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2024/8/27-2024/9/2

 その日の印象に残った曲と共に、短い日記を書いています。曲の考察記事ではありません。

8/27 今井美樹「雨にキッスの花束を」

 宅配便の再配達を依頼する。我が家の近所の配送員さんは、大体特定の時間に来てくださる。◯時〜✕時の時間帯指定をすると、◯時20分から◯時40分の間くらい。時間帯がブレなくて、1日の予定も組みやすいので、本当に助かっている。

8/28 BE:FIRST「Mainstream」

 今日の虎に翼では、小橋さんが若者に「弱いものにだけ怒りを向けるな。」と言っていた。小橋さんの論説じゃないと、彼にはきっと響かなかったと思う。世界を変えたいなら、身内で争っている場合ではないな。

8/29 米津玄師「がらくた」

 米津玄師の新譜が最高だと、あまりにたくさんタイムラインに流れてきた。発売日にかいものをしながら聴いた。スーパーの化粧品コーナーにいる時にかかった「がらくた」に驚愕した。

例えばあなたがずっと壊れていても 二度と戻りはしなくても
構わないから 僕のそばで生きていてよ

米津玄師 がらくた 歌詞 - 歌ネット (uta-net.com)

 何を言っているのか、初めはわからなかった。何度か聞き返した。「壊れても一緒にいても良い」という言葉を、家族以外から私に向けられたことがほとんどなかった。こんな優しい言葉を伝える人が居るなんて、想像できなかった。

 数年前まで、私は少しでも集団の中での正解から外れたら、頭や人格がおかしいと言われる集団にいた。1つの失敗が人伝いに広がって、他人の茶話で裁かれる。そういう環境にい続けた私は、いつのまにか周囲の正しさをインストールすることに必死になった。誰といても、いかに失敗せず、相手の記憶に残らないコミュニケーションをするかということを考え続けた。もっと劣悪な環境はあるけれど、私はずっと辛かった。

 失敗しても、誰かの求める基準に達しなくても、他人と考え方が違っても、そこに私が居ても良いとずっと思いたかった。
 欲しかった言葉を「がらくた」から貰って、化粧品売り場で涙が出た。

8/30 LE SSERAFIM「CRAZY」

  ルセラの「CRAZY」をずっとリピートしていた。この日のことを、あまり思い出せない。ユンジンさんの変幻自在な歌がすごい。

8/31 Ayumu Imazu「obsessed」

 旅に出る。家族が二日酔いででろでろしている。本人が大丈夫というから、予定通り出ることにした。とはいえ気になるので、二日酔いに効くサプリや経口補水液を手元に置く。家族は「世話を焼かれている」という感じが苦手なようなので、様子を見る。
 家族はたくさん仕事を引き受けて、すごい勢いで仕事をする。付き合いも頑張る。だから、山程お酒を飲んで、時々ダウンする。
 私は、家族のしんどさをどうにかしたいけれど、どうするべきでもない。せめて、ヘルシーで腹持ちのよい食事を作ることにする。家族のストレスが減ることを祈る。
 飛行機が離陸する時に「今日は元気いっぱいのお子様と、かわいい赤ちゃんと共に、那覇空港へ向かいます」とアナウンスしていた。機内の空気が柔らかくなった。

9/1 the band apart「38月62日」

 伊江島へ向かう。本部からフェリーに乗れば、30分くらいで着く。サイクリングで島内をほぼ1周する。約20kmを自転車で散歩した。6時間位のショートトリップ。
 同じ島の中でも、見える海が全く違った。伊江ビーチの浜辺には、ブランコやオブジェ、売店があった。キャンプサイトや、ビーチバレーのコートもある。みんなでワイワイするときっと楽しい。リリーフィールドの岩場では、荒々しい海が見えた。果ての近くに行くと、何も音が聞こえなくなる。
 湧出(わじ)の展望台からは、断崖絶壁とキラキラの水面を見られた。湧出の海辺まで出られる道(高低差60m)を下ると、穏やかでまっすぐな水平線が見えた。GIビーチは、ミルキーで静かだった。
 7年前に波照間島へ行った帰り道に、the band apart「38月62日」を聴いた。ずっと行きたかった波照間の青を見られて、本当に嬉しかった。あの日も夏の終わりだった。今日は9月1日の日曜日。夏休みの終わりが名残惜しくて、バンアパの「38月62日」をまたかける。

9/2 Dynamic Duo「Hot Wings Feat. HyoLyn」

 水納島へ向かう。渡久地港から高速船で15分位。港近くのビーチは、若者やファミリーが多くて、活気があった。少し奥まったビーチに行くと、全く音がしなかった。
 中部のホテルに泊まる。テラスからサンセットを見て、真っ暗になるまで夕暮れを見ていた。日が暮れるのに夢中になっていたら、行きたかったレストランのラストオーダーが終わっていた。
 寝る前にもう一度テラスに出て、空を眺めた。薄曇りだったけれど、星が幾つかみえた。憧れていたホテルに泊まって、空気はあたたかくて、おなかは満たされて、好きな人といっしょにいられて、これ以上幸せなことはないと思って眠りに就いた。


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