たつみコータロー演説 文字起こし⑤
<大阪の成長って何?/実感ある好景気を/カジノあかん>
町中のポスター見たら「成長を止めるな」って書いてあるんです。どこに成長があるんですか?正直、実感ありませんでしょう?ないんです。やれ万博を誘致したとか地下鉄民営化したとか、いろんなこと言うてますけど、結局大型開発なんですよ。庶民の暮らしに全く関係のない話なんです。
本当の大阪の経済成長するためには、景気よくするためには、府民の暮らしよくして所得をあたためて、ものが買えるようにして景気をよくする。これが経済でしょ?だけど府民の所得って、実は皆さん下がってるんですよ。全国4番目に所得の落ち込みがひどいのがこの大阪なんですよ。だから実感がないんですよ。
私はプランがあります。所得、ふところをあたためるプランです。まず最低賃金。すぐ1000円にします。中小企業の手当てを増やしながら、賃上げしてくれた中小企業にはちゃんと社会保険料を減免しながら1500円にします。
それともう一つは年金などから天引きされている保険料を減額することです。これを安くしたら手取りが増えるんですよ。そういうことでしょう?私たちは国費1兆円の投入で国保料を約半分にします。毎月毎月1万円国保とられてる方は5000円台にします。5000円とられてる方は2000円台にします。つまり毎月毎月数千円、年間にしたら数万円の手取りが増えるってことになるんです。
皆さんこうなったら、スーパーや商店街で買い物するときに、今日はちょっとええ肉買うか?とか、今日はちょっと高いイチゴを買うか?とか、できるでしょ?これが経済をよくするんじゃないですか。これが景気をよくするんじゃないですか。これこそ皆さん、庶民のふところをあたためて暮らしを応援して、本当の大阪の成長を作るんじゃないでしょうか。このプランが維新の会にはないんです。我々これをやろうと言っているんですよ。
そして皆さん、まかりまちがっても、まかりまちがっても、大阪にカジノを誘致してはなりません。府民のふところに手をつっこんで日本企業でもない外国の企業が搾取して取っていくって話でしょ、カジノは。これで経済よくなるはずはないんです。そもそもギャンブル、賭博ですから依存症の方が増えるんです。本人だけが苦しむんじゃない。家族が一番苦しむんです。
皆さん、カジノに国民や府民の税金使うぐらいだったら、災害対策や中小企業のために税金を使うのが行政の仕事なんです。どうか皆さん、自民や公明・維新は全部カジノ賛成ですよ。現職の国会議員でカジノ反対掲げてるのは私たつみコータローただ一人です。カジノをストップさせてください。よろしくお願いをいたします。
(⑥に続く)