雨が降ったっていいじゃん!
日向坂46の11thシングル『君はハニーデュー』のカップリングに収録される4期生曲『雨が降ったって』が好きすぎる。
全部が凄いツボに刺さっていてヤバい。
なんか、こんなに好きになるとは思わなかった、ってくらいに凄い好き。
好きな理由その1:4期生のパフォーマンス的観点から
4期生のパフォーマンスって、凄く気持ちが乗っかっていると感じる事が多くって、そういうところがめちゃくちゃ好きなんですが、この曲の「いいじゃん!」のところと相性が良過ぎると感じます。
人生、たまには落ち込む事もあるよね、っていう事に対して「そんなこともあるよ」「でも案外対したことないよ」「だから気持ちを切り替えて楽しい事しようよ!」と寄り添ってくれている感じ。
落ち込んでへたり込んでるところに、笑顔で明るく手を取って立たせてくれる、その感じにグッときます。
『ソンナコトナイヨ』の「ソンナコトナイヨ 僕はそう思わない どんな君だって ときめいてしまうよ」の歌詞も、自分の解釈としては、歌詞に登場する、男の子が大好きな女の子の事にフォローをしながら自分の好意を伝えるような構図よりも、むしろ、日向ちゃんたちこそが、女性の聞き手に対して肯定をしてくれるような、そんな文脈があると感じていまして。
同性目線で「可愛い」を肯定したい時の感覚を含んでいるのが凄く良いなと思います。
「今日、お化粧が上手くハマらなかったなー…」みたいな日でも「どんな貴方でも可愛いよ!」っていう言葉を届けるような感じ。
歌詞の世界観へ引き込む以上に、歌い手と聞き手を繋げる感覚。
『雨が降ったって』も、楽曲の世界観を通しながらも、日向ちゃんとおひさまの対話の曲だなと思いました。
4期生も(個人的にはそう思わなかったけれども)決して順風満帆ではなかった道のりを歩んでいて、きっと多分、まだまだその途中に立っているんだと思います。
でも、だからこそ、何度か目の前の高い壁を乗り越えて培った強さで、「雨が降ったっていいじゃん」と言う事で、生きづらさを辛く感じる気持ちに対して寄り添いながらも、それでも一緒に前を向く力をくれる感じがするんだと思います。
4期生の子たちが自分が前に進む事で、周りに生きる希望を与えるような、そんな楽曲だなと思います。
好きな理由その2:自身の好みから
自分は割と"明るくない曲"が好きだったりします。
会社の人とカラオケに行った時、「シロクマさんは雨が降ってる感じの曲を歌うよね」と言われるくらい、カラッと晴れやかな感じはノーセンキューになりがちです。
こういうのとか。
こういうのとか。
ただ、反面、なんかこう…等身大の背伸びしない感じで、ささやかな幸せやポジティブを謳うような感じの曲とかも、実は結構好きで。
こういうのとか。
このスケール感に、『雨が降ったって』がジャストフィットするんです。
凄い悪い言い方をすると「綺麗事を述べるわけじゃない」という感じ。
いや、「気持ちを切り替えれば悪いことだって良いことになるよ」っていうのは、多分にキラキラなメッセージではあるんだけれども。
なんというか…強要しない感じというか。
出来ない事に対する許しを添えながらの「でも、こう考えたら良くない?」みたいな、あくまで提案の領域でとどまる感じ。
そういう感覚がこの曲にはあって、それが凄い好きです。
あとはやっぱり、合いの手。
「いーじゃん!」とか「パッパーパラッパッパ!」とかは、現地で一緒にコールしたいですね。
この合いの手の明るさが、曲に凄いアクセントを付けてくれていて大好き。
言ってしまえば"ノーテンキ!"な感じの合いの手なんですけれども、それが、この曲の敷居を下げるというか、高尚さを下げてくれるのにめちゃくちゃ貢献してる。
「人生はこうだよ!」から「こう考えたら良くない?」にスケール感をダウンさせてくれる感じ。「いーじゃん!」っていう子たちだから、教訓っぽさよりも、友達との会話で「それ、いいね!」って素直に受け入れたくなるような、そんな親近感を備えているように思います。
好きな理由その3:MVが可愛い
曲調のポップさに対して、なっちゃん先生の振り付けがめちゃくちゃ似合ってて凄いヤバい。
2サビのこことか、本当に好き。
元気が弾ける感じが最高。
推しのみっちゃんの楽曲衣装も可愛いし、売り子姿も可愛いし、それだけでも大分ありがたい。
でも、そこからさらに、ダンスの振り付けで、この可愛さが更に倍々になっていくので最高。可愛い。
何周しても飽きない可愛さで凄い。
好きすぎて
職業柄、お仕事しながらYouTubeなどの動画を回す事が全然可能なので、お仕事しながら『雨が降ったって』を回してるんですけれども、ついに、今日は、仕事中に泣きそうになりました。
いつもなら、ライブでパフォーマンスを直に浴びるのを積み重ねて、"あの時のこの曲、めっちゃ良かったな…"みたいなのを反芻することで感情が決壊して泣きそうになる、っていう事がままあるんです。
しかし今回はそれよりも、"この楽曲の良さが本番で披露されたなら、どれだけ楽しいんだろう"っていうのが凄く掻き立てられまくってしまい、本当に存在しない記憶「雨が降ったっての初披露」で感極まってしまってヤバかった…。
今年の次の、日向坂自体のライブは多分、ひなたフェスが一番最初の開催になりますよね。
ツアーが開催されるとしても、多分、ひなたフェス後に今年のツアーの開催、というスケジュールになりそうかなと思っています。
となると、『雨が降ったって』の初披露って、きっとひなたフェスになると思うので、「ひなたフェス、絶対に行くぞ!!」という強い意志を持って、参加したいと思います。
好きすぎて好きすぎて
推しがブログで、ミーグリの最終受付に対して呼びかけをしていたので、応えてしまいました。
普段、ミーグリは早めに参加日程決めた後は流しているので、基本、1次で99%決めてるくらいの感じなんですが、今回はダメでした。
『雨が降ったって』の良さを一緒に分かち合いたくて、追いミーグリを申し込んでしまいました。
本当に、最高な楽曲を、ありがとう…。
4期生楽曲のこれから
最初、フォーメーションと、曲名の発表があった時、こにしんセンターなら、こん好きみたいな、切なさとかの方面、ポジティブとネガティブでいえば、ネガティブの路線でくるのかな、と思っていました。
なので、こういうポジティブな感じで来るとは思っていなくて、曲調に大分ビックリしました。
結果的に、楽曲にハマりまくってる、という状態ではありつつも、今回は、というか、今回も?明るい感じになったな、というように思うところもありまして。
4期生にも、切なさとか苦しさとかを表現する曲が来ることを、密かに願っていたりします。
しかしながら、期別曲って結構偏るというか、コンセプトを与えられている感じも割とありますからね。
4期生はこういう、真っ直ぐさ、ひたむきさを中心に据えて行くのかもな、という事を同時に思ったりもしました。
でもまあ、なんにせよ、結局のところ、曲が貰えることは大なり小なり幸せだな、と思いながら享受していそうですけどね。