ビジパに憧れる
ビジネスパートナー、略してビジパ。
私はビジパというものに憧れている。
そもそもビジネスパートナーという言葉を知ったのは中学の頃だったと思う。きっかけはゆず。ゆずはお互いの事を「ビジネスパートナー」と言う。実際どう見てもそれ以上の関係のように思えるが。
それはさておき、ビジネスパートナーっていいな、と思ったのである。
ゆずに限らず、例えばお笑いコンビやトリオ、少人数のアイドルグループや宝塚歌劇のトップコンビ等…
そういうのを見ていると憧れるのだ。
ビジネスパートナーと言うと、ビジネスだけの関係であってプライベートは干渉しないという点でもってあまり良い印象を持たれないこともある。
もちろんプライベートも仲が良いに越した事はないと思う。実際プライベートも仲が良さそうな関係の人達は見ていてほっこりする。
しかし、プライベートを干渉し合わないビジネスパートナーもとても良いと思うのだ。
プライベートとパブリックを分けたい私は特に。
以前書いたように、家と職場をあえて離すタイプの人間なのだ。
物理的距離もだが、人間関係もできれば家と職場は離したい。
そういう面でビジパいいなと思う訳だが、よくよく考えると、それ以上に「この人しかいない!」と思える、「あなたにはこの人よね」と他人から見ても思われる、そんな唯一無二のパートナーが欲しいということのような気がしてきた。
パートナーというとちょっと恋人感が出てしまうような気がするが、友人などでも良いのだ。
いや、むしろ友人がいい。
学校の中でも、「この子といえばこの子」と連想できるように仲の良い二人組などはよく目にする。ちょっと羨ましかった。
私も、いつも一緒にお弁当を食べる友人等はいたが、悲観的な私は「私にはこの子が一番と言って良いほどの友人だけど、この子にとってはone of themなんだろうな」と勝手に思ってしょんぼりしたりしていた。
実際どうなのかは知らない。
そんな感じの私。
社会人にもなると学生時代からの友人で今も連絡をまめに取る人は少なくなっていき、そんな中でも連絡をくれる友人はきっとこれからも仲良くしてくれるだろうと期待しているし、こうやってパートナー的な存在になっていくのかもしれない。
ビジネスだけのパートナーも、プライベートのみのパートナーも、どちらにしろ信頼出来る存在を見つけていきたい。