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カーテンが自動で開くようにしたら寝起き最高になった

※この記事はアフィリエイトではなく私の喜びの日記である。

〈それ〉の存在は前から知っていたが、そそられなくてすっかり忘れていた。

そしてVtuberの黛くんが購入していることを切り抜きで知り、「そんなのもあったな」と思い出した。

(黛くん、出会うのが遅すぎたけどキミは確かに私の人生に爪痕を残したよ。カーテンを見るたびにキミを思い出すだろう……)

なるほどなぁ……。

動画をぼんやりと見ながらググる。

いくつかメーカーがあるようだったが、フォロワーも使っていると教えてくれたものがAmazonでセールになっており、ポチった。

次の日には届いた。
お急ぎ便、早すぎて怖くなった。


買ったのは【SwitchBot カーテン】。

SwitchBot カーテン(雑)

まるくってぴょこっとしていて、おもちゃみたいだ。

届くまで取り付け方も想像できず、うちのカーテンレールでは使えなかったらどうしようかと不安だった。

結論から言うと大丈夫だった。

カーテンレールってホチキス芯みたいに内側が空洞(こんなかんじ→)になっていて、この空洞部分にSwitchBotの触角みたいなちいこきローラーをクイッてはめ込む感じだった。

本体の側面のポコっとしたところを押すとローラーの出っ張りがヘコむので、力任せにしなくてもカーテンレールの中にスッと入る。
短気な猿でも取り付けられる簡単さに企業努力を感じた。

カーテン開閉のしくみは結構シンプルで、カーテンを吊り下げるランナーとランナーの間に取り付けることで、SwitchBotがローラーの力でゴリゴリに直進してランナーたちをブチ押していくのだ。

精密機械による力技。

(私はお金をケチって1個だけ買ったので、左右のカーテンをマグネットで繋げてむりやり一枚として開閉させている。2個買えば両開きにも対応させられるよ)

閉めるときも同じで、反対側にゴリゴリにランナーを引っ張って閉める。

隙間ができたりしないかな?と不安に思ったりもしたが、問題なかった。

アプリから開閉設定ができるのだが、試運転させることでカーテンレールの横幅を記憶してくれるぽい。賢い。


私は声を大にして言いたい。
SwitchBotはすごい。あらゆることが直感的にできて、簡単で、わかりやすい。


この商品を買うのはカーテンの開け閉めさえめんどくさがる横着な人間だとよく理解している。


レールの幅を測るよう要求してこないところとかそう。
「設置したらとりあえず動かせ、こっちで把握するから」だ。
購入層の人間になにも期待してないのが伝わってくる。ありがたい。


クソ長い充電コードも同梱されていて、充電のたびにわざわざ取り外さなくてもスマホ用のモバイルバッテリーを使えばそのまま充電できる。
モバイルバッテリーはカーテンレールの上に置いちゃえばOK。
果たしてそこまでの思いやりで同梱されているのかわからないが、私はそう解釈した。
そもそも一度フル充電にしておけば数ヶ月は充電必要ないのがありがたい。


アプリのUIもシンプルだけどわかりやすいんだ……。

それで、アプリと連携させれば、「陽の光を感知したら開く」とか「特定の時間に開閉する」とか「手動で遠隔開閉」とかやれるようになる。

私は「毎朝起きたい時間の5分前に自動で開く設定」だけした。



次の日、SwitchBotとのはじめての朝。

暗い部屋ですやすやと眠る私。

そのときがやってきた。

ヴィーーーーーー!!!!!!!!!!!

私「!!!!?!?」

猫「!!!!?!?!?!?」

初日はマジでモーター音にびっくりした。
そんなに大きな音ではないが(電動歯ブラシくらい)いきなりだから……。

初日は朝日とかどうのじゃなくてモーター音で飛び起きた。
心臓バクバクで目が覚めて、あまり良い目覚めではなかった。


しかし、
二日目ともなれば慣れてモーター音ごときでは飛び起きなくなった。
(神経の図太さには個人差があるぞ)


そうして私は、「モーター音でぼんやり浅い睡眠に切り替わり、しばらくうとうとしてから目を開けると柔らかく明るい部屋にいる朝」を手に入れた。


「モーター音でぼんやり浅い睡眠に切り替わる」というのもわりとミソな気がした。必要なんだ、あの音は。

なによりも、
「目を開けたときに部屋が明るい」
これがすごく良い!


部屋がまだ暗いと、まだ寝ていても良いような、もにょもにょしたようなまどろみの中から抜けられなくて、スマホつけても眩しくてアラーム止めたら放って目を閉じちゃう。
「スヌーズ鳴るまでは……」と。

部屋が明るいと、「朝か……」ってなるし、身体の感覚がなんだか違う。
陽の光を浴びているおかげか、寝起きに感じるようなあらがい難いほどの眠さが薄い気がするのだ。
スマホも眩しく感じないからそのままいじりつづけて目が冴えてくる。
それに、部屋が明るいから添い寝している猫の姿がよく見える。猫も「(SwitchBotのモーター音を合図に)起きたか…」みたいな顔して私を見ていることが多い。
猫におはようのチュッするために体を動かしてチュチュチュッスゥーーーーッてするうち目が覚める。

まあ部屋が明るくて目が比較的覚めた感じがしていても、そのまま二度寝することは全然あるが。


「目が比較的覚めた感じ」が大事なのだ!


私は目覚めがめちゃくちゃ悪い。
低血圧なのか寝不足なのか寝方が悪いのかは知らん。
朝ぜんぜん起きられない。神に祈る民のポーズでまた寝てることある。

神に祈る民のポーズ

それが無くなった。

「朝か……起きるか……(ムクリ)」の頻度が上がったのだ!!!!!!!!


身体が軽い!!!!!!!!!!!!


これが陽の光の神秘のパワーによるものなのか、
SwitchBotのモーター音によるソフト叩き起こしの結果なのか、
気持ちの問題なのか、
その他の理由によるものなのかはわからん。

でも最近、モーター音に気づかないままいつの間にかカーテン開いてる朝が増えたし、音ではない気がする。いや無意識下で聞いてるのかもしれんが。
目覚ましもいつもかけてて、これだけでは寝起きがイマイチなことを考えれば、やはり陽の光のパワーが少なからずある気がする。


そんなかんじで、最近の朝がハッピー。


仕事の日もそうなんだけど、何より休日の目覚めが気持ち良い!

「休みだからって昼までだらだら寝ちゃった……」というのがなんとゼロになった。

12時直前まで二度寝している日もあるにはあるが、普段の私なら習慣の朝チョモツイートしてから15時くらいまで二度寝してた。
朝、一発で起きられる日が明確に増えて、二度寝したとしても質が向上して(?)早めに起きられることが喜びである。
いずれにしても目覚めの感覚が悪くないのが踊り出すほどのウルトラハッピー変化。


ささやかにデカイQOLの向上を感じる。


夕方になったら、ベッドからスマホ1タップでカーテン閉じられるのも良すぎる。


これは本当に心から言える。
もっと早くに買えば良かった。


今更だとしても、キミと出会えてうれしい。
ありがとう、SwitchBot。
ありがとう、黛くん。