2024/9/10-2024/9/16

　その日の印象に残った曲と共に、短い日記を書いています。曲の考察記事ではありません。

9/10　showmore「circus」

　疲れたので、帰り道にアップルパイとアイスコーヒーを食べてかえった。一口食べると、サクサクのパイから、熱々の林檎ジャムがあふれだす。夕方に食べてしまったけれど、大人だから、ばんごはんを調整すればいいね。帰っても怒る人がいないのは、大人の気楽なところだ。

9/11　THE COLLECTORS「世界を止めて」

　推し活について考える。お金を使わないと貢献できないvsハートが大事。どちらかが優れているというのは無いと思いたい。小さな牌を取り合って苦しむなら、別の界隈か別の趣味へ飛んで行ってしまえ。好きなものを好きだと言い続けるだけで良かったら、どれだけ楽なのだろう。

9/12　サカナクション「エンドレス」

　私は、家族がうらやましい。私が禁止されてきたあれこれを、気にかけることなくやっている。そして、私に許されている。
　音楽を知っていると言うこと、蘊蓄を垂れること、夕飯のあとにポテチを食べること、不機嫌さを出すこと。
　家の中でも外でも、音楽を知っていると言うと知識で殴られ、蘊蓄を言うと粗を探され、夕飯の後にポテチを食べると「ごはんがまずいって言われてるみたい」「太るよ」と言われ、不機嫌さを出すと怒られるか無視された。
　他者といる時に自分の気持ちを優先するのを、私は諦めた。でも、許容されなかった経験のしんどさは消えない。まぁ、こういうこというと「うじうじしてる」とか「いまだに被害者ぶってる」とか言われるんだよな…。葛藤しなくなる日が早くきてほしい。

9/13　BUMP OF CHICKEN「flyby」

　話を聞くことは、私が一人にならないための戦略だったと気づいた。
　私がする話は、全然面白くないらしい。他のひとと同じポイントで楽しめないから、感情を共有できないことが多い。そして私には、容姿が端麗だとか社会的地位があるとか、歌がうまいとかの付加価値もない。真面目だけが取り柄の私といても、みんな面白くないのだと思う。
　私が一人にならないための方法が、ひとの話を聞くことだった。そうすれば、話したいひとの横には居られた。でも、私も自分の話をしたくなってしまう。つまらないのにね。そして、話したい人は、たいてい私自身に興味を持ってくれることは無い。だから、長い付き合いの友人をつくるという意味において、話を聞くという戦略は失敗だったのかなと思った。

9/14　Cocco「もくまおう」

　牛の切り落としがとんでもなく安く売られている！800gくらい買って、作り置きする。ぼっかけの味付けを参考に、甘く甘く煮込んだ。蕎麦の上やラーメンの上に乗せれば、少し先のお昼を彩ってくれるだろう。
　例えば30度の泡盛を50ml飲むのと、ビール一缶飲むのでは、アルコール量がさほど違わないと気がつく。長らくビール党だったけれど、焼酎にも惹かれ始めている。

9/15　ものんくる「空想飛行」

　家族と遠出する。途中下車した街に、アジア圏の食材をたくさんおいている店があった。見たこともない文字のプリントされたパッケージに、わくわくする。タマリンドって食べたことないなとか、フォーのスープストックを安く買えてうれしいとか、異国にもこんなにたくさんのビオレがあるんだなとか。コンビニくらいの広さの店内にいるだけで、異国のスーパーへトリップしている気持ちになる。

9/16　BOOM BOOM SATELLITES「A HUNDRED SUNS」

 　先日、じゃがいもをたくさんいただいた。普段あまり使わないので油断していたら、いただいたじゃがいもから、芽がでてきてしまった。しかも結構たくさん。ひゃぁぁぁぁと言いながら、夜な夜なスープを作る。くださった方、ほんとすみません。
　まだまだたくさんあるから、じゃがいものレシピを開拓しようと思う。いま作ってみたいのは、じゃがいものチヂミ。