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日向坂5期生オーディション開始の報せを聞いて

思ってた以上に早い。

というのが率直な感想です。
乃木坂さんが今年の春夏の2回に分けての募集を見て、日向坂5期生に関してどうなるかを考えましたけれども、なんとなく、あと1年くらい先かな、と思っていました。

先に、櫻坂さんの方が『そこ曲がったら櫻坂?』の放送中のCMでオーディション告知を出してきて、そこに関しては凄く妥当かなと思っていたので、同時に日向坂も正式な告知が来て、なおさらビックリしました。
なんせ放送直後のスマホの通知で、櫻坂46メッセージアプリの方から来た、と思ってスマホ開いて「日向坂46 新メンバーオーディション」の文字を見て、誤報!?って焦りましたから…。

しかしながら。

冷静に考えてみれば、今やってしまう、というのは戦略としてかなりアリな采配なんじゃないかな、と思いました。

フォーメーション的な観点からの肯定

選抜制が導入され表題曲のフォーメーションが5-5-6になっているところに、やはり人数の少なさで物足りないと感じてしまうところがあります。
かといって、選抜に人数を割いてしまうと、ひなた坂の方の人が足りなくなってしまい、ライブの開催が難しくなってしまう。
おたけが卒業を迎えた現状では、両体制を維持するには、結構ギリギリの人数になってしまっていると思います。

じゃあ全員選抜に戻せばいいじゃん、と思わないでもないですけれども、仮に全員選抜に戻したとしても、現状のオーディション開催と、それに伴う加入人数を考えると、結局、全員選抜を維持し続けるのはかなり難しくて、どこかのタイミングで再度選抜制化するは避けられないので、最初から選抜制前提で考えておく方が吉かなと。
(基本サイクルが、1回の募集で12人前後を採用するのに対して、卒業は1人ずつになる非対称性があるので、仮に今、全員選抜に戻っても5期生のオーディションで即選抜化になるかと。今にして思えば、3期生が4人だったのが選抜化へのせめてもの抵抗だった、という印象)

なので、今のうちに人数を増やして、例えば選抜もひなた坂も、20人20人くらいで分けてフォーメーションを組む、という方向性の方がコントロールしやすいんじゃないかなと思います。

フォーメーションに感じるこだわり

日向坂は、フロント5人、というのを大事にしているという印象です。
選抜制を導入しても、1列目2列目が5人5人で同じ人数になってでも、そこを崩さないことで、フロント5人をチームの色としていきたい、という事なんだろうと思います。

なので、そこから逆三角形で組むためには、最低限でも5-6-7の18人が必要になり、今の選抜制の仕組みだとやっぱり人数が足りてない、と思いました。

ひなた坂の方も、出来れば3-4-5の12人は欲しい、という印象ですし。
おたけ卒業に伴い11人の枠になるので、ひなた坂も選抜も、人数的に誰か休んだ時が結構危ない、ギリギリという印象です。

メンバーの質的な観点ではステイ寄りの肯定

正直、現状で不足がある感じはしないかな、と思いました。
頼れる先輩方が卒業していきましたけれども、その分、後輩は良い感じに育ってきている、という印象があるので、人員は足りていないけれども、人材が足りていない、という印象はなかったです。

きょんこ卒業で、低音が格好良い声、という強みが抜けてしまった感はありましたけれども、歌が巧い、という観点からすれば、先日のひなた坂ライブでも、みくにんがバチコリに存在感を発揮してくれましたし。

むしろ、4期生が先輩となる事で自分たちがより一層頑張っていかなければならない、という想いで、より強くなっていく事が楽しみです。

あとは多分、グループの年齢的な部分で、もう少し高校生ゾーンの厚みを出しておきたいのかな、とも思います。

自分みたいなある程度年齢を重ねて、自称が「おじさん」のゾーンに突入してしまえば、15歳も20歳も、親戚の子、くらいの感覚になってしまうので、高校生を神聖視する事もないんですが、やっぱりあの頃の青春感って幻想を抱くには最適な時期なので、その年代で、アイドルに、日向坂に憧れて、グループに加入して、日向坂を楽しんでくれる子が居てくれると、"若い子にとっても、良いグループ"なんだな、というのを感じます。
なんせおじさんなので、若者受けをちゃんとしているのか心配になってしまうんですよね。ひなあいの10代の視聴者が少ない、というの、自分は好きではあるんですが、やっぱり若者受けの観点で危機感が拭えないので…。

当時も、いや、今も十分にフレッシュ!ではあるのですが、たまちゃん、こにしん、りおたむのゾーンもあっという間に20歳になってしまいましたし。子どもの成長は本当に早い…。
しょげかほは今年LJKなので、来年にはJKがりなし単独になってしまうので、青春要素の補強として、高校生のボリュームがもっと増すと良いなと思いました。

年齢はほうっておいても勝手に重なっていきますけれども、若い層はどんどん積極的に迎え入れていかないとですからね。

4期生大好きおじさんとしての皮算用

自分が「オーディションするの早くない?」と感じた理由として、やっぱり心の準備が出来てない、という自己分析が大きく起因します。

まだまだ4期生にワクワクしていたい。

4期生に激ハマりしたのが去年なので、今年もめちゃくちゃ4期生の活動が楽しみだし、なんなら来年のひな誕祭も既に楽しみだったりしています。
だから、そのワクワクを期待したまま、5期生へ愛情の分配を、ちゃんと出来るかが不安です。

日向坂4期生、櫻坂3期生の加入を経験して痛感した事として、自分のキャパシティはもうカツカツだなと。
それまでは割と余力がある状態で推し活が出来ていたと思うのですが、去年の4期生大好きスイッチオンをきっかけに、かなり重心が日向坂4期生にかかってしまいました。
ぶっちゃけますと、櫻坂3期生に関しては、贔屓の子たちを追いかけるので精一杯です。

なので、櫻坂3期生にリソースを全然割けられていないくらいにいっぱいいっぱいなので、そこに新メンバー加入は、マジでどうなるか不安です。
今のうちから巧く心を整理整頓しておかないとな、と思います。

それでも本当に、4期生を追いかけるのが楽しくて仕方ないから困った困った…。
これからの未来が拓けてると感じる子たちも楽しみだし、まだこれから光り輝くであろう子たちの勝利のヴィジョンが実現するのも楽しみです。

4期生のタイムリミット

今回の映画『ゼンブ・オブ・トーキョー』や、武道館公演3Daysなどは、オーディションと突き合わせると、明確なタイムリミットが来たな、という印象。
個人的には4期生は、これだけ色々な事をやらせてもらっているのは、優遇されているというよりも、課題を与えられている、という印象です。

新参者も、5回目のひな誕祭も、見守ってきて良かった、という手応えはしっかりあります。
しかしながら、もっともっと見つかっていいハズが、まだまだ見つかりきってない、という印象も同時にある。
もうひと回り、ふた回り、もっともっと内に秘めた力を爆発させないといけない、というところで、色んなことをさせて、追い込んで追い込んで、その瞬間を待っている、というように思いました。

まあ、その瞬間のために、もっとじっくり手塩にかけて育てて良いんじゃないか、とも思うのですけども。
若干、荒療治な形になってしまいましたけれども、ここでなんとか踏ん張ってほしいと強く願います。

このオーディションのスケジュール感だと、12月ごろには加入するメンバーが決まるんじゃないかなと思うので、それまでに各々が、5期生の上に立つに値する人間になれるように、自分がここに居ることが相応しい人間であると証明できるようにするのが、今の4期生の命題なんじゃないでしょうか。

4期生のイマニミテイロ

武道館ライブの決定に対して、ネガティブな意見もいくつか見てしまったりしたんですが、結局、その道は、先輩たちも通った道だったりするんじゃないかな、と思います。
自分は1stアルバム発売後におひさま化したので、リアルタイムで苦しい時期を見守った訳ではなく、勝手な想像ではありますが。

だから、4期生のパワーを、武道館ライブで120%、否、200%以上発揮して、「私達は日向坂46だ!」という事を証明してほしいと願ってやみません。

「4期生やるじゃん」じゃなくて。
「4期生凄い!」と言わせてやる。
そんな最高なライブを期待しています。

4期生の気持ちを届ける熱さは、今でも十分強いと思うので、あんまり心配してはいないですけれども、先輩たちと過ごした選抜、ひなた坂で得た経験を、その気持ちの熱さと融合させて、もっと進化したパフォーマンスで、色んな人たちの気持ちを熱くしてくれることを期待しています。


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