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3Dプリンタを使ったアクリルキーホルダーケース制作:Plasticityを学びながら①

3Dプリンタを使って、身近なものを作成するプロジェクトを始めることにしました。3D CADの扱いにはまだ慣れていませんが、少しずつスキルをつけていこうと思います。


作るもの

なおよしさんからアクリルキーホルダー用の外枠(ケース)を制作したいと依頼を受けたので、こちらを作成します。完成が間に合えば、デザフェスの作品として出品する予定です。(が、あと一週間くらいなので、時間がないですが・・)

また、ZBrushでプラモデル風のモデルを作成し、3Dプリントしてみました。

が、プリントが失敗し、強度的にも問題があることが分かりました。

文字部分が剥がれてしまった。パーツを支える部分にも強度的に不安あり

そのため、Plasticityで強度を増したモデルを改めて制作してみます。

最初に作成していたバージョン

まずは、シンプルなボックス風のケースを作成してみようと思います。

Plasticityについて

Plasticityを選んだ理由

Plasticity公式サイト

以前、Fusion 360を使っていたのですが、久々なので、操作方法も忘れてしまいました。そこで、比較的安価で新しいPlasticityを使ってみることにしました。

「CAD for artists」とのことで、私の用途では、厳密な工業製品を作るわけではないので、用途的には合ってそうかなと思っています。

最初はRhinocerousを使おうと思っていたのですが、これに比べると価格が安く、また、Fusion 360に比べると動作が軽いので、初心者にも扱いやすそうだなと思っています。

UI画面

日本語マニュアル

こちらで日本語のマニュアルを参考にして進めました。

制作メモ

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