白木

三児の母。 元非常勤図書館司書。 現在専業主婦。

白木

三児の母。 元非常勤図書館司書。 現在専業主婦。

最近の記事

魔女の宅急便

先日の金曜ロードショーは魔女の宅急便でしたね! 娘たちはあんまり興味がないようでしたが、母はなんだか恋しくなって録画しておきました。 実家に行けばビデオがあるとは思うのですが、なにせ再生デッキがないのよね。 娘たち、ビデオテープって知ってるかしら。 まあ知らなくても良いでしょう。 情報の授業で少し覚えることもあるでしょうが、その程度ですからね。 そうそう、今まで書いてきた文章を読んでみたのだけれど、少し訓戒的すぎたと反省しました。 母はね、もっと適当でミーハーな人間です。

    • これは王国のかぎ

      さあ、また随分日が空きました。 ねーねの卒園式が近くて、母は毎晩ダイエットに勤しんでいるのです。 どうしても着たいワンピースがあるのだけれど、ちょっと難しいかも知れなくって。 ……ごめんなさい、見栄を張りました。 無理なの。 今の母では全然似合いそうにないの。 だからね、痩せる!ってタイトルがついてる動画に片っ端から飛びついて、どうにかこうにか痩せて見えるように努力してるの。いま。 そう、痩せて見えるようにね。 母は別に本当に自分の体重を気にしているわけではありません。

      • 初めて出会った本のこと

        さて、少し時間が空きましたね。 自分の本棚を目の前に、次はどの本のことをお話しようかずいぶん迷いました。 結局、決めることができませんでした。 それよりも、あなたたちと読んだ本のことを記録しておきたいと思ったのです。 あなたたちが知らない、あなたたちの本の話。 そういうのを知っておくのも悪くはないでしょう。 今からはあなたたちとの読書の思い出をお話していきます。 はらぺこあおむし (エリック・カール著,もりひさし 翻訳) この本は、ねーねが生まれたときに母の親友から頂い

        • さよなら、「いい子」の魔法

          さて、娘たちに本のお話をするとして、最初はなにがいいかしらと一晩考えました。 荻原規子、梨木香歩、上橋菜穂子、いややっぱり小野不由美……。 魔女の宅急便も好きだし、ジブリの映画にもなっているから分かりやすいかしら。 それでいったらハリー・ポッターシリーズは外せないけど、でもこのタイミングではなさそう。(なにせ、長くなりそうだもの) いろいろ悩んだけれど、やっぱりね、母は一番ショッキングだった本から始めようと思います。 それがこれ。 さよなら、「いい子」の魔法 (ゲイル・

          娘たちへ

          いつかこれを読む三人の娘たちへ。 母はいま、授乳の合間の虚ろな夜のなぐさめに 急に思い立ってこんな場所にものを書き散らすことを思いつきました。 どうしてかって、最近母はねーねの質問に全然答えてあげられないからです。 「おかーさんって、どんな子だったの」 「どんな遊びしてたの」 「なにが好きだったの」 さあ、どんな子だったんでしょう。 どんなふうに遊んでいたんだっけ。 どこで、だれと、どんなふうに ……。 わかりません!忘れました! あなたたちは信じられないでしょうが