要らない便り【春はミラクル起こります。】
はやしっぷさんの企画に参加します。
逆転ミラクル_救ったのは誰?
2,980円グラムで生まれた娘。
感受性が強く、かんの虫が治るまでは少し大変な思いをしました。
でも風邪ひとつ引かない、とても健康でムチムチパンパンと元気いっぱいでしたので、とてもありがたく感謝を込めて一日一日を大切に過ごしておりました。
離乳食が始まったころ。
確かあれは「ごっくん期」が終わったころ「もぐもぐ期」と呼ばれる、食べるものを「もぐもぐもぐもぐ」する練習の時期だったと思います。
お気に入りのヨーグルトやバナナ、ブロッコリーのおかゆなどをほっぺを上手に動かしながら「もぐもぐもぐもぐ」とニコニコしながら毎日練習をしました。
乳幼児の頃はたくさんの検診や検査や予防接種をします。
離乳食はうまく食べられていますか?
なんて聞かれると「バッチリです!」と思いながらも、穏やかに「はい」と答え、
お注射の時は、大丈夫だよ!ってギューっと抱きしめていたら、「おかあさん、腕は出してあげてください」なんてお医者様に言われて。
そんな子育てに奮闘する中行った尿検査。
採取した尿を郵便で送るのですが、結果については問題がなければ何もないとのこと。
私は全く疑うことをせず、その検査をポストに入れました。
数日後。
マンションの郵便受けを開けると、そこには尿検査を送った検査機関からの手紙が。
くるはずのない、いえ、来てはならぬ「要らぬ頼り」が今私の手の中に。
動揺を隠しきれない私は、その手紙を捨ててしまって、無かったことにするか、いやいや、それはおかしい、きっと何かの間違いだ、夢か?あ、ただのお手紙かもしれないなど、ありとあらゆることが頭の中を走りまわり。
やっとのことで、覚悟を決め、その手紙の封を切りました。
内容はもちろん尿検査の結果。
そして、再検査を依頼するものでした_| ̄|○
しかし、その手紙を読み進めていくと、
「以下の食べ物を検査の前の日に食べた場合、再検査となることがあります」と書いてあるではありませんか!
希望の光✨
そう、その中に見つけた光り
それは「バナナ🍌」
毎日コツコツと書いていた育児日誌を読み返して見ると!
検査の前日の日誌の『食べた物』欄には「バナナ🍌」の3文字が!
紛れもない、私が書いた「バナナ🍌」の文字🥹
そんな娘は今、おかげさまで元気に大学生をしています。
娘よ、この母の思いをいつか君にもわかってほしい。
#春はミラクル起こります #エッセイ#ぷ会