城中工業株式会社の『マネジメント』

こんにちは。

今回は、城中工業株式会社の城中康文さんから伺った、城中工業株式会社の『マネジメント』についてご紹介します。

城中工業株式会社の従業員へのマネジメント

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【城中さん】

わたしは『やらなければならないこと』をできない人は社会で生きていけないと思っています。

子どもの頃、学校で色々なルールの中で生活しながら勉強していたように、職場においても守るべきルールを守りながら、常に学び自己研鑽することは必要で、嫌だと感じることでもやらなければいけません。

城中工業では、「頑張ること」「努力すること」の大切さも社員にしっかりと伝えています。
コツコツと努力し続ける事は意外と難しいことです。
しかし地道な活動を続ければ、仕事においてもプレイベートにおいても、先の未来を充実させることに繋がっていきます。

一例をあげると、業務において毎日日報書くことは職人にとって慣れていないため特に大変なことです。
同業他社はやりませんが、城中工業では徹底しています。
こういった小さな積み重ねを徹底して続けることが、個人の人間力や仕事の経験値を上げていくことにも繋がっています。

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【筆者】
城中工業で働いている従業員の方は、会社の魅力はどのようなところだと感じていますか?

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チャレンジしようと思ったらその舞台は会社が用意するので、あとは「挑戦するのみ」という環境を喜んでもらっています。

若い頃、わたし自身が職人をしていた時に、「教育してくれない」「もっと自分は能力があるはず」「このままで終わりたくない」と想っていました。
反面、「仕方ない」という諦めの部分もあったことは事実です。

なので起業してからは、過去の自分のように人生を諦めかけている若い子や建設業界で頑張っていきたいと思っている子が報われるような会社にしたいと思うようになりました。

そのため、城中工業では同業他社よりもしっかりとした制度設計やルール作りを、社員のことを一番に考え行っています。

社員の「権限と報酬と責任の3つのバランス」についても同様の考え方です。

※前回のインタビュー記事より引用

会社や仕事を成り立たせるには、権限と報酬、責任の3つのバランスが大事だと思っています。
責任は負いたくないが、報酬と権限はほしいは話が通りませんね。
ただ一定数バランスが取れない従業員がいるのも事実です。
そのため、仕事への取り組みは従業員本人に選ばせています。
成長意欲が高ければ、高いほど権限と報酬と責任を与えられる現場や部署に配置しています。


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城中さんが考える従業員のマネジメントについてご紹介しました。
同業他社にはない従業員へのマネジメントや、制度などを含めた充実した働く環境を用意している理由は、城中さんの過去の経験によるものがあったのですね。
城中さんの過去から現在までのお話は、同業で働く方々にとっても、とても興味がある内容なのではないでしょうか。
今後もっと掘り下げて伺っていきたいと思います!

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