LGBTと「変な団体」
これ↓は今週初めから読み始めた本のツイートです。
はい、北朝鮮の本です。
主体(チュチェ)思想ってのは北朝鮮の思想のようで、要は共産主義に民族主義や個人崇拝をごちゃごちゃに混ぜ込み、金一族のために人民が命も捧げて支配を拡げることを目的に色々動いているようです。一見すると食べ物もなく崩壊寸前のような北朝鮮が今も色々したたかに工作を続けている内実の暴露本です。
この本によれば、日本や韓国中の「チュチェ思想研究会」なるものがカルト宗教のように正体を隠しながら人や影響力を獲得しようと今でも動いているようです。この本には文在寅その他韓国の要人が金正恩に忠誠を誓う文書(真偽はわかりませんが)なるものの和訳も掲載されていて、他にも北朝鮮系の団体が表向きは「平和」やら「人権」やら綺麗事を掲げつつ、沖縄米軍基地反対運動やら慰安婦運動やら徴用工問題やらで色々裏からいるようです。
日本と韓国はどちらも米軍がいて、中朝に対しては間接的に同盟関係です。そして中国の台湾進攻も北朝鮮の南侵も最大の障害は在日・在韓米軍です。だから日本も韓国もいわゆる「愛国的」な人は反日と嫌韓を叫びますが、国家安全保障の観点では真逆かもしれません。そして中朝はいがみ合う日韓を「山上から二匹の虎が戦うのを眺め」ながら笑っているのでしょうか。
ちなみに筆者は今年の4月に東京レインボープライドへ行きましたが、コロナ前の数年は気が進みませんでした。理由は反基地やら反原発やらの「変な団体」がチラチラ見えて↓嫌だったからです(今回も「暇だったから」行った感じですが)。
確かに最近では「自称保守」が「伝統的家族観」やらを振りかざすのに「とりあえずLGBT叩き」が安易で手っ取り早い、という印象です↓。だからと言ってLGBT団体には「反保守」「反自民」とばかりに「変な団体」に近寄らないでほしいです。「LGBT全体=変な団体・日本の敵」と見なされたらそれこそ権利保護なんて遠のいてしまいますし。
2000年代ぐらいのゲイリブ活動で「左はいいが右は悪い」とある団体の代表がメルマガで断言してましたが、法制度は影響力ゼロの泡沫野党ではなく与党が動かないと変わりません。今回の都議会のパートナーシップ制度は全会一致とあるので、詳しいことは見てませんが与野党問わず支持を得られたということでしょう。