体操のつもりで子どもとのコミニケーションをもっと楽しいものにできると良いですね。
何かを教える、誰かに伝えることを経て、新しい知識は実感できます。
勉強だけに限らず、我々大人同士も素晴らしい人生を送るための知恵をこれからももっと共有、循環させてまいりましょう。