ボロアパート貧乏体験生活

投資資金を貯めるためにあえてこのボロアパートに住んでた頃、クレヨンしんちゃんのまつざか先生みたいな気分で楽しかった。
メンズエステで高級マンションで働きながら、このボロアパートに帰宅する珍妙な生活が約1年。

↑廃学校みたいな不気味さで面白いから撮った。
珍エピソードも色々ある。

区への届出・水道・玄関・ポスト
それぞれ部屋番号表記が違ってめちゃくちゃだったから電話したり書き換えたりした。
トイレが死ぬほど臭かった。
入居時から臭かった。
壁面まで掃除しても臭かった。
湿度が高いと部屋まで臭かった。
積年の臭み。
臭すぎて仕事場に寝泊まりして家に帰らなくなった。

まったくキッチン使ってなかったのに水漏れした。
業者さんから連絡がきて気づいた。
流し台ごと取り外して壁が丸見えになる珍しい瞬間に立ち会えた。
「古いから壁が腐っててイカのゲソみたいにボロボロになってますね」と言われた。

「お、収納あるやん」
全力で取手引っ張っても開かなかった。
よく見たら隙間までペンキで塗りたくられてた。
.。oO(入居者募るための飾りなのか、ペンキ塗って開かなくなったのか、死体でも入っとるんか)


玄関のドアの鍵がコレ。
ポチッと内鍵で閉まる。
よく鍵忘れて締め出された。
不動産屋さん近かったし、顔パスで鍵貸してもらってた。
このクオリティで一丁前にディンプルキー。

窓にカーテンレールがなかった。
玄関にはあるのになぜか窓にはなかった。
すりガラスで外から見えないし放っといた。
夏めちゃくちゃ暑かった。
カーテンは暑さ対策にもなることを知った。

シャワー有りということで入居したら、この状態。
壁なし・換気扇なしシャワーカーテンのみ。
どう頑張っても床に撒き散らすし、古い家で水も汚そうで不潔感があったので店泊を繰り返し基本職場で浴びてました。稀に旅先の温泉や銭湯。休みなく働いてきたので規則正しい生活サイクルが出来上がってました。


今調べたらこの部屋埋まってた。
他の部屋は空いてて、めちゃくちゃ綺麗だった。
今住んでる人がリフォーム後に入居したのか、あの魔境のままで暮らしてるのか気になる。

「耐震基準改正が40年前だから、築40年までならオッケー!」と思って借りたけど、古い家はクセェです。
本当に気をつけてください‼️

立地・駅近重視で倉庫がわりに借りていて、駅徒歩5分・新宿まで電車で5分で家賃4万円台でした。
家に帰らなさすぎてメーターが回らずガス会社から死んだと思われたのか電話がかかってきました。
基本料金だけかかってしまうとのことで、入浴もしないし料理もしないので自らガスを止めました。

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