K-POP界のパリピ代表SUPER JUNIORがコロナ禍に届ける「House Party」
世界中がコロナ禍に見舞われてから1年以上が経つ。
エンタメ界にとっても大打撃だった。
それは日本に限らず、韓国も同じだ。
コンサートはほぼ全てがオンラインで開催され、音楽番組も無観客収録が続いている。
日本では年に数回シングルの発売に合わせプロモーション活動を行うのが一般的だが、韓国では少し違う。
グループによって差はあるが、基本的に年に1回、正規アルバムをリリースしたタイミングで集中的に音楽番組をはじめとしたメディアに出演したり、イベントを行ったりするのが一般的だ。
所謂「カムバック」と言われるそれはアーティスト自身はもちろん、ファンにとってもめちゃくちゃ大事な活動であり、アルバムの顔として音楽番組でも披露される「タイトル曲」は特に力の入ったものになる。
そしてこの3月に、SUPER JUNIORがカムバックを果たした。
SUPER JUNIORはデビュー16年目を迎えるアイドルグループだ。
アイドルだが、正統派というよりはちょっと面白い存在だ。
K-POP界にアイドルは数多いるが、その中でも独特の存在感を出している。
Wikipediaなりファンブログなりを参照してもらえば大体伝わると思うが、本当にこの人たちはアイドルなのだろうか?となるエピソードは枚挙に暇がない。
とにかく楽しいグループなのだ。いつまで経っても男子高校生のようなくだらないバカ騒ぎをしてはファンに笑いを届けてくれる。いつぞやのファンクラブイベントでは、サンシャイン池崎に「あれ全部芸人がやることですよね?」と言われ、あばれる君には「修学旅行ですね」と言われていた。
そんな彼らが記念すべき正規10集「The Renaissance」をリリースした。
タイトル曲「House Party」はノリの良いパーティーチューンだ。
随所にコロナ禍での生活を想起させる歌詞が散りばめられている。
自動翻訳で日本語字幕もあるので、ぜひ観てみてほしい。
彼らの持ち味である楽しいノリはそのままに、コロナ禍は続くしコンサートはできないけれど、それでも負けずにいこう、離れていても繋がっているよ、というメッセージが込められている。
彼らが一番輝くのはコンサートだ。
SUPER SHOWと銘打ったそれはこれまでに9回開催されており、アジアはもちろん南米やヨーロッパなど文字通り世界中を回るツアーを精力的に行っている。世界中のファンが集う、お祭りのようなものだ。
そんな彼らが「コンサートなんてとんでもない」「新しいルールを守ろう」「家に閉じこもろう」という歌詞が入った曲をタイトル曲に選んだことに意味があるのだと思う。
デビューから15年間、世界中を飛び回りコンサートの楽しさとそこに集うファンの喜びを知る彼らだからこそ、伝わる強さがある。
音楽番組でのパフォーマンスも毎回工夫を凝らした楽しい演出になっているので色々観てみてほしい。
16年目を迎えてもカメラの前でふざけ倒して絶好調である。
ちなみにこれはおうちバージョン。
25日には日本でのオンラインイベントが開催予定だ。
さぞかし面白くなるだろうと今からワクワクしている。
House Partyやるよね…?
#音楽 #K-POP
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