ブロック塀で鉄筋センサーでの調査って意味があるのか考える
おはようございます。寒いですね。現場に出たくありません。室内もっと温かくしたいです。まあそんなこと言っても変わらないので、記事を書くこととします。
さて、ブロック塀の調査のために鉄筋センサーを購入したいが、どの機種がいいか?と相談を受けます。私はとりあえず、MT-6などをお勧めしていますが、本当に必要でしょうか?
ある程度の高さ以上のブロック塀自体がそもそも安全性に疑問があります。それは建築基準法に合致していてもです。特に雨ざらしで特に防水もしていないブロック塀は、内部に水が入りやすく鉄筋の錆びも早いです。もちろんきちんと施工したほうが強いのは確かですが、それでも過信は禁物で、個人的には3段くらいにおさえておきたいと思っています。この高さなら崩れても危険は少ないし、鉄筋が錆びても影響は少ないです。高さが低く危険性が少ない部分に利用していけば良いと考えています。
そんなわけで、ブロック塀調査には、基本的に鉄筋センサーは不要と考えます(あくまで個人的意見です)。6段以上のブロック塀は、意見を求められたら「撤去」の一言を返しています。控え壁や鉄筋などがあってもです。その2つがあったとして基礎の形状がやはり厳しい物がほとんどで、背の高いブロック塀は危険性しか感じません。
それじゃあ、なんで持っているのだ!と聞かれますが、それなりに用途はあるのです。なので買って損したとか思っておりません。
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