木造構造計算の高さについて

初期の質問で多かったよくあるARCHITREND ZEROの立面図で説明します。

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 ARCHITRENDでは標準で左側に軒高、右側に階高がでます。軒高は梁の上端の高さ、階高は各階の床高です。今回は構造用合板24mm+フローリング12mmなので36mm差があることになります。3階で比べると2700(軒高)ー36=2664(階高)です。よく勘違いするのですが、構造上の各高さは、階高ベースとなります。プレカット図から入力する場合間違えるので注意が必要です。なので、構造計算ソフトに入力する場合は、右側の高さになります。最高高さは変わりません。

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KIZUKURIの場合は、こんな感じです。階高ベースで入力しますが、梁の高さがわからないと軸組図などが書けませんから、床厚を入力して調整します。入力項目が多いので間違いやすいので整理してから入力しましょう。

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HOUSE-ST1の場合は、横架材天端間高さ(つまり軒高ベース)で入力します。そして床の厚さを調整します。木構造上で見るとHOUSE-ST1のほうがわかりやすいですが、図面には階高しか書いてない場合がありますので注意が必要です。あと、なぜかcmで入力するので、mmベースやmベースの入力、計算に慣れていると、戸惑うので注意が必要です。HOUSE-ST1では、「高さの説明」というボタンがついていて、ここを見ればどの高さを入れば良いのか?説明があるので初心者でも安心ですね。HOUSE-ST1は全般的にヘルプが操作面に集中していてシンプルでわかりやすいです。

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ARCHITREND構造計算では、軸組階高という名前で軒高を書いているのでわかりやすいです(最高高さは間違えています)。

ソフトの差があるにしろ、計算に使う項目は同じです。軸組の高さではなく、床の厚みを加味した高さで計算することを覚えておきましょう。

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