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どこまで行っても、三枚目な私です。

デザインの追加を検討中の
スタッフシューズは傍に置き、

昨日、一昨日と
ご注文いただいた
アトリエシューズを
心を込めて作ります。

先日投稿した
私の笑顔を見てしまっては、

"心を込めて"なんて
胡散く感じるかと思います。

(分かるよー)

実際のところ、
どういったことを
"心を込めて"と
表現しているのかと言うと、

例えば、それは裁断作業。

硬い底材をカッターで切った
断面はガタガタ。
それをグラインダーをかけて
断面を整えること。

例えば、それは漉き作業。

柔らかいスポンジは
漉ききれずに先端に厚みが残りがち。
木ヤスリを使って
形状を整えること。

裁断作業で言えば、
どうせ最後にも
グラインダーかける訳だし、

漉きの作業で言えば、
柔らかいから
ちょっとくらい
気にならないよ。

と、やらなくてもいい理由は
いくらでもありますが、
出来上がった靴に差として
表れてしまいます。

それは、もしかしたら
お客様には気づかれないぐらいの
差ではあるのですが、

気づかれないくらいのところに
力を込める。
それが私の"心を込めて"。

長々と書きましたが、
こういったことは

黙っているのが
一番カッコいい。

SNSで発信するなんて
もってのほか。

どこまで行っても、三枚目な私です。

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