一級建築士試験合格発表2024
こんばんは。クリスマスに合格発表とはまたまた・・・不合格の方には最悪なクリスマスになるのでは?と思いますが・・・。
さて、今年の一級建築士試験の合格発表がありました。言うまでも無く製図です。試験の制度を変えて受験者を増やそうと試みたものの、今年の学科の受験者数は28067人。3年連続減となりました。学科の合格率は、そのせいもあるのか23.3%と比較的高めでした。しかしそのせいで製図試験の受験者数が増えたのか?製図試験の合格人数は3010人とここ五年で最低で、合格率も26.6%と厳しき門となりました。総合合格率も8.8%と昨年を1.1%下回りました。
年齢別は若年から受けられるようになり、23才以下が12.1%と1割以上を占め、24~26才も33.9%と若年に有利な印象を受けます。それでも40才以上が8.1%と奮闘しているので、みな必死に勉強しているのだと思います。ちなみに合格者の平均年齢は29才となっています。
男女比は、男性69.3%、女性30.7%でした。女子大の建築の出身者も多く合格されていますが、共学の大学ではまだ男性が多いのが実状のようです。業界団体であう建築士の比率とは大幅に違いますが、いったいどこで活躍されているんでしょうか?なんとなくわかりますが・・・。
大学別を見ると、昔からの大学も結構改名しているところが多いのですね。わからないところもありました。大学に行っていない私(※1)からすると、こんなに建築を学べる大学があるんだとびっくりします。
というわけで、合格された皆様おめでとうございます。そして不合格だった皆様も来年の合格に向けて頑張ってください。また来年初めての若い受験組が参入してくるので大変かと思いますが。全体的に難易度がゆるくなりそうな来年ですが油断せぬように今から頑張ってほしいものです。