初めて見る櫻坂46のライブにBACKS LIVEを選んでみた話

W-KEYAKI FESが決定しました。
https://www.hinatazaka46.com/s/official/news/detail/E00144?ima=0000

おひさまおじさんである自分ですが、
https://note.com/shirokuma1112/n/n23e1b865fec1
day3での共演がある、ということで、櫻坂46のライブを、
欅坂時代を含めて、初めて見る事にしてみました、
という体験談を書いていきます。

参加を決めた経緯

W-KEYAKI FES.におひさまとして参加したくて、
day2,day3のチケットを取ろうと奮闘しているんですけれども、
day3が櫻坂さんとの合同、となっていまして。

おかげさまで、日曜深夜のテレ東のスーパー坂道タイムを、
通しで見るような状態になっていて、
そこさくでも結構楽しませていただいているので、
無策で挑むよりも、ある程度曲の予備知識を入れておく方が、
きっと楽しめるだろうな、と思いました。

楽曲を買って聴く、というのでも良かったんですけれども、
ちょうど良いタイミングでBACKS LIVEが開催されたので、
ここで初めてのライブ参戦をしてみようと思い立ち、
1日目だけチケットを購入してみました。

櫻坂をあまり知らない状態で、敢えて3列目だけで構成された
ライブを見てみる、という人も、あまり居ないだろうというのも
割と決め手としてあって。
そういう状態で見た上でどういう評価が出るか、
というのも一つの指標として価値があるかな、と。

で、1日目終わった後、2日目、3日目のチケットを即購入するに到ります。

前置き

冒頭でも書いた通り、欅坂時代も含めて初のライブ観賞となります。
また、グループ自体への解像度も結構雑だし、
あんまり知らないのが正直なところです。
けやかけの視聴も終盤も終盤で、改名する際のセンター発表や、
番組名大喜利の頃から見始めた感じだから、まだまだメンバーの
人となりを知っているわけでもなかったりしますし、
正直、メンバーの顔と名前がまだ微妙にうろ覚えな方も少し居ます。
そんな中途半端な感じなので、もっと以前からのファンの方には、
ツッコミどころも多々ある感想になるかと思いますが、
ご容赦いただければと思います。

全体的な感想

超良かった。

とにかくこの一言に尽きますね。
以前に、乃木坂三昧での秋元先生のお言葉
「君たちの魅力は既に十分ある。それを見つけてもらってください」
というのを聞いて、それを踏まえて日向坂を見てると、
本当にその通りだという実感がありました。

なので、3列目のメンバーで構成するライブという名目でしたが、
ぶっちゃけ、満足出来ない内容にはならないだろう、と予想はしてました。
ただ、その予想は大外れで、実際はもう大満足も大満足、
とってもとっても楽しかったです。

このライブは本当に"刺さる"というか"刺しに来る"ライブでしたね。
"櫻坂の楽曲"という武器を与えられて、各々が自分でそれを手に取り、
ライブ本番まで常に刃を鋭く研いで、その武器で戦いを挑む、
そういう"戦い"のライブだったと思います。

そりゃ大変良くなるハズですよね。
一度、改名、という大きな転機を迎えたけれども、
諦める、なんて選択肢を選ばず、辞めなかった子たちです。
それだけでもまず強い。
その上で、シングル2枚リリースがあっても、
櫻エイト入りが叶わず辛酸を嘗めてるわけで。
内心とても苦しい状況だったというのは想像に難くないわけです。
そんな折に、結果を出せるチャンスであるが、結果を残せなければ…、
という選択肢を与えられて、チャンスを掴みに来たわけです。
勝つべくして勝った、と思います。

運営側も本当に采配が上手いなぁ、というのが正直なところ。
多分、ここで引き下がる子たちじゃあない、というのを信じていて、
だからこそ、この企画をやろう、って出来たんだと思います。
傍目には屈辱に映るであろう"3列目"や"BACKS"という言葉を
敢えて使うのも、乗り越えるべき壁に向き合わせるため、と感じます。
楽曲の立候補制、というのも凄い良かったですよね。
とにかく自分で選んで自分の力で勝つ。そのプロセスが凄くエモい。

ちゃんと想いを込められるように。
負けた時の言い訳が出来ないように。真っ直ぐに向き合えるように。
全力を出せるようにギリギリまで追い込んで、だからこそ、
芯に宿っている力を全て引き出した、そんなライブだったと思います。

また、BACKSのメンバーの団結力も素晴らしかったですね。
同じ境遇に居るからこそ苦楽を共に出来たと思います。
ダンスの練習も、誰かが必ず踊った経験があるし、
櫻エイトを後ろからでも見ていたわけなので、
お互いが教え合える、という強みがあったと思います。
こういう背景は全部想像ですけれども、
そういう事を感じさせるくらい、一致団結っぷりが凄かったですね。
MC中の会話も、お互いの距離を縮め合うような、
呼び方の変更とか、褒め合い、感謝の言葉の贈り合いで、
本当に空気感が凄い良かったです。
自分がセンターの立ち位置である時は、自分の武器を自分のために振るう。
だけれども、一歩下がって誰かがセンターになった瞬間、
その子のために自分たちが支える。
そういう意識が隅々まで浸透していたと感じます。

参加メンバーで一つのチームが出来上がったような、
そんな手応えが詰まっていて、
開催前はネガティブなワードだったかもしれない"BACKS"ですが、
終わった後は本当に、"BACKS"という言葉に誇りを感じるような、
そんなライブになっていました。

特に刺さった曲目

やっぱりBANを担当した、大沼晶保ちゃん、齋藤冬優花ちゃん、武元唯衣ちゃんは特に素晴らしかった。
元々、自分がBANを大好きである、というのも大きいんですが、
本来のセンターのるんちゃんとはまた違う色で、
それぞれのフルパワーを出し切ってましたね。

沼先生は本当に、そこさくのバラエティ力が高すぎて
(前傾姿勢何回見ても好き)
そっちの、マイペースっぷりのイメージが強かっただけに、
あれだけ存在感を放ってくるなんて思わなくて、
めちゃくちゃ度肝を抜かれました。
シュッとして長い腕と脚で振りを踊っていて、
身長、土生ちゃんと同じくらいだったっけ?って錯覚するくらいに、
凄い大きな存在感と躍動感に溢れたダンスで凄かったです。

ふーちゃんはダンスのキレが凄かった。
この前の学力テストで「私、この企画、空気なんですよね…」って、
自虐してたりとか、四面楚歌だ、っていじられたりとか、
割と後ろ向きな印象が勝手についてましたけれども、そんな事はなかった。鋭い刀を、力任せではなく、一刀一刀丁寧に、
しかし淀みなく振り下ろし続けるような、そんな鋭さを見せつけていて、
めちゃくちゃ格好良かったです。
終わった後のMCで「センターに立った事なかった」って話していて、
いやいやいやいや、初センターでそんだけ出来るものか!?という驚き。
でも、話を振られた直後は、ちょっと恥ずかしそうにとぼけてみてたりで、
根っこの温和な感じが曲中とのギャップで、より映えてて良かったです。

ちゅけもんは動きのキレはもう言わずもがな、でしたけれども、
そこに更に、自分の、自分への想いを載せていて、
「時間はあんなにあったじゃないか」のエモが特に凄かったですね。
表情も凄く良くて、ダンスもキレキレで、
その空間の全てを支配しているかのようなパワーを発揮していました。
ダブルアンコールで2回披露していたのもあるとは思いますけれども、
ツイッターに「ちゅけBAN」がトレンド入りするのも納得の出来でした。
正直、BACKS LIVEが円盤出るなら、ちゅけBANじっくり見るために欲しい。

増本綺良ちゃんのBuddiesも凄い良かった。
綺良ちゃんのピュアッピュアなお目々がずっとキラキラしていて、
メンバーと目を合わせるのが楽しそうなこと楽しそうなこと。
本当にみんなが大好き、という気持ちに溢れていましたね。
めっちゃくちゃ曲が似合ってました。
守屋茜ちゃんの思ったよりも寂しくないもそうですけれども、
BACKS LIVEは特に、天ちゃんの曲が合う印象です。
それも、前述の通り、1つのチームとして出来上がってるからこそ、
というのを感じます。

大園玲ちゃんのなぜ恋をしてこなかったんだろう?も好きです。
かりんちゃんはあの、飄々とした掴みどころがない、
野良猫みたいな独特の不思議な空気感と、
時たま魅せる妖艶さが凄いんですが、
大園ちゃんは大園ちゃんで、独特の不思議な空気感と妖艶さがありますよね。
それでいて、絶妙なしたたかさが時たま顔を見せる感じが、
途中で縄で雁字搦めにされた後に、自分の方に引っ張り返すところと
凄くマッチしていて良かったです。

最後に

今回のライブが本当に素晴らしく、
今後も櫻坂のライブを観てみたい、そう思いました。
取り敢えず、ケヤフェスのday1もチケット戦争に参加してみます。

今回のライブを観た櫻エイトたちも、絶対に刺激を受けたと思いますし、
このライブをきっかけに、どういう変化をしていくかがとても楽しみです。

【追記】BACKS LIVEが『流れ弾』の特典になりました

それに合わせて、YouTubeでダイジェスト映像が上がりましたので、見逃してしまった方はぜひチェックしてみてください。

できれば、特典全種コンプリートもして欲しいところですけど。

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