【遊戯王】五線譜に描く7音の軌跡『ビヨンド・オブ・ミュージック』【デッキ紹介】
こんにちは、こんばんは。初めましての方は初めまして。白目焼きと申します。
デッキ紹介記事初投稿です。拙い点も多くあると思いますが、温かい目で見守っていただけると幸いです。
1.はじめに
来たる1月14日、遊戯王11期最後を飾る通常弾「CYBERSTORM ACCESS」が発売となります。
シーズンのラストパックはテーマを強力にサポートするカードが収録されることが多いですが、今回もその例に漏れず様々なテーマにメスが入っています。
それらの中、私が登場当初より愛用している最強テーマ「ドレミコード」が今回の主役となります。
しかし、今回のデッキは新規カードを先取りしたレシピではありません。
強力な新規カードの登場はテーマ使いには非常に嬉しい反面、時として既存構築の消滅を意味することがあります。
時間をかけて磨いた今の構築にはかなり愛着があり、このまま形が変わってしまうのは惜しい… それが今回の記事を書こうと思った理由です。
つまり、今回の記事は新規カードによってレシピが変わってしまう直前に書き残す、ある種の備忘録であるというわけです。(初のデッキ紹介が備忘録かよ)
前置きが長くなりました。レシピいってみましょう!
2.デッキレシピ
3.コンセプト
このデッキは上級ドレミコード共通のP効果「ドレミコードのP召喚成功時に相手はチェーンできない」に注目し、妨害を受けにくいP召喚という特徴を活かして戦うことを中心に据えたデッキになります。
特に、軌跡の魔術師の②効果「リンク先にレベルの違う2体が同時にP召喚された際、場のカード2枚を対象破壊する」とのコンボが強力で、チェーン不可の2枚破壊という凶悪な除去を飛ばすことが可能です。
ドレミコードは属するPモンスター全てのレベルが異なるため、軌跡の魔術師の②効果を起動させやすいという点でも相性は最高です。
更に、「ペンデュラム・アンコール」によって相手のメインフェイズにP召喚を行うことで、上記のコンボを相手ターン中に起動し更なるアドバンテージを稼いでいこう。というのが大まかなコンセプトとなっております。
ペンデュラムアンコールを使う際の注意点
このカードで相手ターンのP召喚を狙う場合の注意点があります。
このカードによるP召喚でチェーン不可P召喚を狙う場合、このカードは必ずチェーン1で発動する必要があります。それはドレミコードのP効果が『自分の「ドレミコード」PモンスターのP召喚成功時に』であり、『P召喚に成功した場合』ではないため効果の適用タイミングを逃してしまうからです。
4.初動と主な展開
「絶対にこれをしなければ!」という初動はなく、基本は引いたカードの組み合わせと雰囲気で回していきます。
・「宣告者の神巫」
初手に欲しいカードランキング第一位。このデッキ唯一の単体初動です。手順は以下。
神巫召喚。効果で「トリアス・ヒエラルキア」を墓地へ
ヒエラルキアの効果発動。コストで神巫をリリースしながら自己蘇生
リリースされた神巫の効果を発動。星2以下の天使族である「ドドレミコード・キューティア」をリクルート
キューティアの特殊召喚成功時効果を発動。ドレミコードPモンスター1体をサーチ
キューティアとヒエラルキアで軌跡の魔術師をリンク召喚。成功時効果により好きなPモンスター1体をサーチ
この動きにより、宣告者の神巫1枚から「軌跡の魔術師」を用意しつつPスケールとなる2枚を揃えることができます。
このデッキでは下スケールに「ドドレミコード・クーリア」(スケール1)を、上スケールに「ケンドウ魂 KAI-DEN」(スケール9)を使用することが多いです。
・初動に関わるドレミコード
このデッキは総枚数の1/3ほどのドレミコードを採用しているため、上記の神巫初動から入れない場合はドレミコードの引き合わせで動いていくことになります。基本的には「軌跡の魔術師」をリンク召喚→P召喚 の流れを目標に動きます。
「ドドレミコード・キューティア」と「ドレミコード・エレガンス」は初手の組み合わせで動く場合の不足札を補充するために使用します。
「レドレミコード・ドリーミア」はPゾーンのドレミコードを条件に自身を特殊召喚する効果を持っているので、通常召喚したモンスターと共に「軌跡の魔術師」や「エレクトラム」をリンク召喚することでP召喚の準備を整えることができます。
・シンクロモンスターについて
上記のコンセプトの通りに「軌跡の魔術師」+「ペンデュラム・アンコール」で相手ターンの妨害を構えるには、EXモンスターゾーンに軌跡を召喚した上でそのリンク先を空っぽにしておく必要があります。
そこで、展開したPモンスターを素材としてリンク先から離す手段としてシンクロモンスターを採用しました。
特にデストルドーのワンアクションで出せる「音響戦士ロックス」はP召喚での再利用が難しいレベル1のキューティアを回収して再利用することができ、次ターンの動きの安定性を高めてくれます。
5.その他の採用カード
全部書くと大変なので一部をざっくり紹介
・ドレミコードの採用枚数
サーチ効果を有するキューティアとグレーシアがフル投入。このデッキの下スケールとして理想のクーリア、扱いやすい展開力のドリーミアが2枚ずつ。エリーティア(ミ)、ファンシア(ファ)、エンジェリア(ラ)、ビューティア(シ)は各1枚ずつの採用。それぞれの役割を状況に応じて使い分けたりします。全員かわいいため削ることはできません。
・デストルドー+竜の渓谷+マジェスティP
大抵の組み合わせからロックスや軌跡の魔術師を展開できる扱いやすいチューナーとしてデストルドーを採用。
デストルドーは竜の渓谷で墓地へ送ることができ、渓谷はマジェスティPでサーチできるため、必要に応じて容易に用意することができます。
・「トリアス・ヒエラルキア」
神巫からの初動に使用するほか、クイックエフェクトで場の天使をリリースすることで軌跡の魔術師のリンク先を開ける役割も担えるため2枚の採用。
ドレミコードP召喚時に便乗して発動することで、複数体リリースの追加効果をチェーン不可使用することもできます。
・「サイコ・エンド・パニッシャー」
裏エースにして絶対的フィニッシャー。クーリア(星8)+音響戦士ギタリス(星3)、キューティア対象のデストルドー(星6)+グレーシア(星5)などの組み合わせでシンクロ召喚され、軌跡の魔術師やデストルドーのコストで減ったライフを圧倒的攻撃力に変換しデュエルをエンドさせます。
6.おわりに
ここまでお読みいただきありがとうございました。
デッキ名は『ビヨンド・オブ・ミュージック』です。童謡のドレミのうたの元となったミュージカル・映画である「サウンド・オブ・ミュージック」とコンボの軸である「軌跡の魔術師(ビヨンド・ザ・ペンデュラム)」をから名付けました。
ドレミコードは使って楽しい!愛でて可愛い!最高のテーマです。新規も登場してタイミングもよいので、この機会にドレミコードの良さがもっと広まればいいなと思っています。
ちなみに私の最推しはキューティアです。いっちゃんかわいい。異論は認めます。全員かわいいため。
おわり
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