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ひなた坂46LIVEお疲れ様でした!
チケプラ様のお力により、Day1の現地参戦を許されました。
ありがとう、チケプラ様。
そんなこんなで無事に現地に行けて、めちゃくちゃ現地で感動した記録のお話です。
現地は距離の近さもあって、やっぱりほぼほぼみっちゃんばっかり見ちゃってますので、メンバーに対する感想はみっちゃんに比重がありすぎて、平等に見れてないのでご容赦を。
コンセプトが最高過ぎた
どういうライブが待っているんだろうか、というのは凄く気になっていましたが、ぱるから事前に「日向坂の曲を全部覚えてきてください」という予告がありました。
それくらい、"普段はやらない曲"というのが並んでいる、というのは事前に把握していましたが、蓋を開けてみれば、もっと凄いセットリストが待っていました。
そして、そこから感じたコンセプトはコレ。
『ここに12個の宝石が並んでいますが、こっちからこういう光を当てると、こんな色に光るんですよ。貴方は知っていましたか?』です。
本当に凄かったなぁ。
特に、いつもの曲、とりわけ期別曲は顕著に、この期はこういう路線、みたいなのを凄く徹底している印象があります。
イッキサンはワイワイ、2期生は格好良さ、3期生はワチャワチャな青春、4期生はがむしゃら、のような。一部例外はありますけれども。
そういう傾向があるからこそ、あんまりそうじゃない曲、そうじゃない雰囲気の表現をする機会があんまりない、という問題もはらんでいたと思います。
それに対して、今回のひなた坂LIVEは、ガッツリとテコ入れをしてきました。
言ってしまえば"無法地帯"とでも称せるような。
まさかの期別楽曲すら、12人で披露するし、期自体も全部の期をまんべんなく披露してしまう。
ユニット曲も正規メンバーとか関係ない。知らない。
ソロ曲だって二人で歌う。
とにかく、やりたい放題。
でも、それがまた、最高に良かった。楽しかった!
4期生は特に、『君はハニーデュー』以外は期別曲か卒業生のポジションに入るかしないとパフォーマンスが見られる環境が整っていないし、ほぼほぼ4期生曲でのパフォーマンスしか見ていないメンバーも多かったと思います。
だから、そんな子たちに、より光が当たる、しかも光の色も角度も、普段の期別曲とは違った当て方になるので、面白い発見になるきっかけが多かったんじゃないかなと思います。
ひなた坂ライブは自由だ
日向坂は、自身が歩んできた歴史の中で、本来のセンターではない子から代わりにセンターポジションに立つ"代理センター"にも価値を確立していて、『センターに立つ人が違うと色が変わる』という事を、凄くポジティブに、共通認識に昇華出来ていると感じています。
こさかなちゃんの『こんなに好きになっちゃっていいの?』も、きょんこの『こん好き』も、こにしんの『こん好き』も、それぞれの色で好きです。
これが今回のライブではさらに解釈を拡げて、期別曲にだって当てはめていいんだよ、というのが凄く面白かったし、その自由度の高さが、ひなた坂LIVEとしての"価値"になっていたかなと感じました。
真っ白なキャンバスに、どういう絵を描くんだろう、と期待していたら、まず最初にキャンバスそのものを2倍,3倍、幸せ8倍に拡げる、という作業から始めてしまった、という印象です。
そして、拡げたキャンバスに、それぞれ自由な絵を描き足していって、とにかくワクワクが凄かったライブでした。
楽曲に制限がないので、本当に、色んなメンバーの、色んな面が見えて、それがめちゃくちゃ楽しかった。
メンバー評
基本、みっちゃんばっかり見てるので、みっちゃん9、他1くらいの極端な感じで恐縮ですけれども、それでも、ふとした瞬間に目を奪ってくるメンバーもしっかり居て、そういう、その一瞬一瞬で良かったところとかを並べていこうかなと思います。
高橋未来虹
最強で最高の座長でした。
パフォーマンスがとにかく格好良い。
特に『錆びつかない剣を持て!』のラストの輝く汗と最高に決まったお顔。美し過ぎてビックリしました。
余韻が終わってまた笑顔全開になるそのギャップの高低差は恋に落ちるには十分な位置エネルギーが蓄えられております。
歌唱力も存分に発揮していて『わずかな光』は特に最高でした。
みーぱんの原曲も好きだけど、みくにんの方も凄い良かったなぁ。
日向坂の歌上手勢として、去年のアラステの時点で食い込んだと認識しておりますけれども、改めて、歌唱力をメインの武器としても勝ちに行ける存在として認識されたんじゃないかなと思います。
今回のひなた坂ライブ、文句なくMVPだったと思います。
あまりにも良すぎて、公演終了後、お隣のみくにん推しさんに「めっちゃ良かったです!」って伝えてしまいました。
推し補正がなかったとしても、このパフォーマンスの出来は称賛に値すると強く思いました。
森本茉莉
やっぱりパフォーマンスが凄く良くなったと感じます。
『君は0から1になれ』で、なっちょさんとシンメになった自分を俯瞰して"自分自身のパフォーマンスを薄いと感じた"ことをきっかけに、それに負けないようにパフォーマンスを頑張っている、と語っていた天才まりもと。
その意気込みが、ちゃんとパフォーマンスで形になっていて感慨深い。
以前との比較は難しくて、どこがどうなったか、という形で表現できないんですけれども、多分、それが"薄かった"という事なのかな、と。
でも、『01』のひなリハ動画の2番のサビでの体重の乗っかったダンスの格好良さを発揮していた辺りから、やっぱりどこかでふとした瞬間に「この子、良いパフォーマンスするな」と思う回数がメキメキと増えていると感じます。
まりぃちゃん自身はあんまり好きじゃないっぽいんですけれども、赤らむ顔がまた、こういうがむしゃらな感じのライブの時に映えるんですよね。パフォーマンスが良くなったからこそ、なおさら「ライブって楽しい!!」って心底感じている事が凄く伝わるようになったと感じますし、楽しんでいることが伝わるとこっちもつられて楽しくなってしまいます。
石塚瑶季
やっぱり面白い存在だなー、というのは今回特に思った子。
なんか、ライブで自分と戦う時って、普通、1公演して、その反省を翌日にどう活かすか、とか、ある程度の区切りごとに、反省と修正を繰り返すのかな、って思うんですね。
でも、たまちゃんってもっと細かく、1秒ごとに過去の自分と戦って、常に自己ベストを更新したい、みたいな、そんな印象を受けました。
それくらい、ずっと前を見ていて、前に進もうとしている真っ直ぐさを感じました。
多分、自分が理想としているイメージの"完璧なアイドル像"に対して、今の自分の未完成さに自分で落ち込む事もままあるのかな、って思います。
しかしながら。
多分、本人だけが気づいてない部分として、その、自分の理想に向かってずっとずっと走り続けるその姿にこそ、たまちゃんの良さがギュッと詰まっていると思います。
ダンスは文句なしにバキバキで格好良い。ただ、歌に関しては正直、大分上手くなったけれども、まだまだのびしろがある、という印象です。
でもその"のびしろ"を、本人が「私には無理だ」と諦めずに、ちゃんと"のびしろ"と思って努力し続けられる。だから、舞台で見えるパフォーマンスにも、努力の色が声に乗っかっていて、そこが凄いフックとなって「この子はなんか良いな」と思わされました。
一部の"未完成さ"のところに、美しさがある。
もちろん、完成される事も楽しみです。
ただ、完成していない事を悲観する必要もないかな、と。
今のたまちゃんにも、今の良さがある、と思いました。
渡辺莉奈
良かった。
去年のHappy Train Tourでアリーナ後方の座席が取れた時、ステージ下手側のブロックに配置されまくったので、合同My fansの時に、りなしがめっちゃ見える位置だったんです。
なので、りなしとMy fansの相性の良さっていうのは知っていました。
知っているハズでした。
またもう一皮むけて、更に相性良くなったと思います。
髪の毛を短くしてクールな印象が強くなった、というのもあると思いますが、それに加えてパフォーマンスそのものも、よりシャープになったような印象があります。
あと、とにかくシルエットが良すぎた。
ステージ演出で、ステージの照明を消して後ろのディスプレイが光る中で踊る、というところで浮き出る人影の形が、めちゃくちゃ綺麗でビックリしました。
個人的に美しさを感じる要因の一つに"三角形"というのがありまして。
例えば、女性アイドルのスカートのシルエットがめっちゃ好きなのも三角形です。袖口が広がってる衣装も、腕から袖までが三角形です。(だから、櫻坂46の1stアニバーサリーライブの衣装が凄い好きです)
上述のステージの照明が消えてる時の演出で、りなしのダンスでスカートも袖も綺麗に広がって、めっちゃ綺麗な影の形が浮き上がっていまして。
これがめちゃくちゃグッと来ました。
平岡海月
今回、本当に凄い良かった…。
やっぱり、みっちゃんのダンスは格好良い!
今回も会場の規模がコンパクトだったので、ずっとみっちゃんを目で追いかけておりましたが、ずーっと幸せな2時間でした。
そして、その上で、『You're in my way』のセンター。最高。
楽曲そのものがめちゃくちゃ格好良いので凄い大好きだったし、2期生楽曲という事もあって、センター担当が非常に嬉しかったです。
個人的には、みっちゃんも期は違えど2002年組ですし、坂道を目指した一歩目が2期生オーディションという背景もあって、"2期生の幻の10人目"みたいなイメージを勝手に抱いております。そんなところも噛み合ってしまって、多分他の方以上に、エモさマシマシでした。
ダンスの軽やかさはずっと、それこそ新参者とかでも発揮されているとは思っていましたが、あんまり格好良い路線でのパフォーマンスの機会が少なかったかなと思います。
それが今回の『You're in』で表情の良さをしっかりと出せたのが良かったと思います。
推しだから何回でも褒めちゃうんですけれども、『海月を育てる』のみっちゃんの演技、めちゃくちゃ良いんです。
この中での表情づくりもめちゃくちゃ良くて。
それが今回の『You're in』で、かなりしっかりと発揮出来ていたところが凄く嬉しかったし、「おひさま!みっちゃんの表情を見て!!」って誇らしくなりました。
この週のひなパレでのソロ歌唱も凄く良くて、歌もダンスも表情も、自分が思っている以上に、みっちゃんのパワーの高まりを感じました。
応援する時、過度な期待は重圧になったりする可能性もあって、あんまり絵に描いた餅のような話を本人にするのは嫌だな、と思うのです。
お披露目直後の、人となりもパフォーマンスも何も知らない中で「君ならセンターに立てるから頑張ってね」という声をかけるのは無責任じゃないかと。いや本当は無責任で良いんですが。でも自分の応援スタンスには合わないから、やっぱりそういう事を軽々しくは言いたくない。
もちろん、それを信じるからこそ、応援したくなるし、活躍が嬉しいので、センターに立つ事は期待しています。
でも、それはこっちが勝手に思っていればいい事であって、それを伝えるかどうかは、その人がちゃんと自分のエネルギーに変換できるかを見てから言いたい、と思っています。
まあ、みっちゃんはその辺りは大丈夫そうというか、多分、自分の自己評価の部分はしっかり持ちながら、人から期待される事で一歩前に踏み出せるタイプかなと思うので、自分がただ気にしすぎているだけだとは思いますが。
でも、そんな気にしすぎている自分でも、今回のライブで確かな手応えのような物を得られたので、これからはみっちゃん本人と一緒に「選抜センターに立つ」という夢を共有したいなと、強く思いました。
楽曲評
今回は演出が本当に面白い曲ばかりでした。
前述の通り、とにかく期別曲も12人で披露しちゃうし、ユニット曲も本来の人数なんか関係なく披露しちゃう。
そういう部分で色んな曲が色んな表現で面白かった!
そんな中でも気に入ったところはこんな感じです。
青春ポップコーン
アルバムのミニラでは「体力が消費がヤバい」と大評判だったこの曲。
今年のひな誕祭ではトロッコでの披露だったので、裏に"体力消費をコントロールする演出家の優しさ"を勝手に感じておりました。
なので、まさかこの曲を12人全員でフル歌唱するとは思わなかったです。
でも逆に、一部メンバーだけが体力消費がヤバい、という格差をなくして、みんなで一緒に頑張ろう、という方向に舵を切った、とも考えられるので、なんやかんやで青春、なのかもしれない。
キレイになりたい
りなしをメインに据えるのズルい。
イメチェンした直後という背景も相俟って、この瞬間だけの、特別な1曲、って感じがしました。
一番好きだとみんなに言っていた小説のタイトルを思い出せない
4回目のひな誕祭で、3期生全員でパフォーマンスしていた時も凄くエモい演出で良かったです。
その流れを汲んでの、ぱるとまりぃの二人でのパフォーマンスが出てきて激アツでした。
きょんこさんの卒コンで『孤独な瞬間』をとしきょんでデュエットする演出で、"ソロ曲を二人で歌う"という方法を編み出したのは発明だと思ったんですが、まさかそれを早速採用してくるとは思わなくてビックリしました。
しかも、衣装もひな誕祭の衣装で、エモさ爆増でした。
男友達だから
あやひよ尊い。
曲が、ずっと好きな人を、友達として思われ続けていても、思いに気づいてもらえなくても、支え続ける愛の歌なので、それがまた二人の友達でもあり、仲間でもある二人で「力になるよ」と歌い合うのがエモくて良かったです。
総評
とにかく楽しかった!
とにかく自由だった!
そんなライブでした。めちゃくちゃ面白かった。
"ひなた坂"という名前を与えられて、じゃあどういう活動をしていくのか、というのが、正直、まだ見えなかった中で「これが私たちがやりたい事ですよ」としてお出しされたものが、予想外だけれども、それで良かったし、それが正解だったと思わされるほどの内容で、凄く凄く最高でした。大満足。
特に、期別曲やユニット曲を節操なくセットリストに組み込めるのは凄く良い点だと思います。
本体の、日向坂46としてのライブでは、期別曲は1日に各期で1曲ずつしか披露出来ないし、新譜のリリースで曲が増えた場合は、その曲で固定になってしまうので、曲の良さに対して披露の機会が釣り合ってない感じがありました。ひな誕祭での披露もワンハーフですし。
なので、例え正規のメンバーじゃなかったとしても、楽曲披露の機会が生まれたのは凄くありがたい。自分なんかは特に、正規メンバーにあんまり執着がなく、本家は本家、ひなた坂はひなた坂と割り切っちゃえるので、人一倍楽しんでおります。
そして、日向坂をよく知らない人にこそ、ひなた坂のライブにも来てほしいな、とも思いました。
テレビで見れる選抜メンバーの輝きももちろん素敵なんですけれども、ひなた坂メンバーにも、凄く素敵な子がいっぱいいる。
一人ひとりを凄く丁寧に輝かせていたので、思ってないところから出会ってしまうような、そういう重力が生まれる公演だったんじゃないかなと思います。
もちろん、厳しく見ていれば気になってしまうような、惜しいところが無かったわけじゃあないです。
しかしながら、そういうマイナスな要素を差し引いても、凄く凄く面白いライブでした。
パフォーマンス的な面で惜しい部分もありますけれども、そこよりもまずは、ひなた坂としてのライブを作り上げて行こうよ!という屋台骨をめちゃくちゃしっかり建てるところが重要視されたと思いますし、その上で、今後もきっと続いていくはずで、今回の楽しさを軸にしながら経験値を積み重ねて修正していけばいいでしょう、って思います。
ハイキュー!!で「バレーボールの楽しさを感じるために、最初はネットを下げて出来る喜びを知ろう」としたように、今回はまず12人全員が光る場所を作る事を最優先としたのかなと思いますし、それは英断だったと思います。
そのうえで、次回はどういう事が求められるか、どういう部分に磨きをかけるかを省みながら、経験を積み重ねていけばいいと思います。
そして、そういう事が出来る子たちだと信じていますので、その辺りは心配していないです。
"ひなた坂46"というチームが結成した一発目のライブとして、最高のスタートを切ったと思います。
本当に見事な"走り出す瞬間"でした。
余談
今回のグッズ、めっちゃ可愛いのが多くて最高でした。
ひらがなタオルの直筆も良きですし、タオル風キーホルダーも、あのフォントで良いですね。
今年、ずっと家の鍵につけてた友人からのプレゼントのキーホルダーが、ついに外れてしまったのですが、その代わりに最適すぎて、タオル風キーホルダーを付ける事にしました。可愛い。
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