自分のRTA録画・配信環境

自分のRTA環境を暴露します。
自分は実況はしないのでマイク関連は触れません。手元の撮影などもありません。(最近はマイクオンで配信してますがあまり拘ってないので省略します)
2023/02/07追記:2022年頃からマイクとカメラを本格的に導入したので追記します。
配信画面にはLiveSplitの画面を載せつつ、録画データにはゲーム画面のみをキャプチャするようにしています。
使用ソフトはアマレコTVで画面表示・録画、OBSで配信、Aviutlで記録動画の編集という感じです。
取り扱うプラットフォームはGC・Wii・WiiU・Switch・3DSです。
ソフトの使い方についてはいろいろありすぎてちょっと書くのが難しいです。

使用PC
DAIV-DGZ520
CPU: Core i7-8700K
グラフィックス: GeForce GTX 1050
メモリ: 16GB
ストレージ: SSD 480GB / HDD 3TB

モニター
PC画面: ASUS VZ229H
ゲーム画面: ASUS VX228H → Acer Nitro QG221QHbmiix (2023年8月に変更)

マイク
Blue Yeti X

カメラ
ロジクール C922n

アナログ端子(GC・Wii)の場合

使用機材
・ゲーム機一式
・専用S端子ケーブル
純正品を使ってますがサード製でもOK
RadioShack製の分配器
RetroTINK-2X
電源供給用にMicroUSBケーブルが別途必要です
GV-USB2
S端子AVケーブル×2

現状ではこれが快適にRTAできる・高画質で録画できる・そんなに高額ではない環境だと思います。
RetroTINK-2Xは低遅延でモニターに映像を表示するためのアップスキャンコンバーターです。
この手のものは他にフレームマイスターがありますが、RetroTINK-2Xの方が遅延が少ないのでオススメです。
どちらも試しましたがフレームマイスターは体感1~2フレームの遅延を感じたのに対しRetroTINK-2はほぼ感じませんでした。
もちろんブラウン管があるならそれを使う方が遅延が少ないです。(ブラウン管との比較はしたことないのでどれくらいかは分かりません)

RadioShack製の分配器を使ってRetroTINK-2XとGV-USB2に分配していますが、RetroTINK-2XからHDMI分配器を使ってHDMIキャプチャボードとモニターに分配するという方法もあります。
この方法ではインターレース解除をRetroTINK-2Xで行えるのでエンコードの負担が減るというメリットがある反面、
RetroTINK-2Xのインターレース解除は簡易的なものなので、AviSynthを使った本格的なインターレース解除と比較すると少し画質が劣ります。
配信で使う分にはほぼ問題ないでしょう。
自分は録画データは高画質で残しておきたいのでGV-USB2でインターレース解除前の映像を録画しています。

GC・Wiiはコンポーネント出力が可能ですが、480p映像のキャプチャはいろいろ難しいのでオススメしません。

ゲームボーイプレーヤーを使う場合、Game Boy Interfaceというものを導入すると良いです。
詳しくは各自で調べてください。
また、純正のGCコントローラでは操作が困難なので、変換機を使ってSFCのコントローラなどを使うのがオススメです。

HDMI(WiiU・Switch)の場合

使用機材
・ゲーム機一式
・HDMIケーブル×3
グリーンハウス製のHDMI分配器
Intensity Pro 4K

HDMIは機器の相性があるので、不具合が起きやすいです。
Intensity Pro 4Kは業務用のキャプチャボードなので、初心者には全くオススメできません。
Intensity Pro 4Kにはパススルー用(?)のHDMI出力端子がありますが、遅延が酷いので使いものになりません。
Intensity Pro 4Kに繋げる前に別の分配器で分配しましょう。
Intensity Pro 4KはアマレコTV3に対応してないっぽいのでアマレコTV4を使っています。

HDMIキャプチャボードはたくさん種類がありますが、RTAで使う・アマレコTVで録画するとなると選択肢は限られてきます。
まずアマレコTV側でビデオソースのフレームレートを59.94fpsか60.00fpsかを選択できるものが望ましいです。
この条件に当てはまるのは自分が知る限りだとIntensity Pro 4KとGV-USB3/HDしか知りません。(他にもあると思いますが情報少なすぎ問題)
映像信号が59.94Hzなのにビデオソースの設定が60.00fpsだと、アマレコTV側で音ズレ修正をしてくれるのですが、
その弊害で動画時間がリアルタイムと若干ズレてしまいます。(1~2時間につき1秒くらい、自分の環境だとこうなったとしか言えないので再現性があるかは分かりません)
その場合RTAの記録としてどうなるかは完全に各々のコミュニティの判断によりますが、なるべく避けるに越したことはないです。
ちなみに、WiiUは59.94fps、Switchは60.00fpsなので気を付けましょう。

昔はWiiUゲームパッドの映像をキャプチャする方法があったようですが、今は多分どこも扱ってないです。

3DSの場合

使用機材
オプティマイズ製のキャプチャボード付New3DSLL
・USBケーブル(キャプチャボードに付属)

3DSの場合はオプティマイズ製の3DSキャプチャボードを使用します。
取り付け代行サービスがあり、本体を送ればキャプチャボードを取り付けてもらえます。
基本的にはそれで取り付けてもらった方が良いでしょう。

3DSのキャプチャは専用のビューワーソフトを起動し、それをアマレコTVやOBSでウィンドウキャプチャするという形になります。
3D映像のキャプチャ方法は自分もよく分かりません。
ちなみに、3DSにヘッドホンを付けるとヘッドホン用の音質に変わります。
また、一般的な動画ではアスペクト比が16:9ですが、3DSは二画面という性質上画面の配置レイアウトには悩まされます。
自分は高画質を維持したいので、RTAの記録動画ではなるべくアンチエイリアスの処理をかけずに整数倍で拡大しています。
YouTubeでは720p以上でないと60fpsの動画にはならないので、拡大しないといけないのが厄介です。

参考文献

・分配器 | RTAPlay!
https://rta-play.info/tools/splitter/

・【VOICEROID解説】茜ちゃんが教えるインターレース解除【次世代機編】
https://www.nicovideo.jp/watch/sm33546392

ソフトウェア

・アマレコTV
http://www.amarectv.com/

・OBS
https://obsproject.com/ja

・AviUtl
http://spring-fragrance.mints.ne.jp/aviutl/

・AviSynth
http://avisynth.nl/index.php/Main_Page

いいなと思ったら応援しよう!