2024/6/4-2024/6/10
その日の印象に残った曲と共に、短い日記を書いています。曲の考察記事ではありません。
6/4 Copeland「Sleep(Demo)」
髪を切る。美容院へ行くのを2ヶ月に1度にしているので、月に1度自分で髪を切っている。ツーブロにしたサイドをバリカンで刈り上げ、前髪をはさみで調整する。先日実家からもってきた、ベビー用の髪切り用はさみを使った。数十年の時を経て、またあのはさみにお世話になると思っていなかった。
すきばさみは、ジャキジャキと音を立てるがあまり切れない。先の丸いはさみは、静かで割と切れる。風呂場で鏡をみながら、20分ちかくかけて髪を整える。あまりうまく切れないけれど、試行錯誤が楽しい。BGMは、細美武士さんのヘッジホッグダイアリー。
夜は鯖の味噌煮を作る。骨をうまくとることが出来た。一歩前進だ。でも身はパサパサ。今年の目標のひとつを、煮魚をしっとりふっくら作れることにした。
6/5 ゆるふわギャング「Too High」
月に1度の勉強会×2本。刺激を受け、たくさん考える。何を発言しても、多少まとはずれな発言でも、私の行いや思考を攻撃されることはない。心理的安全性を担保されている環境に感謝する。
上司から来た近況の問いかけに返信する。元気になれずに歯がゆいきもち、仕事を諦めていないこと、頑張れない自分を許せないこと、少し自分の見方が変われば進みだせるんじゃないかと思っていること。こんな詳細、上司は求めていないと思うけれど、自分の状態を出来る限り正確に描写することが大切だと思った。上司が割と早く、かつ好意的に返してくれて、久々に心がじわりとあたたかくなった。
6/6 坂本慎太郎「まともがわからない」
朝起きたら、とても肩がこっている。凝るというか、痛い。海に行こうかと思ったけれど、空がどん曇っている。朝から張り切って鮭のアラを煮てしまい、骨取りに時間と集中力を持っていかれる。風呂掃除。洗濯2回。3本返す連絡の1本を返したところで、午前中が終わる。うまくいかねぇな、疲れた。
ぐったりしていたら、いつの間にか寝ていた。残り2本の連絡をしたり、図書館で借りた本を読み終える。
やることに追われた1日だけど、海鮮丼を食べたいという野望を叶えにいくことにする。義務を終えた達成感だけで、私は走れない。スーパーに行っても、いい感じの海鮮丼が見つからない。ちぇ。サクを買って帰って、塩麹につける。少しもったりさせたり、旨味をつけてみよう。種々の野望は、また明日。私との約束を、私がすぐ疎かにする。守らねば。
6/7 荒井岳史「Kと彼の自転車」
またトラブルが起きて、2件だったタスクが3件に増える。面倒だよう泣きたい〜!と思いきや、意外と用事が早く片付いて空き時間もできる。用事の間の空き時間に日記を書こうと思ったけれど、街なかの座る場所って本当に無い。毎度コーヒー飲んで、水っぱらにしたいわけでもないしなぁ。ゲーセンの片隅に腰掛けて、日記を書いて、次の用事へ向かう。用事が無事終わったので、海へ向かう。
海の好きなところは、座ってしまえば居場所にしてくれるところだ。高い金を払わなくても、腹を満たさなくても、ひとりでいても放っておいてくれる。
海に行きたいという私との約束、今日は守れたね。
6/8 松岡茉優&伊藤沙莉「お互いさまっす」
お気に入りのアイスバーを売るお店のある街に行くのに、肝心の冷凍庫の空きがない。冷凍庫内の米も肉も魚もカップアイスも愛しているけれど、夏が1年ぶりにくるもんだから、お気に入りのアイスバーに大事なスペースを譲りそこねる。年中夏だったら、アイスバーのこと忘れないのにな。今週あたりから、冷蔵庫から出してしばらくたった麦茶のポットが、汗をたくさんかくようになった。
6/9 スピッツ「猫になりたい」
家族が、高級な遊覧船のチケットをもらってきたので、船に乗りに行った。数十分の海の旅は楽しかった。数世代の家族旅行、奮発した若いカップル、特別なお祝いのガールズ。漏れ聞こえてくる話題が、私が誰かとする話と全然違う。普段出会えないひとに出会った時間だった。
帰り道でご飯を食べていたら、別の家族から体調不良の連絡が入る。連絡を受けたら不安になって、私はお酒や食事をたくさん注文した。帰ってから、アイスまで食べた。普段は21時までに食べ終わるように心がけているけれど、不安を消すために遅い時間まで食べた。今日は、食べたい気持ちを大事にすることにした。食べ過ぎでも飲み過ぎでもない量だけど、念のために琉球酒豪伝説を飲んで寝る。
6/10 9mm Parabellum Bullet「スタンドバイミー」
酒は残ってない(よかった)。体重も増えすぎていない(ホッ)。
朝から「虎に翼」の轟とよねさんの再会に心を動かされる。大切な人がいなくなった世界で、手を取り合える仲間に再会できるなんて、どれほど心強いだろう。
飲みすぎた分を消費せねばと思い、昼過ぎに外出を試みるも、2時間くらい気乗りしなくてリビングですごす。散歩したくないと思っているうちに、先日図書館で借りた「泣くな、研修医」を読み終えた。私は医師ではないけれど、研修医の苦悩に思いを寄せる。未知の世界への不安、絶対にミスを起こせない緊張感、若者に対して意地悪しない先輩と仕事を組むときの安心感、何も出来ない自分に呆然とすること。そんな感覚を、私も知っている。
図書館に本を返すために、重い腰をあげる。2冊の予約本と「泣くな、研修医」シリーズの続きを借りる。ちゃんと動いてえらかったよ、私。
はじめて、図書館の自習室をのぞいてみる。すごくたくさんのこどもたちがいる。この時期は、定期考査前だろうか?宿題をやりにきているんだろうか。学生時代は図書館が遠くて、気軽に行ける場所になかった。図書館で誰かと勉強したことがないなと、ふと思い出した。
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