マンション2次取得の話~おまけ:設備仕様編~
マンションの2次取得でのおまけとして設備仕様について書いていく。
1次取得時のマンションはデベロッパーのオプションや後付けでの設備追加は一切行わず、そのまま入居した。
とはいえ標準装備でもそれなりの仕様だったこともあり、2次取得で購入するマンションも1次取得のマンションとの比較でグレード感を下げたくなかった。
幸いマンションの購入契約時から入居まで2年弱あったこともあり、1次取得のマンションでの居住性を振り返りながら、わが家にとって何が必要かをゆっくり考えることができ、全体的に満足できるものとなった。
■デベロッパーのオプション
まずはデベロッパーが用意していたインテリアオプション。
わが家で発注したのは以下の通り。
それぞれ発注した理由を書いてみる。
・間取り変更(2LDK→1LDK)
・玄関カメラ付きインターフォン
・浴室ドアタオルバー(2本目)
・洗濯機置き場上部吊戸棚
・専有部廊下床変更(天然石)
・LDダウンライト設置
・LD床暖房拡張(プラン変更に対応)
・間取り変更(2LDK→1LDK)(0円)
こちらについては前回の③で書いた通り、わが家の中で居住性を高めるという目的で広いLDが必要ということになり、1部屋減らしてLDを拡張したものになる。
因みに1次取得の月島のマンションのLDは約10畳だった。
プラン変更前のLDが約10.5畳ということで、夫婦で家具配置について色々とシミュレーションしてみたものの、必要最低限のコンパクトなダイニングセットやソファしか置くことができない広さであった。
満足のいく広さの確保と好きな家具を買って置きたいという希望から、隣接する居室と繋げることでLDの広さを16畳に拡張するプラン変更を選択した。
実際に生活してみて、当たり前かもしれないが、月島の時のLDと比較して居住快適性は格段に上がった。
平たく言うとより長い時間リビングで過ごしたくなる感じ。
妻は現在ほぼ在宅勤務なのだが、快適に作業出来ているようだ。
大きめの家具を置いても無理やり詰め込んだ感じがなく、見栄え的にも余裕感があって良いと思っている。
・玄関カメラ付きインターフォン(8万円くらい)
2次取得のマンションでは標準装備ではなくオプションの設備であったが、1次取得の前居では標準装備であったため、議論の余地なくマストと考え発注した。
後付けが無理そうだし、後々のリセール時にマイナス評価の一因となりそうというのもあった。
またセキュリティ上の観点でもマストだと思っている。
例えば昨今AmazonやUberEatsの利用が増えてきている中でいろんな人がマンションを出入りするようになっていることもあり、玄関前で相手の顔をみることが出来る、それが画像として履歴に残るというのは非常に安心感がある。
・浴室ドアタオルバー2本(2万円くらい)
1次取得のマンションではタオルバーが1本であり(標準仕様)、2本あるとバスタオル2枚掛けたり、バスマット掛けて置いたりと便利だろうなという感覚があったため、迷わず発注した。
実際の使用感については、当然の事ながらバスタオルを2枚掛けれるようになったので利便性は向上する。
また、わが家は厚手のタオル生地のような素材のバスマットを使用しているのだが、使用していない際にタオルバーに掛けておくことができ、衛生面でメリットを感じている。
見栄えという観点では、バーが2本あるとやや生活感が出てしまうという面はあるが、これは好き好きといったところか。
・洗濯機置き場上部吊戸棚(12万円くらい)
1次取得のマンションではそもそもの洗面所のスペースが狭く、脱衣所として窮屈であったり収納が少ない等、マイナスポイントが多い場所だった。
2次取得のマンションの洗面所は60㎡の住戸としては比較的余裕のあるスペースを確保されていたので収納スペースを充実させたく発注した。
後付けもできるのだが、面材の統一感等、デベロッパーのオプションの方が高級感が出てリセール時にも優位に働くかなという思惑もあった。
実際の使用感としては、何かと嵩張る洗濯・掃除用具を外出しせず収納でき、無駄な生活感を消すことができて非常に良かったと思っている。
今後マンションを買い替える際に標準で付いてなかったらマストで付けたい。
・専有部廊下床変更(天然石)(20万円くらい)
1次取得のマンションは標準で廊下、洗面所、トイレの床が光沢のあるタイル仕様となっており、掃除のしやすさや見た目の高級感で非常に満足度の高い仕様だった。
2次取得の新居も廊下部分についてシートフローリング以外の素材にしたいと思っており、外部発注でフロアタイルを敷くか迷ったが、結局デベロッパーのオプションで天然石を敷くことにした。
デベロッパー曰く、特別に発注する素材ということだったので、それも決めてとなった。
素材感はこんな感じ↓↓↓
特別に発注した素材ということもあり、確かに見たことのない床材だった。
天然石にした感想としては、まず見栄えという点でグレード感が高く見えるという実感はある。
質感は前居のタイルが光沢感がありツルツルした素材感であるのに対し、新居の天然石はマットな質感で好対照。
やはり次回マンションを購入することがある際にも取り入れたい。
・LDダウンライト設置(40万円くらい)
前居ではシーリングライトのみの設置であったが、見た目のカッコよさや気分に合わせて調光できる利便性に惹かれて発注することにした。
費用としてはデベロッパーのオプション総額の半分近くを占めたのでわが家としてはなかなかに意気込んだ投資の一つだった。
設置した雰囲気はこちら↓↓↓
使用感としてはやはり調光ができるというのが便利。余計なシーリングライトを付ける必要がなく、天井もスッキリ見える。
また、光の具合でお部屋に立体感が出てお洒落な雰囲気が出せるというのも非常に良いところ。
さらにわが家ではNebula Capsuleのプロジェクターを使用して壁に映像を投影して映画等を見るのだが、その際の間接照明的な役割も果たしている。
金額としては高めのオプションではあったが非常に満足度高い。
・LD床暖房拡張(プラン変更に対応)(10万円くらい)
2LDK→1LDKへのプラン変更もあり、これはマストかと思って発注した。これについてはこれからの季節で使用感を確かめたいところ。
そのほか、標準仕様で気に入っているのがキッチン。天板はウルトラサーフェス。ブラックの色調で薄めなのがスタイリッシュ。面材も同系色で合わせてカッコよく仕上がっていると思う。
■外部業者への発注
外部業者への発注以下の4点であったが、導入したのはフロアコーティングのみ。ほかの分についてはも発注しようか迷ったが入居後の導入可能なものであり、住み心地や見た目のバランス感を見た上で今後発注しようと思っている。
・フロアコーティング
・玄関ミラー設置
・エコカラット
・ピクチャーレール
・フロアコーティング(20万円くらい)
1次取得のマンションの床は何も施していないシートフローリング。特に何か問題があった訳ではなかったのだが、2次取得で中古のマンションをいくつか内見している中で、フロアコーティングしている床としていない床で傷や汚れの付き具合や見た目の高級感にかなり差が出ることを実感していた。
床部分の雰囲気はお部屋全体の清潔感や高級感に大きく影響を与える部分なので、マストで導入したいと考えていた。
施工期間は約半日で終わるので引き渡し後入居前のタイミングでスムーズに行うことが出来た。
導入した実感としては、まず見栄えの面で光沢が出て、部屋全体が引き締まり高級感が出た。実用面でも汚れや傷が付きにくい(というか保護されているという感覚がある)というところで期待通りだった。
・玄関ミラー
玄関壁に120cm×200cmくらいの大きさのミラーを設置することを検討していた。
わが家夫婦の身だしなみチェックという点で、大型サイズの我々の全身を映してくれるサイズ感としてこのくらいの大きさは欲しかった。またミラーを設置することで空間に広がりを持たせることができるかなと思っていた。
ただ、実際に住んでみて必要性に関してはゆっくり検討しようとのことで入居時の設置は見送りとした。
・エコカラット
除湿等の機能性や見た目のグレード感という観点から昨今非常に人気のあるエコカラット。お部屋の雰囲気に合わせて様々な素材感のものがあり、見ていても楽しい。
当初はマストで設置しようかというくらい意気込んでいたのだが、お部屋の壁に合う素材が決めきれなかったことにより見送りとした。
(LIXILのネオトラバーチン:ベージュをリビングの壁に設置しようか迷った)
・ピクチャーレール
2次取得のマンションでは漠然とアートを飾りたいという願望があり、設置を検討していたが、こちらも実際に住んでみた後にどのあたりに設置するとよいかゆっくり検討してからでも遅くないと思い、入居時での導入は見送りとした。
以上、設備仕様についてはいろいろとあり迷ってしまうことも多いと思うが、少しでも参考になればと思う。
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