マンション2次取得の話②〜街選び
先の記事①で購入の決め手を
周辺の中古相場よりも安かった
周辺の築浅物件よりも条件が良かった
と書いたが、もちろんこの条件に合致してさえすればどんな住戸でも問題ないということではない。
2016年に1次取得で月島のマンションを購入して以降そもそも住まいに求める条件はどのようなものかについて改めて整理した上で、広域で新築・中古問わず物件を物色していた。求める条件から候補となる街選びを行った。
街選びはあくまでも個人的好みによるものなので、正解があるわけではない。だけどこれからマンションの1次取得を予定している方はちゃんと精査した方が良い。資産性よりも真面目に精査した方が良い。
●立地条件
・オフィスへの通勤時間について(ドアドア1時間以内が最低条件)
僕は基本的に毎日オフィスへ通勤している。これはコロナウイルス感染拡大後も変わっていない。一方で妻はテレワークが主で出社は週1程度。ただしコロナ終息後は毎日通勤となる可能性もあるため、オフィスへの通勤時間は重要項目の一つだ。
月島のときのように2人ともドアドア30分以内だとかなり限られてくると思ったので、家とオフィスとの通勤距離はドアドアで1時間以内とした。
・交通手段(2路線以上はマスト)
わが家夫婦は2人とも外へ出かけるのが好き。1次取得の月島については、東京メトロ有楽町線、都営大江戸線の2路線が使えるのに加え、都営バスで東京駅八重洲口へアクセス可能、隣の豊洲駅からは羽田空港へアクセスするリムジンバスを利用することもでき、交通手段には非常に恵まれていた。
2次取得で購入する物件のエリアについては、最低でも最寄駅が2路線以上利用できることを条件とした。
●街の属性
・住人の属性に偏りのない街
独身でもDINKSでもファミリーでもシニアでも男女どちらでも違和感なく過ごせる街、つまり住人の属性に偏りのない街がいいなと思っていた。
マンションを購入するときに「ここに一生住む」という心持でいるわけではないものの、結果として街を気に入り、長期間にわたり住み続けるということもあるかと思う。
また、リセールという観点でも購入検討者となる層が多い方が良いし、街の持続性という観点でも期待できる。
・徒歩圏で日常生活が完結する利便性と静かな住環境が両立している街
両立というのはなかなか難しい話かもしれないが、「利便性」、「静かな住環境」については以下のように定義した
「利便性」
①徒歩圏に複数のスーパー(高級スーパー除く)、コンビニ、ドラッグストアがあり、日用品の購入に不便がない
②地元商店街に活気があり、個人経営の商店が充実している。飲食店のバリエーションが幅広くB級グルメから高級店まで楽しめる
③行政区の施設が近くにあり各種手続をスムーズに行える
「静かな住環境」
①夜中に家のまわりで騒音がなく、静か
②家の近くに水辺やみどりがあり、手軽に自然環境を享受できる
こういった「利便性」と「静かな住環境」を両立する街となると、ターミナル駅のある街というよりは都心近接の中、小規模な商業エリアが条件に合致してくる。あとは自分の好みと掛け合わせて購入検討のベースとなる街を並べてみる。
本郷
白山
本駒込
清澄白河
門前仲町
月島
人形町
武蔵小山
中目黒
代々木上原
中野坂上
とこんな感じだった。あとは条件にマッチしなかったけど個人的に好きな街ということで
神楽坂
浜田山
池尻
駒場
三軒茶屋
茗荷谷
も候補に入れ、マンションを物色し続けていた。
マンション、住戸に関する条件は次回の③で書いてみようと思う。
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