昨日までの私。
(※数回読み直した私が言います。もはや備忘録です。昨日までの私のこと以外には何ら面白いことは書いてありません。でもこれが、書きたいものしか書けない私の今です。)
2つめの記事で毎日更新とか、ライターになるだとか、豪語してから1週間。
初めの3回は(ほぼ)毎日更新し、それから何も更新せず、4日が経過した。
典型的な三日坊主だ。
でも私にとって、この1週間はただの7日間ではなかった。
初めて、書くことから離れたくなった。というかもう何も文章が思い浮かばなかった。
つい前日まで書きたいことが山ほどあって、忘れないように付箋にトピックを書いておいたほどだったのに、それらを見ても何も心は踊らなかったし、まず言葉が出てこなかった。なんでこのトピックで書こうとしたのか、そんなことすら記憶の彼方。
なんとか書こうとしてnoteを開いても、数行で着地点を見失った。書きかけのnoteが積もっていった。
きっかけは友だちとの会話だった。
その友だちは、優しくて、とても謙虚だ。謙虚すぎるくらいに。そして、つい最近彼氏が出来たばかりだった。
彼女は嬉しそうにしながら言った。
「この間、途中の駅まで送ってくれて〜(ニコニコ)本当に申し訳ないくらいだった」
「告白された時のことを聞いたら、もうちょっとムードのある所で言えばよかったって…でもすっごく緊張しながら勇気を出して言ってくれたんだなって」
私も前はこんなことを思っていた、かもしれない。でもいつからか"人の立場にたって考えること"を忘れつつあった。
たとえば、途中まででも送ってもらうことがあればもちろん感謝はしたけれど、他の友だちから「家の前まで送ってもらった」という話を聞けば、それを羨ましく思ったし、告白に関しては、相手の心情をそこまで深くも考えていなかった。
だから友だちの発言は一周まわってもはや衝撃だった。なんでそんな大事なことを私は忘れてしまっていたのだろう…
ああ、傲慢だ…
自分のために、自分のことだけをする。
頭の中、10割自分。
何か書くときだってそうだった。自分が書きたいから書く。読んでくれた人は、ありがとうございます。みたいな(もう傲慢すぎて何も言えない…)
だからこれからは、自分が書きたいものじゃなくて、人が読みたいものを書こう、と思った。しかし、人が読みたいものが何か分からなかった。
自分が読みたいものに置き換えてみても、なんかホッコリするやつ、でも突き刺さってくるのもいい、素敵な情報があるやつ?気づきにつながるもの?共感できるもの?
と考え、どツボにはまった。抜け出せない。モゾモゾ。
しかも仮にホッコリするやつを書こうとしても、うまく書けないのだ。私は私が書きたいものしか、自信を持って書けないらしかった。そもそも自信を持つ云々の前に、書ききれなかった(笑)どうしても、ホッコリって何?という問から始まり、私がホッコリした文章を読み直し、それっぽく書いてしまった。The・完コピ。ただの著作権の侵害である。
ここまでがこの1週間のうちの後半の4日の話だ。結果からすれば、モゾモゾして終わった。頭の中だけ右往左往してた。
ちなみにまだ読んでくれる人に向けて書くことの本質は分かっていない。人が読みたいものも分からない。こんなんじゃライターなんてなれやしないな…なんとかしなきゃ、という気持ちだけ渦巻いている。でもきっとそれは書かないと解決出来ないことなのだろう。「なんとかしなきゃ」だけでは何にもならなかったことはこの4日に分かったことだ。
だからこの4日間に得たものは、ないわけでもない。
人が読みたいもの、求めるものと私が書きたいものが一致する点がもしもあるなら、きっとその点を見つけることが第一段階だと。そしてそれを見つけるまでか、それがどこにもないと分かるまで、もしくは私が読む人のことを考えて書けるようになるまで、諦めたくない。自分の力をもう少し信じていたい。200%出すまでは、やめたくない。
自然と湧き出たこんな気持ちに気づかせてくれたのもまた、この4日間だった。
たぶんまだ私は私が書きたいものしか書けないけれど、懲りずに書いてしまうのだろう。なんて言ったって、書くことが好きなのだから。
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