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いろんなつるかめ・5
日本で一番古い万葉集には、約4500種の和歌が掲載されて、その中で鳥を歌った歌は500首ほどあるそうです。
ホトドギス、ガン、ウグイスに次いでつるを歌った歌は4番目に多いと、先日図書館で借りた本に書かれていました。
万葉集の中でつるは「たづ(多頭・多豆)」として出てくるという。とても綺麗な歌がいくつか紹介されていました。
私のお気に入りを一つだけ紹介。
海原に かすみたなびき たづが音の 悲しき宵は 国辺し思ほゆ(大伴家持)
読むだけでなんだかうっとりしますね。
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今日のいろんなつるかめシリーズはつるさんです。
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特徴的なお顔のマナヅルさん。シベリアの方に生息しているようです。日本には越冬のため飛来するとか。現在は絶滅危惧種のレッドリストに登録されているとても希少のつるさんです。
この前ご紹介したアメリカシロヅルさんもレッドリストに入っているつるさん。
みんなで大切にしたいですね。
では、私も、先ほどの「たづ」で短歌を読んでみます。
渡りくる 遠い故郷に 思い馳せ たづの一声 野山に響け (花菫)
つる、かめ、つる、かめ、つる、、っときたので、次はかめさんです。つるさんと違ってかめさんは種類が多く、毎回どれにしようか迷います。
次は、あのかめさんかな?
どこまでたまるかな?