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得技。

今日のテキストは少し趣向を凝らして、僕のイタイところの一部を晒してみたいと思います。

簡単に言いますと
ポジティブを超えたポジティブ思考。

自分に都合のいい解釈をし、明日を生きる勇気を自ら作り出す得する技、だから得技。

僕はそれを「大いなる勘違い」と命名しております。

そんな大いなる勘違いの技法を、具体例を挙げてご紹介しますが、場合によっては、どなたもポジティブを超えたポジティブに覚醒することができます。

よかったら身近なネガティブからチャレンジしてみてください。

「え?でもイタイんでしょ?」

いえいえ、イタさも通り越すと感じなくなります、それに身近なドリームキラーを跳ねのける唯一無二の奥義となるスキルです。

それでは、、



〈ケース1〉10億

先日、お客さんに心理テストをしてもらったところ、僕は10億円を手にすることができる器なのだそうです。

はい、はっきり言って僕もそう思います。

というか、すでに手にしていたはずの10億を誰かに盗まれたとしか考えられません、取り返す具体策はまだ出来上がっていませんが、必ず取り返す、いや戻って来るはずです。

もしこれを読んでいたら、
早く返してください。




〈ケース2〉名刺

もうご存知の方もいらっしゃると思いますが僕は美容師をしています。

ただの美容師では面白くないということで、ためになる美容師という肩書きをつけています。

自惚れというか勘違いというか、けどそれなりの効果はあります。

肩書きがある以上、そうしなければならないからです。

行動が先ではなく、気持ちが先で、それに伴って行動はついてきます。

まだ自分という個人に肩書がない人は、積極的に名乗っちゃうことをお勧めします。

大丈夫、いつでも変えちまえばいいんだから。




〈ケース3〉仏眼

僕の両手には仏眼相があります。

ひとことで言うと、とても縁起の良い相です。

もっと言うと、見えないものか見える相だそうです。

もっともっと言うとスピリチュアルです。

40年間「僕には何もない」と思っていましたが、"おいしい能力"があるようですね、とても気に入りました。

その他の手の平はガチャガチャでも、これだけはだけ信じることにします。

仏眼相とは




〈ケース4〉在宅試験

メンタルケアだったかな、僕は何年も前にその初級とも言える「在宅試験」に申し込みました。

そうです、カンニングし放題の試験です。

合格率90%越えの受験料をせしめるためのやつです。それに2回連続不合格となりました。

2回連続ですよん!

確率は100分の1、100人に1人の逸材です、我ながら素晴らしい。

今思えば合格する気が無かったのかもしれませんが、合格にならなかった理由はたぶん小論文で本音を書いてしまったからです。2回とも。

というかですね、意味不明な問題もあるしテキストには誤字があるし(電話して教えたらすごく謝ってました)

僕は間違ってない、「問題か回答が間違っている」と本気で思っております。

あ〜本当の事書いて損した〜!

という感想はありますが、そもそも在宅で試験させるくらいですからね、受験料7000円×2は勉強代です(笑)

追加の料金もあるし、
合格しなくて良かったぜ!

ちなみに『10万の声』の記事を書いていた時の心境も、小論文を書いていた時と似ています。フフ…(意味深な笑い)




〈ケース5〉あ・こ・が・れ♡

女性が言う「憧れの人」は「好き」よりもデカいんだ!

そう20代の頃思いこんでいた僕は、あるカワイ子ちゃんの言ってくれた"憧れ"という素敵な言葉にうつつを抜かし、手を差し伸べようという愚かな気持ちで、お付き合いを申し込みました。

ところが答えはNO

「憧れの人とはつきあえない」とのこと。

そうかそうか…好きを突き抜けてどうしていいかわからないんだね…全くカワイイやつだ。

翌日の休みの日、アパートからは一歩も出ませんでした。



〈ケースゼロ〉ラブホ

20代の頃、僕は調子に乗って恋愛ばかりしていました。

なので多くのことを女性から学びました。

その中でも記憶に残る出来事は沢山ありましたが、これはなかなか不可解であり、自分がかわいそうにも思える一件でした。

しかしそのおかげで「何事も最後まではわからないぞ」という教訓が、身についたのであります。


僕はつき合って間もない年下の彼女をドライブの帰りにラブホテルに誘いました。

決してお化けの出そうな、小汚そうなそうなホテルではありません。

彼女は片方の肩をすくませ、ちょっと照れ笑いしながら
「いいよぉ」
という返事をしました。

いくらカッコつけても僕はこの時点で"お花畑をフワフワ舞う蝶のごとく"心と目が泳いでいたに違いありません。

(慣れた感じの方がいいのか…)
(2回目ぐらいを装った方がいいのか…)
(いや、ここは年上だからリードだ!)

そんな妄想は無駄に終わるのでした。

部屋に入ってからのドタキャンです。

9回の表、10点差リードのツーアウトランナー無し、からのノーゲーム。

ええもちろん、強引なのは性に合いません
はい…詳細についても不明です
はい…はい…いえそんな事は…
しかし今回ばかりは納得できません
「仕方がない、そんな条件は無かった、ヤツの方が一枚上手だ。」
…わかりました…断念します
しかし隊長!
「…わかっている!そこまで言うな、お前のせいじゃ無い」


…彼女とは長く続きませんでした。

当時としてはやや高い部屋の代金shortで7000円。いい勉強代になったなぁと思えるようになったのは、長い月日が経ってからのことです。

僕の好きなサザンオールスターズの曲の中に『思い過ごしも恋のうち』というナンバーがあります。

まさに思い過ごしもひとつの才能であり、いかにいいとこ取りをして生き抜くか。

そして時には向かい風の中を突き進んでゆく。


こんな感じでいかがでしょうか?(笑)


最後のケースは大いなる勘違いは発動せず、ネタのようになってしまいましたが、この世知辛い世の中では自分にとって都合よく勘違いをすることも必要だと思います。


真面目なアナタこそもっと気楽に、もっと自由に、明日を描いてみてはいかがでしょうか。



ハッ、7000円?
そうか7000円には気をつけよっと。


何かございましたらコメント欄にお願いします


今日も最後まで読んでいただきまして
ありがとうございました。

ハルヤギでした。

#エッセイ #勘違い #都合よく生きよう #10億 #名刺 #仏眼 #建前 #憧れ #ラブホ #イタイ #希望 #明日

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ハルヤギ
読んで下さいましてありがとうございました。サポート頂けましたら幸いですm(._.)m