悪いことは言わないから子どもに『信頼』されろ!
学生時代って色々な場面に出くわすし、色々な大人に出会うのだろうし、色々な考え方に振り回されると思う。
学生時代の大人の言葉は何か正論じみていて、難しいことばが多くて、その言葉に惑わされてしまう人も多いだろう。
本記事では、『悪いことは言わない』シリーズとして、子どもに信頼されろ!をメッセージに書いていきたいと思う。
学生時代の大人とは『親と教師のみ』
私の学生時代は正直ひねくれていた。
教師陣には嫌われていたし、周囲から人気のあるカリスマというわけではなかった。
普通よりも少し下。下の上くらいをウロウロしていたように思う。
私を嫌い・苦手だと思っている人、そもそも興味が無いと思っている人はいても、好いてくれている人は当時いなかったと思う。
それくらいひねくれていた。
世の中にいじけていたのかもしれない。
そんな私の親は自己責任主義が強くて、怒られることも多かったが愛情を持って育ててくれた立派な両親だ。(今でも健在です)
私は困ったことがあれば両親に必ず相談していたし、両親も必ず相談に乗ってくれていた。
そんな中で、ある事件を最近は耳にする。
「子どもがネットで詐欺に会う」というものだ。
こういう事件は、引き起こしている詐欺師が一番悪いのだが、結局は両親と教師に問題があると私は思うのだ。
両親も教師も信頼に値しないから、こんな事件が起こる。
子どもたちは二重で被害にあっているのだ。
全国の親と教師には頼むから子どもたちの拠り所であってほしいものだ。学生時代の大人とは親と教師しかいないのだから。
子どもに信頼される大人になれ!
基本的にどんな大人が信頼されるのかに正解なんてない。
色んな子どもがいるのだから、一人一人正解がある。
私のような天邪鬼ひねくれボーイや元気活発ハリキリガールがいるかもしれない。
教師が全員のことを理解するのは、確かに難しいかもしれない。
しかし、親はどうだ自分の子ども、多くても10人はいないだろう。
ましては今のご時世、いても3~4人程度だろう。(もっといる方すいません。)
片親だからと、自分の子どもを理解することが出来ないなんて甘ったれたことを言っている人物はいないと思いたいが。。。
親というものは、子どもに信頼されていないのであれば生きる意味などない。これは言い切っても良い。
少し過激な発言に取られてしまうかもしれないが、子どもが全く信頼していない親の価値はどこにあるのだろうか。それを提示されない限り私の考えが変わることは無い。
ここから本題だが、子どもから信頼される大人にはどうやったらなれると思う?
私は親になったことはないが、子どもになったことはある。
どんな大人なら信頼のおける人物だと判断するのかを理解しているつもりだ。
しかし、先ほども記述した通り、正解は無数に存在する。
その中で、全員に当てはまることを言いたいと思う。
それは、『子どもを信頼する』ということだ。
そんなことしている!と思う方がおられるかもしれない。
しかし、想いと行動は時にちぐはぐになってしまうということを理解してほしい。
そもそも、子どもを怒るときにしっかりと理由を聞いているか。
ありえないが、暴力や暴言などで萎縮させていないか。
子どもの感情に寄り添えているか。
本当はもっとある。
子どもを信頼するとは子どもが言っていることを信用するなんて簡単なものではない。あなたが会社の上司を信頼する時に自分の言葉を信じてくれたくらいで信用に値する人物になれたなどと思っている奴はバカだと思うだろう。それと同じように子どもだって細かいことでも意外に見ている。
小さな一歩かもしれないが、まずはウザがられてもいい。
今日学校で何があったか、今日習い事で何があったか。
一言でも良いから会話するようにしてほしい。
あなた方大人が子どもの防波堤になっていただけることを切に願っている。
最後に
今回は教師のことは書かなかった。
理由をご存知の方がおられると思うが、私は教師を根っこから信じていない。勉学を教える機械であるとさえ思っている。
だからこそ、そんな機械に任せずに人間である親が人間を育てていこうじゃありませんか。
子どもに信頼される大人は
子どもを信頼する大人である。
この持論は一生覆ることは無いだろう。
悪いことは言わないから子どもに『信頼』されろ!って話だ。