第一回 今更ながら、小学校学習指導要領(平成29年告示)特別活動編をコツコツ読んでみた(P1~7)

第一章総説

(1)では、社会が急激に変化する。そのため、児童に
「持続可能な社会の担い手」「多様性を原動力」「社会の成長につながる新たな価値を生み出す」の3つを期待している。
また、AIの飛躍的な進化があるが、人工知能がどれだけ進化し思考できるようになったとしても、思考の目的を与えたり、目的の良さ、正しさ、美しさを判断することができるのが人間の最も大きな強みだと書かれている。
 だから、学校教育に求められているのは
・変化に積極的に向き合う子
・他者と協働して課題を解決していく子
・様々な情報を見極め、再構築し新たな価値につなげていける子
・複雑な状況変化の中で目的を再構築できる子
の4つである。
「よりよい学校教育を通じてよりよい社会をつくる」ために
カリキュラム・マネジメントの実現を目指すことになった。
大切なのは
①何ができるようになるか
②何を学ぶか
③どのように学ぶか
④子供一人一人の発達をどのように支援するか
⑤実施するために何が必要か
である。
カリキュラム・マネジメントを通して
今までの学校教育が目指してきた「生きる力」をより具体化し、育成したい資質能力をア(生きて働く「知識・技能」の習得)
     イ(未知の状況にも対応できる「思考力・判断力・表現力等」の 
       育成)
     ウ(学びを人生や社会に生かそうとする「学びに向かう力・人間    
       性等」の涵養)
の3つの柱で整理。
「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善
ア 新しいものではない
イ 主体的とは?
  対話的とは?
  深い学びとは?を一授業の中でとらえていく
ウ 質の向上
エ 単元を通して
オ 「見方・考え方」を働かせる
カ 抑えるべきは抑える

特別活動は、生活集団・学習集団として機能するための基盤となるとともに、集団への所属感、連帯感を育む。
課題としては、
つけるべき資質能力を明確にする。
どのような学習過程を経ることが資質能力の向上につながるのか
各活動の関係性や意義、役割の整理がなされていない
さらに、自治的能力を育むこと
キャリア教育の要としての役割

思ったこと
 さらに読んでくことで、教育の「不易」と「流行」について考えたい。
今後も児童の社会参画する力を育てるためにどうしたいか考えていく。子供と共に学校教育について考えていく、子どもと共に学習していくことが大切かな?まー、P162まであるので、1月31日までには読めたらいいなと考えています。


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