2023年目標と結果
こんにちは。
今回は2023年1月にお聞きした2023年度の城中工業株式会社の目標について、現在の状況を伺ってきたのでご紹介していこうと思います。
まず、そもそもの目標ですが、
・大幅な納期短縮への挑戦
・利益配当システムの細分化
上記2点が大きな目標としてありました。
こちらがどのようにして実行されていったのかとても気になります!
【筆者】
今年は大きく2つの目標があると伺っておりましたが、いかがだったでしょうか?
【城中さん】
すべてが段取り良く言ったわけではなく苦労したこともありましたが、両方達成できております。
一つずつ説明しますと、「大幅な納期短縮への挑戦」に関してはとてもうまくいきました。
現場で働く社員と指導する管理者、協力会社様、皆様の力があってこその結果だと思っております。
納期自体も9か月目標でしたがそれよりも早い結果となっております。
【筆者】
ほんとに素晴らしいですね。
今後の仕事にもまたつながりそうですね!
【城中さん】
つながってほしいですね!
ただ、業界的に材料費高騰などでバイオマス建設自体は一旦ストップの流れが来ているので当分ないかとは思いますね。
【筆者】
なるほど、、
では、今後についてはバイオマス以外で取り組んでいくということになりますね。
【城中さん】
当然です!
主体の仕事は「ごみ焼却場の建設」ですから今後もノウハウをフルに活用してどんどん質とスピードを高めて強い組織にしていきます。
2030年までがごみ焼却場の活況といわれていますので、これから約6~7年の間に体制を整えてメンテナンスを強固な体制に変えていく予定です。
【筆者】
ありがとうございます。
では、「利益配当システムの細分化」に関してはいかがでしょうか。
【城中さん】
こちらに関しては、賃金改定を行ったり一部で試験的に始めてみたりと徐々に手を加えてシステム構築ができました。
現場ごとの動きを管理監督し、だれがどの現場でどれだけの工数かけて何をやったのか出来るだけ細かいデータとして数値化することで見える化できるのでだいぶ生産性が上がっています。
データを基に予算を作り動くので、仮に別の部門に異動になってもどのような動きができるのかある程度把握ができ、かつ頑張っている人にはしっかりと配当を渡せる仕組みになっているので意欲が湧く環境に更になったかなと思います。
更に、賃金改定では数値化して評価制度を簡単にしたことにより誰が見てもわかりみんなが目指せる指標を作りました。
この業界では何をしたかをあまり見られないのでここを変えていこうと思い数値化しようと考えたんです。
将来的には、だれが見てもわかる資格や指標みたいな形で給料テーブルを作ってみたいとも思いますがまだその段階ではないので、もっと改良を続けます。
【筆者】
2023年の1月に掲げた目標はしっかりと達成。有言実行をし、さらに未来を見据えた目標もあり前に進み続ける城中工業さんに今後ますます勉強になるお話が聞けそうです。